AIと十字館の恐怖

八木山

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水場

ターン8:会話

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▼深淵を覗くもの

主人公は浴槽にいる少女に話しかけようとするが、ふと誰かの視線を感じる。
・・・換気扇から、いくつもの目がこちらを覗き込んでいるではないか。
ファンの隙間からのぞく口元には不気味な笑みを浮かべ、少女を観察している。
主人公の心臓は激しく鼓動した。
不審者の素性こそわからないが、幼い少女を覗くなんて最低な行為だ!
と同時にその得体の知れなさに恐怖した。



選択肢1:助けを呼ぶ
大声をあげて威嚇し、そのまま換気扇の向こうに助けを呼ぶ。
不審者を逃さずに捉えようとする。

選択肢2:不審者の視界を遮る
紐を引っ張れば換気扇のシャッターが下りることに気が付いた。
不審者を咎めるより先に、少女を守ろうとする。

選択肢3:不審者と対峙する
義憤に駆られて、不審者に対峙しようとする。
何者かがなぜ少女を覗いているのかを尋ね、その謎を解明しようとする。

▼主人公の選択
選択肢2:不審者の視界を遮る

主人公は換気扇のシャッターを引っ張り不審者の視界を遮ることで、少女を守ることを優先します。

▼結果 直感(40>=66):失敗

変態め!消えろ!・・・これでよし。
少女は何も気づいていないのか、浴槽でゆらゆらと揺れるだけだった。

▼調査結果 直感(40>=78):失敗 交渉(55>=19):成功

少女はこちらを経過愛する様子はまるでないらしい。
無邪気に何かをブクブクと言っている

「・・・『どうしたの?あの赤い本は持ってないよね?』って?」

主人公が聞き返すと、小さくコクリと少女は頷いた。

「ああ、持ってないが・・・」
『ちゃんと捨てた?』

(捨てたかと言われると・・・)
彼女は主人公を別の誰かと勘違いしているのではないか?


▼主人公は以下の行動を選択することができます

1.少女に自分のことを正直に伝える
2.少女に『捨てた』と伝える
3.トイレを調べる
4.洗面台を調べる
5.彼女を風呂から引き上げる
6.ほかの部屋に移動する

▼選択
1.少女に自分のことを正直に伝える

主人公は少女に自分のことを正直に伝えようとします。
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