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異世界を楽しむ
幕間【神々の茶会】
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天界のツクヨミの私室に一柱の神が来ている。
「だ~か~ら~、ツクヨミちゃんもトーヤ君に加護をあげてよ~」
「いや、説明をちゃんとしたでしょ。ウズメちゃん。私が加護を与えたら使徒となって自由に生きられなくなるって。それはトーヤ君が可哀想だね~って納得したじゃない」
「フフーン、それであの時は誤魔化されたけど、もう私は知ってるんだからね~。ツクヨミちゃんの加護を本人にしか分からないように出来るんだって! どう? 何か申開きはあるの?」
一体誰がバラしたのかしら。私は痛む頭を抱えてしまったわ。それでも一口神泉茶を飲んでウズメちゃんに言う。
「確かにその方法もあるけれど、もしもそれが弟や兄にバレたら、ウズメちゃんが責任を取ってくれるの?」
私の問いかけにウズメちゃんが事も無げに言った。
「大丈夫よ~。ヒルメちゃんは人間に男の娘だってバレないようにしてあげた恩を売ってあるし、あの甲斐性なしのゴズくんも今までの奥さんたちに浮気がバレないようにアリバイ工作してあげたんだから、私が強要したって言えば二人とも何も言わないわよ~」
「でも、もう一人の兄が居るわ……」
「ヒルコくんだって私には逆らえないんだから~。神童貞を私で卒業したんだからねっ!?」
そ、その事実は知りたくなかったわ…… 教えてくれなくても良かったのに、恨むわよウズメちゃん。
普段はあんなにも格好いいヒルコ兄様の黒歴史をこんな所で知るなんて……
でも困ったわ。私の反論を尽く潰すウズメちゃんに対抗する手立てが無いんだもの。でもね、私も意地悪でトーヤ君に加護を与えないって言ってるのではないの。ウズメちゃんの与えた加護が強力過ぎて、私まで加護を与えてしまったらきっとトーヤ君が傲慢な鼻持ちならない性格に変わってしまうと思ったからなのよ。
そう、強力過ぎるのよ、ウズメちゃん!!
何よ、【道具箱】ってっ!! ありとあらゆる物が入っていて、その上に空き容量が阿僧祇って既に人が手にするには大き過ぎる力なんだよ! それに【知識箱】についても知らなかったし、トーヤ君も気がついてないけど神の知識にまで触れられるなんて、どうなってるのよっ!!
コレが兄達にバレたら私まで怒られるんだからね…… それも一万年や十万年じゃ許されないんだから…… ハァ~、友達ではあるけどウズメちゃんにはいつも振り回されるわ……
天界の私室で、アメノウズメとお茶会をしながらもツクヨミの心はため息ばかりついているのだった……
「だ~か~ら~、ツクヨミちゃんもトーヤ君に加護をあげてよ~」
「いや、説明をちゃんとしたでしょ。ウズメちゃん。私が加護を与えたら使徒となって自由に生きられなくなるって。それはトーヤ君が可哀想だね~って納得したじゃない」
「フフーン、それであの時は誤魔化されたけど、もう私は知ってるんだからね~。ツクヨミちゃんの加護を本人にしか分からないように出来るんだって! どう? 何か申開きはあるの?」
一体誰がバラしたのかしら。私は痛む頭を抱えてしまったわ。それでも一口神泉茶を飲んでウズメちゃんに言う。
「確かにその方法もあるけれど、もしもそれが弟や兄にバレたら、ウズメちゃんが責任を取ってくれるの?」
私の問いかけにウズメちゃんが事も無げに言った。
「大丈夫よ~。ヒルメちゃんは人間に男の娘だってバレないようにしてあげた恩を売ってあるし、あの甲斐性なしのゴズくんも今までの奥さんたちに浮気がバレないようにアリバイ工作してあげたんだから、私が強要したって言えば二人とも何も言わないわよ~」
「でも、もう一人の兄が居るわ……」
「ヒルコくんだって私には逆らえないんだから~。神童貞を私で卒業したんだからねっ!?」
そ、その事実は知りたくなかったわ…… 教えてくれなくても良かったのに、恨むわよウズメちゃん。
普段はあんなにも格好いいヒルコ兄様の黒歴史をこんな所で知るなんて……
でも困ったわ。私の反論を尽く潰すウズメちゃんに対抗する手立てが無いんだもの。でもね、私も意地悪でトーヤ君に加護を与えないって言ってるのではないの。ウズメちゃんの与えた加護が強力過ぎて、私まで加護を与えてしまったらきっとトーヤ君が傲慢な鼻持ちならない性格に変わってしまうと思ったからなのよ。
そう、強力過ぎるのよ、ウズメちゃん!!
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コレが兄達にバレたら私まで怒られるんだからね…… それも一万年や十万年じゃ許されないんだから…… ハァ~、友達ではあるけどウズメちゃんにはいつも振り回されるわ……
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