74 / 92
金精様、家を買うの件
しおりを挟む
翌朝の事である。俺達は少し遅い時間に起きたのだが、ラタンさんがコン様がロビーでお待ちですと教えてくれた。
慌ててロビーに向かうと、金精様とコクアが対面に座って机を見ている。何をしているんだろう? 俺は金精様に挨拶した。
「金精様、お早うございます」
「おお、起きたか三人とも。どうやら昨夜は良いマグワイが出来たようだな。我も安心したぞ」
金精様の言葉に顔を赤くするサヤとマコトとコクア。
いや、コクアは関係ないよな。俺がそう思っていたら、
「マスタートウジ、昨日は有難うございます。おかげ様で思いっきり大声を出せました」
だそうだ。どうやら無音をかけて上げたのに気がついた金精様が、コクアに今日は声を我慢せずとも大丈夫だと教えたらしい。
まあ、楽しんだなら良かったよ。そこでマコトが俺を見て、
「トウジ、アレをコクアに上げたら?」
と言ってきた。おお、そうだ。ここに来るまでの間に便利そうなのを幾つか作ったな。その中に無音を展開出来る指輪もあった。
俺は無限箱から指輪を二つ取り出して、金精様とコクアに渡した。
「金精様、コクア。この指輪に魔力を込めれば、最大で五十立方メートルを無音にする事が出来るんだ。何の飾りも無いシンプルな指輪だけど、良かったら受け取って欲しい」
俺がそう言うと、金精様はコクアの左手薬指に指輪をはめた。そして、コクアは金精様の左手薬指に。
「トウジよ。礼を言うぞ。我はどうも女性がこういう装飾品が好きだというのを忘れてしまうのだ。しかし、トウジのお陰でこうして妻に喜んで貰えた。もう一つ祝福を授けよう」
「ストーップッ!! 金精様! 祝福はもう昨日頂いたので十分ですから、お気持ちだけで結構です!」
俺は大慌てで金精様を止めた。
「むう、そうか。必ず喜んで貰える祝福なんだが…… トウジがそう言うなら止めておこうか」
何故ソコで残念そうな顔をしてるんですかね? サヤさんにマコトさん。昨夜も十分に堪能しましたよね。俺はアレ以上になるツモリは無いからね。
「トコロでトウジよ。バーム商会に知り合いは居らぬか? もし居たら紹介して欲しいのだが」
「ん? ゴルバード王国のバーム商会本店なら居ますけど?」
「偉いさんか? それならここの支店長にも効果があると思うから助かる」
「まあ、偉いさんですね」
俺の脳裏にライーグさんの嬉しそうな笑顔が浮かぶ。そんなに月日は経ってないけど、随分と長く会ってないような不思議な感じだ。
まあ、ライーグさんも偉いさんになって忙しそうだっから、ロクに挨拶も出来なかったのもあるだろう。俺がそんな事を思っていたら、
「良し! トウジよ、今から一緒に来てくれ」
と金精様に言われた。俺は一応聞いてみた。
「金精様、バーム商会には何の用事があるんですか? 素材を買い取って貰うんですか?」
「いや、まあソレもあるが、我と妻はこの町が気に入ったのでな。家を購入しようと思ってな」
まさかの物件購入でした。そういう事なら俺も使えるコネは使いますよ、金精様。
金精様にコクア、俺とサヤとマコトは連れ立ってこの町のバーム商会支店にやって来た。先ずは買取窓口に向かった。
ソコで金精様が出そうとしたのが、ミスリ鉱石が二トンだった。慌てて止める俺。そして、窓口にいたお姉さんに鉱石倉庫に案内して欲しいと冒険者証明を見せながら言った。
すると、俺の証明を見たお姉さんが椅子から勢い良く立ち上がり、
「伝説の魔物素材士、トウジ様にお越し頂きまして、当支店は大変、光栄に思います! 鉱石倉庫でございますね! 只今直ぐにわたくしめがご案内致しますので、どうかよろしくお願い致します!!」
何て言ってきた。伝説って、ソレに魔物素材士って何? 俺達は呆気にとられながらもお姉さんの後を付いて行く事に。周りにいた他の客から、
「おい、アレが伝説の……」
とか、
「意外と優しそうな人なんだね……」
とか聞こえたけど何とかポーカーフェイスが出来ていたと思う。
そして支店の裏手にある倉庫の中でも、一際大きな倉庫に着いた。お姉さんが、
「コチラが鉱石倉庫になります」
と言いながら鍵を開けて中に案内してくれた。中はかなり広い。そして、倉庫の大きさと中身が反比例していた。
「あの? こんなに少ないモノなんですか?」
サヤがお姉さんに正直に聞いた。聞かれたお姉さんは少し顔を赤らめて、
「恥ずかしながら、私どもの支店はバーム商会の数ある支店の中でも売上がワースト一位でございまして……」
そう恥ずかしそうに返答してくれた。しかし、ここなら二トンのミスリ鉱石が十分置ける。俺はお姉さんに場所を確認した。そしたら、何処でも良いとの事。
ソレを聞いた金精様が無造作に手を振ると、ソコにはキラキラ輝くミスリ鉱石のインゴットがキレイに高く積まれた状態で現れた。
目を丸く見開き、大きく口を開けてパクパクしてるお姉さん。美人な顔が台無しですよ。
「あ、あの、えっと、コレって…… 」
「うむ、我が今までに集めたミスリ鉱石だ。インゴットにしたのはサービスだな。二トンあるが幾らで買い取って貰える?」
「にっ、二トンですかっ!! お待ち下さい。上の者を呼んで参ります!」
そう言って倉庫を飛び出したお姉さんは三分で、七三分けがバッチリ決まったダンディな男性を連れて戻ってきた。
「お待たせいたしました。バーム商会キョウカイ支店長のタカイートと申します。今回は大量のミスリ鉱石を売って頂けるそうで、有難うございます。ただ、現在当店にはコレだけのミスリ鉱石を買取るだけの金貨がございません。そこで、今当店で出せるだけのお支払をさせて頂きまして、後日、本店より金貨が届き次第、残金をお支払させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか? 勿論、ちゃんと証書も作成いたしますし、契約の神に誓いもします。どうか、ご了承いただればと思います」
支店長の言葉に俺を見る金精様。俺は、
「大丈夫ですよ、金精様。バーム商会なら信用出来ますし、もし支払いが無いようなら、俺から本店に言いますよ」
そう答えた。恐らく、こんな大口取引をしたら、支店の中のワースト一位から直ぐに抜け出せるだろうから、支店長のタカイートさんも必死なのだろう。
「うむ、分かった。我もトウジがそう言うなら納得しよう」
「あ、有難うございます! また、トウジ様から保証して頂きましたので、トウジ様の顔に泥を塗るような真似は決していたしません! ココに私個人で契約の神に誓います!」
支店長さん、感激のあまり涙目になってるよ。それから、応接室に案内されて証書作成、残金受領引換書も受取った金精様は、本題に入った。
「実はこの町が気に入ってな。妻と二人で住みたいのだが、良い物件があれば購入したいと思ってな。本命はそちらなんだ。物件紹介もしてくれるか?」
「おお、それは当店としても嬉しい限りです。コン様はトウジ様に並ぶバーム商会の大得意様ですので、勿論我が支店の不動産部門の総力を結集してご紹介させていただきます! 暫くお待ち頂けますか? 最高の担当者を呼んで参ります」
金精様が頷いたのを見て、自身で呼びに行く支店長。見た目よりフットワークが軽い人だな。そしたらお茶を入れたお盆を手に先程のお姉さんが入ってきて、
「支店長があんなに楽しそうに仕事をしてるなんて、初めての事です。皆様のお陰です、本当に有難うございます。これからも当店をどうかご贔屓に」
そう挨拶してくれた。ソコにノックの音がしたので、俺がどうぞと返事をしたら、扉を開けて入ってきたのは、
「「アンセルさん!!」」
俺とサヤの声がハモった。そう、ゴルバード王国で俺達に家を紹介してくれたアンセルさんがソコに立っていた。アンセルさんはニコニコと満面の笑顔で、
「お久しぶりでございます。その節は大変お世話になりました。しかし、ココでお会い出来るとは思っても見なかったです」
と挨拶してくれた。俺とサヤもココで会えるなんて思って無かったので、ビックリしたと伝えたら、どうも売上が芳しくないこの支店をテコ入れする為に、優秀なアンセルさんを本店が送り込んできたそうだ。(支店長談)お陰で不動産部門は上向き景気だが、他の部門がまだまだなので、困っていたらしい。
「うん? トウジの知り合いか? ならば安心して任せられるな」
金精様もそう言ってニコニコしている。コクアは最初から口を出さずにニコニコしているだけだ。
それからが早かった。アンセルさんがニ、三質問して、金精様がソレに答える。
住むのは、ヤーマーラ側。家は一軒家で然程広くなくても良い。周りが静かな住人が居る場所が良いの返事で、五件の物件をチョイスしたアンセルさん。
早速案内してもらい、金精様もコクアも気に入った一軒を購入する事に決まった。
「有難うございます。それでは、お支払はコチラがお支払する予定のミスリ鉱石買取残金から引かせていただくという事でよろしいですか?」
「うむ、それで良い。よろしく頼む」
「畏まりました。お引き渡しは明日の午後になります。直接コチラに来て頂きましたら、私が直接手続きを致しますので」
「うんうん、手数だが頼むな」
そうして、家も決まり晩飯時間にもちょうどなったので、約束通り肉の美味しいお店に連れて行って貰った。
それから、宿屋に戻り明日は俺達は温泉に向かうからと告げて、温泉からの帰りにウチに寄るのだと約束させられて、それぞれの部屋に別れた。
その夜? 勿論だが、俺の二丁拳銃が盛大に火を噴いた事だけ述べておくよ。
慌ててロビーに向かうと、金精様とコクアが対面に座って机を見ている。何をしているんだろう? 俺は金精様に挨拶した。
「金精様、お早うございます」
「おお、起きたか三人とも。どうやら昨夜は良いマグワイが出来たようだな。我も安心したぞ」
金精様の言葉に顔を赤くするサヤとマコトとコクア。
いや、コクアは関係ないよな。俺がそう思っていたら、
「マスタートウジ、昨日は有難うございます。おかげ様で思いっきり大声を出せました」
だそうだ。どうやら無音をかけて上げたのに気がついた金精様が、コクアに今日は声を我慢せずとも大丈夫だと教えたらしい。
まあ、楽しんだなら良かったよ。そこでマコトが俺を見て、
「トウジ、アレをコクアに上げたら?」
と言ってきた。おお、そうだ。ここに来るまでの間に便利そうなのを幾つか作ったな。その中に無音を展開出来る指輪もあった。
俺は無限箱から指輪を二つ取り出して、金精様とコクアに渡した。
「金精様、コクア。この指輪に魔力を込めれば、最大で五十立方メートルを無音にする事が出来るんだ。何の飾りも無いシンプルな指輪だけど、良かったら受け取って欲しい」
俺がそう言うと、金精様はコクアの左手薬指に指輪をはめた。そして、コクアは金精様の左手薬指に。
「トウジよ。礼を言うぞ。我はどうも女性がこういう装飾品が好きだというのを忘れてしまうのだ。しかし、トウジのお陰でこうして妻に喜んで貰えた。もう一つ祝福を授けよう」
「ストーップッ!! 金精様! 祝福はもう昨日頂いたので十分ですから、お気持ちだけで結構です!」
俺は大慌てで金精様を止めた。
「むう、そうか。必ず喜んで貰える祝福なんだが…… トウジがそう言うなら止めておこうか」
何故ソコで残念そうな顔をしてるんですかね? サヤさんにマコトさん。昨夜も十分に堪能しましたよね。俺はアレ以上になるツモリは無いからね。
「トコロでトウジよ。バーム商会に知り合いは居らぬか? もし居たら紹介して欲しいのだが」
「ん? ゴルバード王国のバーム商会本店なら居ますけど?」
「偉いさんか? それならここの支店長にも効果があると思うから助かる」
「まあ、偉いさんですね」
俺の脳裏にライーグさんの嬉しそうな笑顔が浮かぶ。そんなに月日は経ってないけど、随分と長く会ってないような不思議な感じだ。
まあ、ライーグさんも偉いさんになって忙しそうだっから、ロクに挨拶も出来なかったのもあるだろう。俺がそんな事を思っていたら、
「良し! トウジよ、今から一緒に来てくれ」
と金精様に言われた。俺は一応聞いてみた。
「金精様、バーム商会には何の用事があるんですか? 素材を買い取って貰うんですか?」
「いや、まあソレもあるが、我と妻はこの町が気に入ったのでな。家を購入しようと思ってな」
まさかの物件購入でした。そういう事なら俺も使えるコネは使いますよ、金精様。
金精様にコクア、俺とサヤとマコトは連れ立ってこの町のバーム商会支店にやって来た。先ずは買取窓口に向かった。
ソコで金精様が出そうとしたのが、ミスリ鉱石が二トンだった。慌てて止める俺。そして、窓口にいたお姉さんに鉱石倉庫に案内して欲しいと冒険者証明を見せながら言った。
すると、俺の証明を見たお姉さんが椅子から勢い良く立ち上がり、
「伝説の魔物素材士、トウジ様にお越し頂きまして、当支店は大変、光栄に思います! 鉱石倉庫でございますね! 只今直ぐにわたくしめがご案内致しますので、どうかよろしくお願い致します!!」
何て言ってきた。伝説って、ソレに魔物素材士って何? 俺達は呆気にとられながらもお姉さんの後を付いて行く事に。周りにいた他の客から、
「おい、アレが伝説の……」
とか、
「意外と優しそうな人なんだね……」
とか聞こえたけど何とかポーカーフェイスが出来ていたと思う。
そして支店の裏手にある倉庫の中でも、一際大きな倉庫に着いた。お姉さんが、
「コチラが鉱石倉庫になります」
と言いながら鍵を開けて中に案内してくれた。中はかなり広い。そして、倉庫の大きさと中身が反比例していた。
「あの? こんなに少ないモノなんですか?」
サヤがお姉さんに正直に聞いた。聞かれたお姉さんは少し顔を赤らめて、
「恥ずかしながら、私どもの支店はバーム商会の数ある支店の中でも売上がワースト一位でございまして……」
そう恥ずかしそうに返答してくれた。しかし、ここなら二トンのミスリ鉱石が十分置ける。俺はお姉さんに場所を確認した。そしたら、何処でも良いとの事。
ソレを聞いた金精様が無造作に手を振ると、ソコにはキラキラ輝くミスリ鉱石のインゴットがキレイに高く積まれた状態で現れた。
目を丸く見開き、大きく口を開けてパクパクしてるお姉さん。美人な顔が台無しですよ。
「あ、あの、えっと、コレって…… 」
「うむ、我が今までに集めたミスリ鉱石だ。インゴットにしたのはサービスだな。二トンあるが幾らで買い取って貰える?」
「にっ、二トンですかっ!! お待ち下さい。上の者を呼んで参ります!」
そう言って倉庫を飛び出したお姉さんは三分で、七三分けがバッチリ決まったダンディな男性を連れて戻ってきた。
「お待たせいたしました。バーム商会キョウカイ支店長のタカイートと申します。今回は大量のミスリ鉱石を売って頂けるそうで、有難うございます。ただ、現在当店にはコレだけのミスリ鉱石を買取るだけの金貨がございません。そこで、今当店で出せるだけのお支払をさせて頂きまして、後日、本店より金貨が届き次第、残金をお支払させて頂きたいのですが、よろしいでしょうか? 勿論、ちゃんと証書も作成いたしますし、契約の神に誓いもします。どうか、ご了承いただればと思います」
支店長の言葉に俺を見る金精様。俺は、
「大丈夫ですよ、金精様。バーム商会なら信用出来ますし、もし支払いが無いようなら、俺から本店に言いますよ」
そう答えた。恐らく、こんな大口取引をしたら、支店の中のワースト一位から直ぐに抜け出せるだろうから、支店長のタカイートさんも必死なのだろう。
「うむ、分かった。我もトウジがそう言うなら納得しよう」
「あ、有難うございます! また、トウジ様から保証して頂きましたので、トウジ様の顔に泥を塗るような真似は決していたしません! ココに私個人で契約の神に誓います!」
支店長さん、感激のあまり涙目になってるよ。それから、応接室に案内されて証書作成、残金受領引換書も受取った金精様は、本題に入った。
「実はこの町が気に入ってな。妻と二人で住みたいのだが、良い物件があれば購入したいと思ってな。本命はそちらなんだ。物件紹介もしてくれるか?」
「おお、それは当店としても嬉しい限りです。コン様はトウジ様に並ぶバーム商会の大得意様ですので、勿論我が支店の不動産部門の総力を結集してご紹介させていただきます! 暫くお待ち頂けますか? 最高の担当者を呼んで参ります」
金精様が頷いたのを見て、自身で呼びに行く支店長。見た目よりフットワークが軽い人だな。そしたらお茶を入れたお盆を手に先程のお姉さんが入ってきて、
「支店長があんなに楽しそうに仕事をしてるなんて、初めての事です。皆様のお陰です、本当に有難うございます。これからも当店をどうかご贔屓に」
そう挨拶してくれた。ソコにノックの音がしたので、俺がどうぞと返事をしたら、扉を開けて入ってきたのは、
「「アンセルさん!!」」
俺とサヤの声がハモった。そう、ゴルバード王国で俺達に家を紹介してくれたアンセルさんがソコに立っていた。アンセルさんはニコニコと満面の笑顔で、
「お久しぶりでございます。その節は大変お世話になりました。しかし、ココでお会い出来るとは思っても見なかったです」
と挨拶してくれた。俺とサヤもココで会えるなんて思って無かったので、ビックリしたと伝えたら、どうも売上が芳しくないこの支店をテコ入れする為に、優秀なアンセルさんを本店が送り込んできたそうだ。(支店長談)お陰で不動産部門は上向き景気だが、他の部門がまだまだなので、困っていたらしい。
「うん? トウジの知り合いか? ならば安心して任せられるな」
金精様もそう言ってニコニコしている。コクアは最初から口を出さずにニコニコしているだけだ。
それからが早かった。アンセルさんがニ、三質問して、金精様がソレに答える。
住むのは、ヤーマーラ側。家は一軒家で然程広くなくても良い。周りが静かな住人が居る場所が良いの返事で、五件の物件をチョイスしたアンセルさん。
早速案内してもらい、金精様もコクアも気に入った一軒を購入する事に決まった。
「有難うございます。それでは、お支払はコチラがお支払する予定のミスリ鉱石買取残金から引かせていただくという事でよろしいですか?」
「うむ、それで良い。よろしく頼む」
「畏まりました。お引き渡しは明日の午後になります。直接コチラに来て頂きましたら、私が直接手続きを致しますので」
「うんうん、手数だが頼むな」
そうして、家も決まり晩飯時間にもちょうどなったので、約束通り肉の美味しいお店に連れて行って貰った。
それから、宿屋に戻り明日は俺達は温泉に向かうからと告げて、温泉からの帰りにウチに寄るのだと約束させられて、それぞれの部屋に別れた。
その夜? 勿論だが、俺の二丁拳銃が盛大に火を噴いた事だけ述べておくよ。
2
あなたにおすすめの小説
ハイエルフ少女と三十路弱者男の冒険者ワークライフ ~最初は弱いが、努力ガチャを引くたびに強くなる~
スィグトーネ
ファンタジー
年収が低く、非正規として働いているため、決してモテない男。
それが、この物語の主人公である【東龍之介】だ。
そんな30歳の弱者男は、飲み会の帰りに偶然立ち寄った神社で、異世界へと移動することになってしまう。
異世界へ行った男が、まず出逢ったのは、美しい紫髪のエルフ少女だった。
彼女はエルフの中でも珍しい、2柱以上の精霊から加護を受けるハイエルフだ。
どうして、それほどの人物が単独で旅をしているのか。彼女の口から秘密が明かされることで、2人のワークライフがはじまろうとしている。
※この物語で使用しているイラストは、AIイラストさんのものを使用しています。
※なかには過激なシーンもありますので、外出先等でご覧になる場合は、くれぐれもご注意ください。
ペーパードライバーが車ごと異世界転移する話
ぐだな
ファンタジー
車を買ったその日に事故にあった島屋健斗(シマヤ)は、どういう訳か車ごと異世界へ転移してしまう。
異世界には剣と魔法があるけれど、信号機もガソリンも無い!危険な魔境のど真ん中に放り出された島屋は、とりあえずカーナビに頼るしかないのだった。
「目的地を設定しました。ルート案内に従って走行してください」
異世界仕様となった車(中古車)とペーパードライバーの運命はいかに…
文字変換の勇者 ~ステータス改竄して生き残ります~
カタナヅキ
ファンタジー
高校の受験を間近に迫った少年「霧崎レア」彼は学校の帰宅の最中、車の衝突事故に巻き込まれそうになる。そんな彼を救い出そうと通りがかった4人の高校生が駆けつけるが、唐突に彼等の足元に「魔法陣」が誕生し、謎の光に飲み込まれてしまう。
気付いたときには5人は見知らぬ中世風の城の中に存在し、彼等の目の前には老人の集団が居た。老人達の話によると現在の彼等が存在する場所は「異世界」であり、元の世界に戻るためには自分達に協力し、世界征服を狙う「魔人族」と呼ばれる存在を倒すように協力を願われる。
だが、世界を救う勇者として召喚されたはずの人間には特別な能力が授かっているはずなのだが、伝承では勇者の人数は「4人」のはずであり、1人だけ他の人間と比べると能力が低かったレアは召喚に巻き込まれた一般人だと判断されて城から追放されてしまう――
――しかし、追い出されたレアの持っていた能力こそが彼等を上回る性能を誇り、彼は自分の力を利用してステータスを改竄し、名前を変化させる事で物体を変化させ、空想上の武器や物語のキャラクターを作り出せる事に気付く。
神樹の里で暮らす創造魔法使い ~幻獣たちとののんびりライフ~
あきさけ
ファンタジー
貧乏な田舎村を追い出された少年〝シント〟は森の中をあてどなくさまよい一本の新木を発見する。
それは本当に小さな新木だったがかすかな光を帯びた不思議な木。
彼が不思議そうに新木を見つめているとそこから『私に魔法をかけてほしい』という声が聞こえた。
シントが唯一使えたのは〝創造魔法〟といういままでまともに使えた試しのないもの。
それでも森の中でこのまま死ぬよりはまだいいだろうと考え魔法をかける。
すると新木は一気に生長し、天をつくほどの巨木にまで変化しそこから新木に宿っていたという聖霊まで姿を現した。
〝この地はあなたが創造した聖地。あなたがこの地を去らない限りこの地を必要とするもの以外は誰も踏み入れませんよ〟
そんな言葉から始まるシントののんびりとした生活。
同じように行き場を失った少女や幻獣や精霊、妖精たちなど様々な面々が集まり織りなすスローライフの幕開けです。
※この小説はカクヨム様でも連載しています。アルファポリス様とカクヨム様以外の場所では公開しておりません。
いらないスキル買い取ります!スキル「買取」で異世界最強!
町島航太
ファンタジー
ひょんな事から異世界に召喚された木村哲郎は、救世主として期待されたが、手に入れたスキルはまさかの「買取」。
ハズレと看做され、城を追い出された哲郎だったが、スキル「買取」は他人のスキルを買い取れるという優れ物であった。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
コンバット
サクラ近衛将監
ファンタジー
藤堂 忍は、10歳の頃に難病に指定されているALS(amyotrophic lateral sclerosis:筋萎縮性側索硬化症)を発症した。
ALSは発症してから平均3年半で死に至るが、遅いケースでは10年以上にわたり闘病する場合もある。
忍は、不屈の闘志で最後まで運命に抗った。
担当医師の見立てでは、精々5年以内という余命期間を大幅に延長し、12年間の壮絶な闘病生活の果てについに力尽きて亡くなった。
その陰で家族の献身的な助力があったことは間違いないが、何よりも忍自身の生きようとする意志の力が大いに働いていたのである。
その超人的な精神の強靭さゆえに忍の生き様は、天上界の神々の心も揺り動かしていた。
かくして天上界でも類稀な神々の総意に依り、忍の魂は異なる世界への転生という形で蘇ることが許されたのである。
この物語は、地球世界に生を受けながらも、その生を満喫できないまま死に至った一人の若い女性の魂が、神々の助力により異世界で新たな生を受け、神々の加護を受けつつ新たな人生を歩む姿を描いたものである。
しかしながら、神々の意向とは裏腹に、転生した魂は、新たな闘いの場に身を投じることになった。
この物語は「カクヨム様」にも同時投稿します。
一応不定期なのですが、土曜の午後8時に投稿するよう努力いたします。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる