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第四章. 英雄王子と花嫁狩り
065. 弱すぎた過去
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『ねぇ、何でおウチ出てかなきゃならないの?』
夕暮れの中。母親と手をつないで歩く幼い少女。
背中の小さなリュックはパンパンで、開け口からはクマのぬいぐるみがはみ出ていた。
不安そうな少女の視線を受けた母親は、困ったような笑顔を返す。
『ごめんね純花。今のおウチ、別の人が住むことになっちゃったの。だから新しいおウチに住まなきゃならないの』
『えっ。何で? 私、お引越しヤダ』
『うん。ママもお引越ししたくないなぁ。けど今はちょっと難しいの。一緒に我慢しよ? ね?』
母の言葉を受け、「うん……」と不承不承といった様子で頷く子供。幼いなりに何か感じたものがあったようだ。
しばらく黙ったまま歩く二人だが、ふと何かを思い出した子供が口を開く。
『ねえ。パパは? 私たちがおウチにいないとパパ、どこに帰ればいいか分かんなくなっちゃう。パパってば馬鹿だもん』
『こら。パパを馬鹿なんて言わない。とても素晴らしい方なのよ?』
『けど変な事ばっかりするし。ねえ、やっぱり帰ろ? パパが迷子になっちゃう』
うーん、と悩む様子を見せる母親。何を言おうか考えている様子だった。その姿を見た子供は何かを察してしまう。
『ねえ、もしかしてお金無くなっちゃったの?』
『純花』
『パパがどっか行っちゃったからお金が無くなって。だから出てかなきゃならないの?』
『純花……』
さらに悩んでしまう母親。子供には言いづらい何らかの事情があるのだろう。
それが子供の言う通りかは不明だが、彼女自身は当たりと考えたらしく、必死な顔で主張。
『なら私がお金稼ぐ! イノシシとか熊とかたくさん取ってくる! 一匹で百円玉十枚くらいもらえるかな? なら百匹くらいとってくれば、えーと……』
『純花』
『とにかくたくさんお金もらえるよ! だからお引越ししなくても……』
苦笑したまま見つめてくる母親。どうやら駄目らしい。子供は声を落とし、しゅんとなった。
『気持ちは嬉しいけど危ないことしちゃダーメ。そういうのはパパと一緒の時だけって約束したでしょ?』
『うん。けど……』
『純花みたいな小さな子がイノシシなんて売ってたら悪い人に捕まっちゃうかもしれないの。ママ、純花までどっか行っちゃうのは嫌だなぁ。純花は?』
『ヤダ……』
下を向いたまま、ぼそり呟く。少し涙声であった。彼女の様子に母親はちょっと焦った顔をした。
『ご、ごめんごめん。大丈夫。普通にしてれば悪い人なんて来ないから。来てもママが追い払うから。こう見えてママは強いんだから』
『……パパより?』
『パパまでは無理かなー』
その言葉を聞いた子供はぐすぐすと泣き始めた。失敗を悟り、さらに焦る母親。「えーと、えーと」とワタワタしながら言葉を探していた。
彼女が考えている間に子供の感情はさらに高まり、号泣になっていく。
『パパどこいったのぉ!? おうち、おうちに帰りたいよぉ! おうちがいいよぉ! パパぁ!』
『純花……』
「……か……スミカ。ねえスミカ」
ゆさゆさと揺さぶられ、意識が覚醒する。目の前にあったのは心配そうにしているリズの顔。
ぼんやりと周囲を見れば見慣れぬ部屋だった。ヘンリーの家の一室だ。
あの後、純花たち一行は彼の家に泊まっていた。周囲へ正体がバレるのを避けたい彼女らと、借金取りの逆襲が怖いヘンリーの思惑が一致した形だ。向こうのベッドではレヴィアとネイがすやすやと眠っている。
「あ……リズ……。……何……?」
「あ、いや、何か苦しそうだったから。大丈夫? 怖い夢でも見た?」
微睡んだまま問いかける純花に、リズは答えた。
ドロワーズの可愛らしいパジャマにナイトキャップを被った少女。その姿に思わず母を幻視してしまい、ぎゅっと心が締め付けられる。
「! そっか。家族の夢でも見たんでしょ」
「うん……」
あまり頭があまり働いておらず、素直に返してしまう。相手がリズという事もあるのだろう。レヴィアやネイと違い、彼女には母性というものがある。今も純花の頭を優しく撫でて慰めてくれているくらいなのだから。
その答えを聞き、リズはかすかな笑みを浮かべた。
「わかるわ。私も……たまにそうなっちゃうから」
「……リズも?」
「うん。妹がいたの。すごく大事な子」
妹。
成程、彼女の面倒見の良さはそういうところからも来ているのか。しっかり者な姿は確かに姉という感じだ。
「ちょっとした理由で離ればなれになっちゃって。今はどこにいるか分からないけど……そういう意味だとスミカと同じね。大好きなお母さんと会えなくなっちゃって」
辛い過去。普段そういった姿は全く見せず、語りもしないリズ。恐らく純花を気遣う為に話すことにしたのだろう。同じ境遇の者がいるというのは、時に慰めとなるからだ。
彼女の言葉に純花はぼーっとしたままつぶやく。
「……探したりしないの? 妹」
「うん。探してる。冒険者やってるのもそれが理由。けどずっと見つからなくて……ちょっと諦めかけてる感じかな」
「……そうなんだ……」
「ええ。私はそうなっちゃったけど、純花には諦めて欲しくないの。会えるといいわね。お母さんに」
「うん……」
リズは純花の髪を梳きながら言った。その言葉に素直に頷く。
切ない感覚は続いているが、すごく心地よい。このままもう一度寝てしまいそうだ。
けれどもうあの夢は見たくない。弱すぎた自分。何一つできなかった自分。その姿を思い出したくない。
「そんで会えたっていうのに、コイツは……! レヴィア、起きなさいよ……!」
「んがっ……! ……何……?」
「純花が泣いちゃってるのよ……! どうにかしてあげなさいよ……!」
小声なれど怒りを秘めた声でリズはレヴィアを起こす。
ぼけーっとしながらも起きたレヴィア。「仕方ねーな」と言い、純花の元まで歩く。そして彼女のお腹を優しくぽんぽんし……
(あ、これ……)
子守歌。どこかで聞いた覚えのある、懐かしさを感じる歌。
何故異世界にこの歌が? 一瞬そう考えた純花だが、耳に響く音色とお腹に伝わる心地よさには勝てない。そのうち彼女は、すーっと安心したように再び眠りについた。
夕暮れの中。母親と手をつないで歩く幼い少女。
背中の小さなリュックはパンパンで、開け口からはクマのぬいぐるみがはみ出ていた。
不安そうな少女の視線を受けた母親は、困ったような笑顔を返す。
『ごめんね純花。今のおウチ、別の人が住むことになっちゃったの。だから新しいおウチに住まなきゃならないの』
『えっ。何で? 私、お引越しヤダ』
『うん。ママもお引越ししたくないなぁ。けど今はちょっと難しいの。一緒に我慢しよ? ね?』
母の言葉を受け、「うん……」と不承不承といった様子で頷く子供。幼いなりに何か感じたものがあったようだ。
しばらく黙ったまま歩く二人だが、ふと何かを思い出した子供が口を開く。
『ねえ。パパは? 私たちがおウチにいないとパパ、どこに帰ればいいか分かんなくなっちゃう。パパってば馬鹿だもん』
『こら。パパを馬鹿なんて言わない。とても素晴らしい方なのよ?』
『けど変な事ばっかりするし。ねえ、やっぱり帰ろ? パパが迷子になっちゃう』
うーん、と悩む様子を見せる母親。何を言おうか考えている様子だった。その姿を見た子供は何かを察してしまう。
『ねえ、もしかしてお金無くなっちゃったの?』
『純花』
『パパがどっか行っちゃったからお金が無くなって。だから出てかなきゃならないの?』
『純花……』
さらに悩んでしまう母親。子供には言いづらい何らかの事情があるのだろう。
それが子供の言う通りかは不明だが、彼女自身は当たりと考えたらしく、必死な顔で主張。
『なら私がお金稼ぐ! イノシシとか熊とかたくさん取ってくる! 一匹で百円玉十枚くらいもらえるかな? なら百匹くらいとってくれば、えーと……』
『純花』
『とにかくたくさんお金もらえるよ! だからお引越ししなくても……』
苦笑したまま見つめてくる母親。どうやら駄目らしい。子供は声を落とし、しゅんとなった。
『気持ちは嬉しいけど危ないことしちゃダーメ。そういうのはパパと一緒の時だけって約束したでしょ?』
『うん。けど……』
『純花みたいな小さな子がイノシシなんて売ってたら悪い人に捕まっちゃうかもしれないの。ママ、純花までどっか行っちゃうのは嫌だなぁ。純花は?』
『ヤダ……』
下を向いたまま、ぼそり呟く。少し涙声であった。彼女の様子に母親はちょっと焦った顔をした。
『ご、ごめんごめん。大丈夫。普通にしてれば悪い人なんて来ないから。来てもママが追い払うから。こう見えてママは強いんだから』
『……パパより?』
『パパまでは無理かなー』
その言葉を聞いた子供はぐすぐすと泣き始めた。失敗を悟り、さらに焦る母親。「えーと、えーと」とワタワタしながら言葉を探していた。
彼女が考えている間に子供の感情はさらに高まり、号泣になっていく。
『パパどこいったのぉ!? おうち、おうちに帰りたいよぉ! おうちがいいよぉ! パパぁ!』
『純花……』
「……か……スミカ。ねえスミカ」
ゆさゆさと揺さぶられ、意識が覚醒する。目の前にあったのは心配そうにしているリズの顔。
ぼんやりと周囲を見れば見慣れぬ部屋だった。ヘンリーの家の一室だ。
あの後、純花たち一行は彼の家に泊まっていた。周囲へ正体がバレるのを避けたい彼女らと、借金取りの逆襲が怖いヘンリーの思惑が一致した形だ。向こうのベッドではレヴィアとネイがすやすやと眠っている。
「あ……リズ……。……何……?」
「あ、いや、何か苦しそうだったから。大丈夫? 怖い夢でも見た?」
微睡んだまま問いかける純花に、リズは答えた。
ドロワーズの可愛らしいパジャマにナイトキャップを被った少女。その姿に思わず母を幻視してしまい、ぎゅっと心が締め付けられる。
「! そっか。家族の夢でも見たんでしょ」
「うん……」
あまり頭があまり働いておらず、素直に返してしまう。相手がリズという事もあるのだろう。レヴィアやネイと違い、彼女には母性というものがある。今も純花の頭を優しく撫でて慰めてくれているくらいなのだから。
その答えを聞き、リズはかすかな笑みを浮かべた。
「わかるわ。私も……たまにそうなっちゃうから」
「……リズも?」
「うん。妹がいたの。すごく大事な子」
妹。
成程、彼女の面倒見の良さはそういうところからも来ているのか。しっかり者な姿は確かに姉という感じだ。
「ちょっとした理由で離ればなれになっちゃって。今はどこにいるか分からないけど……そういう意味だとスミカと同じね。大好きなお母さんと会えなくなっちゃって」
辛い過去。普段そういった姿は全く見せず、語りもしないリズ。恐らく純花を気遣う為に話すことにしたのだろう。同じ境遇の者がいるというのは、時に慰めとなるからだ。
彼女の言葉に純花はぼーっとしたままつぶやく。
「……探したりしないの? 妹」
「うん。探してる。冒険者やってるのもそれが理由。けどずっと見つからなくて……ちょっと諦めかけてる感じかな」
「……そうなんだ……」
「ええ。私はそうなっちゃったけど、純花には諦めて欲しくないの。会えるといいわね。お母さんに」
「うん……」
リズは純花の髪を梳きながら言った。その言葉に素直に頷く。
切ない感覚は続いているが、すごく心地よい。このままもう一度寝てしまいそうだ。
けれどもうあの夢は見たくない。弱すぎた自分。何一つできなかった自分。その姿を思い出したくない。
「そんで会えたっていうのに、コイツは……! レヴィア、起きなさいよ……!」
「んがっ……! ……何……?」
「純花が泣いちゃってるのよ……! どうにかしてあげなさいよ……!」
小声なれど怒りを秘めた声でリズはレヴィアを起こす。
ぼけーっとしながらも起きたレヴィア。「仕方ねーな」と言い、純花の元まで歩く。そして彼女のお腹を優しくぽんぽんし……
(あ、これ……)
子守歌。どこかで聞いた覚えのある、懐かしさを感じる歌。
何故異世界にこの歌が? 一瞬そう考えた純花だが、耳に響く音色とお腹に伝わる心地よさには勝てない。そのうち彼女は、すーっと安心したように再び眠りについた。
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