37 / 90
転機
034話 呪われた泉
しおりを挟む
結局ワインやお酒については良い案は思いつかないまま、片付けも終えた僕たちは、ローレン村長にお願いしたんだ。
「何と! 呪われた泉に行かれるおつもりですかっ!?」
そんなにビックリしなくても…… 王家の公式見解で人体に悪影響のある物質も魔力も出てないって教えてもらってる筈でしょう? 僕が目でそう問いかけると、察しが良いローレン村長が、
「しかし、あそこには魚が居ないんですよ! 魚も住めない環境なんて呪われているとしか…… しかも、熱い湯が地中から湧くなんて事がおかしいでしょう!?」
そう言ってきた。いや熱いから魚が居ないんですよ。どうも、ローレン村長は呪いを信じてるみたいだから、案内を頼むのは無理みたいだなぁ。そうだ! ミレイさんに頼んでみよう!
僕が名案を思いついた顔つきをしていたのだろう。フェルちゃんが直ぐに気がついて頷いた。
「そうですねトーヤ様、ローレン村長はお仕事もあるでしょうし、サラディーナ様にお願いしてミレイ様に頼んでみましょう」
「私の娘をそんな危険な場所の案内に……」
あ、ローレン村長が困ってるけど、ねぇ……
「ローレン村長、私たちも無理強いは致しません。頼んでみてミレイさんが承諾されたなら案内をお願いする事にします。今からお願いに行きますから、ローレン村長も一緒に来てもらえますか?」
フェルちゃんからの言葉に渋々とだが頷く村長を連れて公共所の中に入る僕とフェルちゃん。泉を見に行く時はロッテンには村に残って貰って、レミさん、セラス、ナーガ、メレンは連れて行くつもりだから準備を頼んでおいたよ。
公共所の中に入るとサラディーナ様と話をしているミレイさんを見つけた。けれども、サラディーナ様との話が終わるまで待つ事にしたんだ。いくら僕でも王族の方との話を遮る勇気は無いからね。
そしたらサラディーナ様が僕たちに気がついて手招きしてくれたので2人の元に向かったんだ。
「どうしたの? 2人とも」
サラディーナ様の質問にフェルちゃんが答える。
「はい、今から呪われた泉に視察に行くつもりなのですが、ローレン村長は村での仕事があるそうなので、ミレイさんに案内をお願いできないかと思いまして。よろしいでしょうか、サラディーナ様?」
「まあ、それなら私とヨーナも一緒に行くわ。レイ、メイド2名と騎士1名でいいわ。案内してちょうだい」
鶴の一声が飛び出てアッサリとミレイさんが案内してくれる事になったよ。ローレン村長はミレイさんに何か話しかけてるけど、ミレイさんの返事は
「王家直属の調査隊が調べているんだから大丈夫よ、お父さん」
だった。それでも不安そうにしながら仕事をしに行ったローレン村長。ちゃんと娘さんの無事は保証しますからね。その背中に僕は心の中でそう声をかけたんだ。
そしていざゆかん! という時にミレイさんが言いにくそうにサラディーナ様に言った。
「サラディーナ様、実は呪われた泉は2ヶ所あります。そしてその2ヶ所とも馬車では行けません。徒歩で15分程の距離になりますが歩かれますか?」
「勿論よ、ミレイ。ヨーナも歩くわよ」
まあそりゃ道なんか作らないよね。村の人は呪われてるって思ってるんだがら。
それでも、全員が歩いて行くからか、ヨーナ様も楽しげにミレイさんの案内で歩いていく。勾配もそれほどきつくないので、みんなが疲れている様子は無いみたいだね。
「着きました。トーヤ様、こちらが近い方の呪われた泉です」
おおっ! 湯気が出てるよ。硫黄臭くないから、何温泉かな? 僕は見極眼を使ってみた。
【弱アルカリ性単純温泉】pH7.7 源泉58℃
自律神経失調症、不眠症、うつ状態などに効果あり
えっ! 情報はコレだけ? 少ないなぁ…… もうちょっと何かあったような気がするんだけど…… 取り敢えず出た情報をノートに書いておく。
そして、ミレイさんにもう一つの泉に案内してくださいと、頷きと目線でお知らせする。でも、ミレイさんは僕に慣れてないから分からないようだ。
「ミレイさん、もう一つの呪われた泉はここから遠いのですか? トーヤ様がこの泉での必要な情報は揃ったようですので、もう一つに行ってみたいそうなんですが?」
さすがはフェルちゃんだね。ちゃんと僕の意を汲んでくれたよ。
「あ、そういう意味だったんですね。スミマセン、気がつかなくて……」
済まなさそうにミレイさんに言われたので、僕は手と首をブンブンと横に振って気にしないでと伝えた。それは伝わったみたいだよ。
「はい、有難うございます。それではもう一つの泉に行きましよう。ここから西に150メートルほど行けばありますので」
人が一人通れる程の道が西に向いて続いている。それを進むと今度はさっきよりももう少し大きい泉があったんだ。
よーし、直ぐに見極眼だ。
【塩化物泉(主カルシウム)】源泉68℃
切り傷、抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症などに効果あり
飲用する事で、萎縮性胃炎、便秘にも効果あり
やっぱりコレだけかぁ……
僕は見極眼ならばもっと色々な情報が出るかなと思ってたんだけど……
そこで僕はハッと気がついたんだ。今まで一度も出番の無かった【知識箱】!!
そうだ、調べてみよう!
【温泉】
✱塩化物泉
美肌の湯。熱の湯。
きりきずの痛みを抑える。
血液の循環を促進させ殺菌力が強く、痛みを抑える鎮静作用があると言われる。
末梢循環障害・冷え性の改善
肌に薄い膜が貼られて水分の蒸発を防ぐため、血液循環が良い状態が長く続く。湯冷めしにくく末梢循環障害や冷え性の改善によいとされる。
皮膚乾燥症の改善
入浴による乾燥を防ぎ、しっとりとした肌になると言われている。
塩化物泉には、特別な禁忌症はない。妊婦や赤ちゃんも入浴が可能。
…………以下略。
物凄い情報が頭を駆け巡って行ったよ…… コレは危険だ。慣れるまでは使うのを控えようかな?
でももう一つの方の情報も欲しいから、頑張ってみよう。
✱アルカリ性単純温泉
美肌の湯。
古い角質を洗い流し、新陳代謝を促進。
さらにくすみを除去し、ツルツルの肌へ。
乾燥肌の人は保湿が必要。
おお、美容に絞って調べたらちゃんと出たよー。
僕はそれらをノートに記入して、取り敢えず帰ろうってフェルちゃんに伝えた。
「トーヤ様、収穫はありましたか?」
フェルちゃんに聞かれたから、笑顔で頷いたよ。更にサラディーナ様からも質問が出たよ。
「トーヤくん、どうにかなりそう? この泉を利用出来るの?」
と聞かれたから、それにも大きく頷いたよ。
「まあ、それじゃ明日か明後日にでも教えてくれるかしら?」
サラディーナ様がそう言ってきたので、僕はノートを示してまとめる仕草をしたんだ。その後に指を2本立てて前に出した。
「そう、明後日までに分かった事をまとめてから報告してくれるのね」
おお、サラディーナ様にちゃんと通じたよ。僕たちは取り敢えず公共所に戻る事にした。夕食まで時間はまだあるけど、準備もしたいからね。
さあ新領主として、領民に夕食も楽しく過ごしてもらおう。
「何と! 呪われた泉に行かれるおつもりですかっ!?」
そんなにビックリしなくても…… 王家の公式見解で人体に悪影響のある物質も魔力も出てないって教えてもらってる筈でしょう? 僕が目でそう問いかけると、察しが良いローレン村長が、
「しかし、あそこには魚が居ないんですよ! 魚も住めない環境なんて呪われているとしか…… しかも、熱い湯が地中から湧くなんて事がおかしいでしょう!?」
そう言ってきた。いや熱いから魚が居ないんですよ。どうも、ローレン村長は呪いを信じてるみたいだから、案内を頼むのは無理みたいだなぁ。そうだ! ミレイさんに頼んでみよう!
僕が名案を思いついた顔つきをしていたのだろう。フェルちゃんが直ぐに気がついて頷いた。
「そうですねトーヤ様、ローレン村長はお仕事もあるでしょうし、サラディーナ様にお願いしてミレイ様に頼んでみましょう」
「私の娘をそんな危険な場所の案内に……」
あ、ローレン村長が困ってるけど、ねぇ……
「ローレン村長、私たちも無理強いは致しません。頼んでみてミレイさんが承諾されたなら案内をお願いする事にします。今からお願いに行きますから、ローレン村長も一緒に来てもらえますか?」
フェルちゃんからの言葉に渋々とだが頷く村長を連れて公共所の中に入る僕とフェルちゃん。泉を見に行く時はロッテンには村に残って貰って、レミさん、セラス、ナーガ、メレンは連れて行くつもりだから準備を頼んでおいたよ。
公共所の中に入るとサラディーナ様と話をしているミレイさんを見つけた。けれども、サラディーナ様との話が終わるまで待つ事にしたんだ。いくら僕でも王族の方との話を遮る勇気は無いからね。
そしたらサラディーナ様が僕たちに気がついて手招きしてくれたので2人の元に向かったんだ。
「どうしたの? 2人とも」
サラディーナ様の質問にフェルちゃんが答える。
「はい、今から呪われた泉に視察に行くつもりなのですが、ローレン村長は村での仕事があるそうなので、ミレイさんに案内をお願いできないかと思いまして。よろしいでしょうか、サラディーナ様?」
「まあ、それなら私とヨーナも一緒に行くわ。レイ、メイド2名と騎士1名でいいわ。案内してちょうだい」
鶴の一声が飛び出てアッサリとミレイさんが案内してくれる事になったよ。ローレン村長はミレイさんに何か話しかけてるけど、ミレイさんの返事は
「王家直属の調査隊が調べているんだから大丈夫よ、お父さん」
だった。それでも不安そうにしながら仕事をしに行ったローレン村長。ちゃんと娘さんの無事は保証しますからね。その背中に僕は心の中でそう声をかけたんだ。
そしていざゆかん! という時にミレイさんが言いにくそうにサラディーナ様に言った。
「サラディーナ様、実は呪われた泉は2ヶ所あります。そしてその2ヶ所とも馬車では行けません。徒歩で15分程の距離になりますが歩かれますか?」
「勿論よ、ミレイ。ヨーナも歩くわよ」
まあそりゃ道なんか作らないよね。村の人は呪われてるって思ってるんだがら。
それでも、全員が歩いて行くからか、ヨーナ様も楽しげにミレイさんの案内で歩いていく。勾配もそれほどきつくないので、みんなが疲れている様子は無いみたいだね。
「着きました。トーヤ様、こちらが近い方の呪われた泉です」
おおっ! 湯気が出てるよ。硫黄臭くないから、何温泉かな? 僕は見極眼を使ってみた。
【弱アルカリ性単純温泉】pH7.7 源泉58℃
自律神経失調症、不眠症、うつ状態などに効果あり
えっ! 情報はコレだけ? 少ないなぁ…… もうちょっと何かあったような気がするんだけど…… 取り敢えず出た情報をノートに書いておく。
そして、ミレイさんにもう一つの泉に案内してくださいと、頷きと目線でお知らせする。でも、ミレイさんは僕に慣れてないから分からないようだ。
「ミレイさん、もう一つの呪われた泉はここから遠いのですか? トーヤ様がこの泉での必要な情報は揃ったようですので、もう一つに行ってみたいそうなんですが?」
さすがはフェルちゃんだね。ちゃんと僕の意を汲んでくれたよ。
「あ、そういう意味だったんですね。スミマセン、気がつかなくて……」
済まなさそうにミレイさんに言われたので、僕は手と首をブンブンと横に振って気にしないでと伝えた。それは伝わったみたいだよ。
「はい、有難うございます。それではもう一つの泉に行きましよう。ここから西に150メートルほど行けばありますので」
人が一人通れる程の道が西に向いて続いている。それを進むと今度はさっきよりももう少し大きい泉があったんだ。
よーし、直ぐに見極眼だ。
【塩化物泉(主カルシウム)】源泉68℃
切り傷、抹消循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症などに効果あり
飲用する事で、萎縮性胃炎、便秘にも効果あり
やっぱりコレだけかぁ……
僕は見極眼ならばもっと色々な情報が出るかなと思ってたんだけど……
そこで僕はハッと気がついたんだ。今まで一度も出番の無かった【知識箱】!!
そうだ、調べてみよう!
【温泉】
✱塩化物泉
美肌の湯。熱の湯。
きりきずの痛みを抑える。
血液の循環を促進させ殺菌力が強く、痛みを抑える鎮静作用があると言われる。
末梢循環障害・冷え性の改善
肌に薄い膜が貼られて水分の蒸発を防ぐため、血液循環が良い状態が長く続く。湯冷めしにくく末梢循環障害や冷え性の改善によいとされる。
皮膚乾燥症の改善
入浴による乾燥を防ぎ、しっとりとした肌になると言われている。
塩化物泉には、特別な禁忌症はない。妊婦や赤ちゃんも入浴が可能。
…………以下略。
物凄い情報が頭を駆け巡って行ったよ…… コレは危険だ。慣れるまでは使うのを控えようかな?
でももう一つの方の情報も欲しいから、頑張ってみよう。
✱アルカリ性単純温泉
美肌の湯。
古い角質を洗い流し、新陳代謝を促進。
さらにくすみを除去し、ツルツルの肌へ。
乾燥肌の人は保湿が必要。
おお、美容に絞って調べたらちゃんと出たよー。
僕はそれらをノートに記入して、取り敢えず帰ろうってフェルちゃんに伝えた。
「トーヤ様、収穫はありましたか?」
フェルちゃんに聞かれたから、笑顔で頷いたよ。更にサラディーナ様からも質問が出たよ。
「トーヤくん、どうにかなりそう? この泉を利用出来るの?」
と聞かれたから、それにも大きく頷いたよ。
「まあ、それじゃ明日か明後日にでも教えてくれるかしら?」
サラディーナ様がそう言ってきたので、僕はノートを示してまとめる仕草をしたんだ。その後に指を2本立てて前に出した。
「そう、明後日までに分かった事をまとめてから報告してくれるのね」
おお、サラディーナ様にちゃんと通じたよ。僕たちは取り敢えず公共所に戻る事にした。夕食まで時間はまだあるけど、準備もしたいからね。
さあ新領主として、領民に夕食も楽しく過ごしてもらおう。
10
あなたにおすすめの小説
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる