竜狩り奇譚

只野誠

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竜狩り奇譚

竜狩り奇譚:【第十五話】戦いの結末と隠していた切なる願いと戦士の願い

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 竜がギョームを狙い首をもたげた瞬間、コラリーは喉から抜けるように頭部に向けて竜殺しの槍を突き出す。
 コラリーの狙い通り、喉から顎の下あたりまでを切り裂く。
 が、浅い。
 少々竜の頭の位置が高すぎた。
 それでも竜は血を噴出させ怯む。
 コラリーは素早く槍をひいて、今度はその長い竜の首、その付け根を斬り付ける。
 竜の鱗そのものを容易く切り裂くことができる竜殺しの槍であるならば、竜の鱗がはじけ飛ぶこともない。
 さらに走り寄ってきたギョームが血まみれになりながらも竜の頭に斧槍の強烈な一撃を叩き込む。
 一見してコラリー達が竜を一方的に攻撃しているように見える。
 それはそうなのだが、竜に反撃を許したら今度こそ確実に死者がでる。
 そして、それは手数の減少を意味し、さらなる竜の反撃を許すことになる。
 そうなれば、コラリー達に勝ち目がない。
 コラリー達の勝ち筋は攻撃し続け、竜に反撃させずそのまま殺しきるしかない。
 それがわかっているからギョームは己が傷つくことを顧みず攻撃し続けているし、コラリーも竜の反撃の目を一つ一つ潰していっている。
 コラリー達のほうこそ、綱渡り状態で竜と戦っているような状態だ。
 それにまだ竜には余力がある。
 多少、鱗を突き破った攻撃を与えたところで、竜は皮も非常に分厚く強靭だ。
 竜に血を流させたのは、カディジャの口蓋垂と目を矢で打ち抜いたときと、コラリーの先ほどの攻撃だけだ。
 サイモンの投擲した槍は当たり所が悪く、刺さりはしたが大した傷になってはいなく、竜が血を流すこともない。想像以上に竜の皮は分厚いようだ。
 それ以外は、鱗に阻まれほとんど傷になっていないのが実情だ。
 特に頭部の鱗は固く、さっきのギョームの一撃ですら、その鱗すら破壊するに至ってすらいない。
 ただ竜とてその衝撃をすべて殺せていたわけではない。
 竜は斧槍で頭部を強打されたことでその身を怯ませる。
 そこへ、ギョームが先ほどまで滅多打ちにし鱗をさんざん破壊した箇所へと、銀の槍が今度こそ深々と突き刺さる。
 サイモンの常識を逸した怪力で投げられた槍は、正確にギョームが鱗を破壊した箇所へと投擲されたのだ。
「ぐふっ、本当に弓などいらなかったではないか……」
 血を吐きながらギョームが頼もしそうに言った。
 今の一撃は竜の体に深々と突き刺さっている。恐らく竜の内臓にまで達した傷となっている。
 鱗に守られてた竜に、恐らくは生まれて初めての激痛を与える。
 銀の槍の突き刺さった場所は竜の右肩あたりで、これでは竜もまともに右手が使えない。
 火の吐息を吐こうにも喉袋は激しく破れ、火を吐きだすこともできない。
 また湖の精霊の力の籠った武器で何度も攻撃されたため、竜の体内の火の因子が激減してしまっている。
 火を噴くどころか、体を動かすのも竜にとってだるくなってきている。
 それでも竜は残された力は存分にある。
 まずは目の前の二人を薙ぎ払うべく、竜はその身を回転させ大きな刺々しい鱗に覆われた尻尾を振るおうとする。
 遠くから竜を観察していたサービはその竜の動作にいち早く気づく。
 ただコラリーとギョームは、竜の左手や頭部の動きに気を取られて気づいてない。
 サイモンも流石にスタミナ切れで次弾も間に合いそうにない。
 いくらサイモンが怪力だからと、あれほどの威力で槍を投擲するには極限まで力を込めなければならない。
 大弓ほど連続で攻撃できるものでもない。
 それらをすべて理解しているサービは即座に決断する。使うときが来たのだと。
「遥か天より見下ろす我らが主よ。我の願いを聞きとどめ、愚かなる竜に真の鉄槌を! 神罰執行祈願」
 サービは今まで使っていた回復の祈祷を止め、早口で神に祈る。
 竜が尻尾を振ろうと体を回転させた瞬間、空が輝き、一筋の光が降り注ぐ。
 その一筋の光は竜の尻尾を正確に打ち抜く。
 激しい閃光と衝撃が辺りを包み、塔を揺らす。
 その衝撃で竜の尻尾がはじけ飛ぶところをサービは確認する。
「どうですか、拙僧の奥の手、神撃の奇跡ですぞ」
 そう言ったままサービは前方に倒れ込む。
 次に目を覚ますことがあるかどうか、それは仲間達に託すしかない。
 コラリーとギョームの神撃の奇跡の衝撃に巻き込まれはしたものの、それにより傷を負ったわけではない。
 ただその衝撃で床に投げ出されはした。
 コラリーが即座に立ち上がって現状を把握しようとする。
 ギョームはいくつもの竜の鱗が鎧の上から突き刺さっており、まだ床に倒れ込んだままだ。
 もう立ち上がる体力も気力も尽きていてもおかしくはない。
 倒れ込んだその場に血だまりができていく。
 それどころかそのまま死んでいてもおかしくはないほど体に竜の鱗が刺さっている。
 そして、コラリーの体に火傷の痛みが戻ってくる。
 もう大した痛みではないが、最初に竜の火ををくぐった時に火傷をだいぶ負っていたようだ。
 竜を見ると尻尾が千切れている。
 それがサービの神撃の奇跡の結果であることがわかる。
 恐らくは尻尾で薙ぎ払われようとしていたところを救われたのだろう。
 しかしこれで、もうサービの補助を受けることはなくなったはずだ。
 サービの話では失神しているはずだ。
 ギョームに神域魔術をかけ、ギョームの怪我を治すか、このまま竜を攻撃するか、コラリーは一瞬迷う。
 しかし、自分の神域魔術ではサービの神域魔術に遠く及ばない。
 また多少ギョームの怪我を治したところで、もうギョームが立ち上がれはしない。
 なら、竜を倒した上で、落ち着いてギョームの怪我の治療をしなければならない。
 コラリーは再び竜に立ち向かう。
 片目を、喉袋を、右腕を、尻尾を、失った竜が怒りに満ちた目でコラリーを睨む。
 コラリーが槍を構え竜を向き合う。
 軽装のコラリーでは、いや、重装備であっても竜の攻撃、その棘のように鋭いはじけ飛んだ鱗に当たっただけでもカディジャ同様に重症となる。
 あれだけ鱗を身に受けながらも動けていたギョームの方がおかしいのだ。
 そのギョームも今は床の上でぐったりとし、その全身から血を流して倒れている。
 残りはコラリーとサイモンしかいない。
 竜と正面から向き合うコラリーだが攻めあぐねている。
 そもそもリーチが違う。それに全身に生える逆立った竜の鱗自体が一撃必殺の凶器のようなものなのだ。
 今までなんだかんだで竜を攻撃で来ていたのは、連携して竜の隙を突き続けていただけに過ぎない。
 正面から対峙してしまえば、竜にとって人など敵には本来なりえないのだ。
 ここまで竜を追い込めたこと自体が素晴らしい功績なのだ。
 そのことが分かっているコラリーは生きた心地がしない中、竜と睨み合い対峙する。
 それでもコラリーが諦めないのは、この竜殺しの槍であるのならば、難しいかもしれないが刺し違えることすら可能だからだ。
 コラリーにはそこまでしてでも竜を殺さなければならない理由を持っている。
 コラリーは腰を深く落とし、次の一撃にすべてをかけるつもりでいる。
 狙うは竜の心臓。そこまで竜殺しの槍の刃が届けば、どうにかなるはずだ。
 竜とコラリーが共に相手の命を奪う一撃を繰り出そうとしていたその瞬間、その音は聞こえて来た。
 カッカッカッカッ! と、甲高い音を立てて、石材の上を走るハイヒールの音を響かせて。
 サイモンが両手に銀の槍を持ち、竜に向かって突撃してきていた。
「フォアァたぁ!!」
 そんな掛け声と共に、突撃と共にまずサイモンの右の銀の槍が突き出され、竜の横っ腹に突き刺さる。
 竜からしても、完全に意表を突かれた渾身の一撃だ。
 はじけ飛んだ鱗に当たりサイモンの肉体を切り刻み血塗れになるが、サイモンはかまわずにすぐに左手に持つ銀の槍も竜に突き刺す。
 それだけでは終わらず、背中に背負っているまだ数本残っている銀の槍を構えなおし、竜に次々と刺していく。
 竜もたまらず後ずさる勢いだ。
 コラリーがその隙を逃すわけはない。
 竜の心臓、は確実ではない。
 厚い筋肉と肋骨に守られている。この短い槍では心臓まで届かない可能性がある。
 今、狙うなら竜の頭部、脳だ。
 下顎の辺りから脳天まで竜殺しの槍を突き刺せば、流石の竜とて絶命するはずだ。
 竜が完全にサイモンに意識を奪われている今なら、それができる。
 コラリーはそれを確信し素早く竜に駆け寄り、そのまま竜の胸を蹴り上がって竜の下顎へと槍を突き刺す。
 蹴り上げた瞬間、竜の鱗がコラリーの足を貫きはしたが、コラリーもそれは覚悟の上だ。
 痛みを堪え全身全霊をもってこの機会にすべてをかける。
 この足ではコラリーも、もうまともに動けない。
 これが最後のチャンスだ。
 そうして、突き出した槍は竜の下顎から脳天までを貫く。
 竜の全身が跳ね上がる。
 かなりの高所からコラリーが落下する。
 それをサイモンが走り込んできて抱きかかえるように受け止める。
「ありがとうございます」
 コラリーはそう言ってすぐにサイモンから降りる。
 照れていたわけではない。先にやることがある。
 竜のことも見ずに今は倒れ込んでいるギョームのもとへ足を引きずりながらも行き、神域魔術を使う。
「遥か天より見守りし我らが神よ。我が願いを聞きとどめ、この者に癒しを与えたまえ! 神域回復祈願」
 ギョームの傷が一番深い。
 恐らく一刻の猶予もない傷のはずだ。
 サイモンも全身血塗れではあるが、内臓など急所が傷ついているわけではない。
 カディジャも重症ではあるが、既にサービの使った奇跡で傷はふさがり血はすでに止まっている。
 サービにいたってはただの気絶だ、そのうち気が付いてくれることだろう。
 しかし、ギョームの傷は深い。鋼鉄の鎧を貫きいくつかの刺々しい鱗が今もギョームの体に突き刺さっている。
 その一本一本が目の粗い鑢のようになっており、無理に抜こうものなら周辺の肉もろとも削ぎ取ってしまうようなものだ。
 そんな鱗が何本もギョームの体に突き刺さいっており、そのうちの二本は完全に急所と言える場所に深々と刺さっている。
 よくこんな状態で動けていたものだ。
 常人ではすでにもう何度も死んでいるような重症だ。
「ギョームさんは大丈夫ですか?」
 自身も自らの血で血塗れになっているサイモンがコラリーに語り掛ける。
 神域魔術を使っては見たものの、コラリーにはすでに手遅れに思える。
 けれども、ギョームの息が止まったわけではない。
 しばらく回復の奇跡を使っては見たが、ギョームに変化はない。
 このまま、ギョームの息が止まってしまうのではないか、コラリーもサイモンもそう思った時、
「もうよい、やめろ。ワシには不要だ。他の人間に使ってやれ」
 そう言ってギョームが目を覚ました。
「ギョーム様!」
 そう返事ををするがコラリーは回復の奇跡を止めるつもりはない。
 今この奇跡を止めたらギョームの命は恐らくない。それほどの深手だ。
「あの衝撃はなんじゃ? 竜はどうした?」
 床に寝たままギョームはコラリーに確認する。
 とはいえ、大体予想は付いている。竜が生きていたらこんな悠長に回復の奇跡を使ってはいられない。
「衝撃はサービ様が神撃の奇跡を使ってくれたからです。あれがなければ尾で薙ぎ払われて我々は終わってました」
「そうか、なら、サービは気絶してるのか?」
 その衝撃のおかげで気絶していたのだが、という言葉をギョームは飲み込んだ。
 確かにあの場で竜の尻尾で薙ぎ払われていたら、全滅は避けられなかったはずだ。
「恐らくは?」
「ええ、階段のところで倒れたままです」
 サイモンがそう答える。
「そうか、感謝を伝えといてくれ」
 ギョームは少し遠い目をしてそう言った。
「それは…… ご自分の口から伝えてください」
 すべてを悟ったようにコラリーがそう言うが、ギョームはそれを鼻で笑う。
 そして一応は確認しておく。
「竜はどうした?」
 そう言われたコラリーは初めて竜の方に目をやる。
 竜は屋上の床に横たわったままピクリともしない。
 頭のてっぺんから竜殺しの槍が突き出ている。あれでは竜も生きてはいまい。
「しっかりと仕留めました」
「そうか、ならサービとは会わんな。会わん方が良い」
 そう言って、ギョームは斧槍を杖代わりにして立ち上がった。
 その足取りはコラリーが想像していたよりもしっかりとしている。
「ギョーム様、まだ寝てなければ」
「大丈夫じゃ、ワシはこんなことで死なん。強がりじゃなくてな。さあ、やることがある。竜を捌くぞ」
 その言葉に、コラリーの表情が変わる。
 その表情はとても冷酷な物だ。
「何が目的ですが」
 コラリーは感情を押し殺してギョームに問う。
「その表情は場合によりワシともやり合うことも辞さなそうじゃな?」
「……はい」
 コラリーはギョームの眼をしっかりと見てそう答えた。
「死ぬのはお前の方じゃぞ? コラリーよ」
 そう答えるギョームからはとんでもない威圧感を感じる。この深手を負ってなお、底知れぬ力を感じさせる。
「だとしても譲れないものがあります」
 コラリーもそう答える。
「なんじゃ、おまえも訳ありか。ワシの目的は竜の心臓じゃ」
 ギョームのその答えを聞いて、コラリーはホッと胸を撫でおろす。
「そう…… ですか、私の目的は肝臓の方です」
「肝臓か…… 貴腐病か?」
 ギョームの知識でも竜の肝臓が必要となるのはそれくらいだ。
 珍味として食べる場合もあるが、それにしては命を張りすぎている。
 竜の肝臓はある呪いじみた不治の病の唯一の特効薬となる。
「はい、後継ぎである弟が……」
「ハッ、なるほどのぉ。そりゃ言えんわな。貴腐病は基本的に不治の病じゃからな。それで王都、あの場所にいたのか」
 ギョームもすべてを納得する。
 婚約を破棄したかったのも、竜を倒して肝臓を手に入れたかったのもすべて、マッソン家存続のためだ。
 納得がいく話だ。
 例え、弟の病気が竜の肝臓で直らなかったとしても、決まっている婚約を破棄し、コラリーが婿をとればマッソン家は存続することができる。
「竜の肝臓で貴腐病が治るというのは……」
 コラリーのその言葉が、それを裏付けるものとなる。
「本当じゃ、確実に治る」
「そう、ですか……」
 そこで、ギョームは少し考える。そして決心する。
「そう言えば、ワシの願いだけ言っておらんかったな。ワシが王へと願ったことは、竜を殺した後は、ワシに関わるな、じゃ」
「え? どういうことですか?」
 意味が分からずコラリーが聞き返す。
「ワシが竜の心臓を喰えばわかる」
 そう言ってギョームは笑って見せた。
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