痛みと快楽

くろねこや

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オーナーと『家畜』

1 家畜

あの子には黙っていましたが、この店には『ハードプレイ』の日もあるんですよ。

まぁ、今日のは『SM』ですらないのですが……。


「本日は、特別なお客様限定の無料デーです。今日に限りまして『いつものルール』は適用されません。これは『作品』ではありませんし、『人間』でもありません。いくら痛めつけても、快楽に堕としても構いません。『ブラックチケット』以上だとお考えください」

店内に拍手が起きます。

あぁ、震えてますね。
常連のお客様方も、わたしもね、あなたみたいに『SM』を勘違いされている方が大嫌いなんですよ。

お互いに快感があってこそでしょう。
『愛してる』からこそのプレイです。



この男、いや去勢されてますから『家畜』でいいですかね?
あの子をそう呼んでいたんでしょう?
いえ、『肉便器』?『公衆便所』でしたか?

ペニスを失った『その部分』は、まるで女の子のようにツルリとしています。陰毛も除去しましたから、よく見えますね。

下拵えとして、昨夜からこの腹の中には、大量のローション、大量の精液、大量のピンポン球を入れてあります。
あの子がされたように、出せないようテープで出口を塞いで。

一番体格がいい子たちに犯してもらいましたから、あの子の恐怖を少しでも感じられましたか?
あなたの『ご友人』の数には全然足りないですが、10人に協力してもらいましたからね。


「この『家畜』が『SM』と称して行ってきた行為の数々です。……わたしも事前に映像を見ましたけれど、本当に酷いものです」

それはシンが彼らの会社のサーバから手に入れたものだった。

客席のタブレットと、『家畜』の目の前に設置したスクリーンに映像を流す。

犯されて、痛がって泣く、奴隷、奴隷、奴隷…。

そして、この男がコレクションしていた高校1年生のあの子を辱めた映像をダイジェストにしたもの。

店内が凍りつきました。
みんな、あの子が大好きですからね。

この映像を初めて見た時、うっかりこの『家畜』を殺してしまうところでした。



「さて始めましょう」

わたしはニッコリ微笑みます。


ステージには縄跳びのロープで手を拘束された『家畜』が転がっています。

背が高いせいか、しなやかで長い脚が目を惹きます。荒い呼吸に揺れる、張りのある胸筋と腹筋が汗で輝いて美しいですね。不覚にも見惚れてしまいました。
完璧な美から『大切な一部』が欠損していることにも、『いけないものを見てしまった』ような魅力を感じます。


お腹が痛いのでしょう。テープで口を塞いでいるから声も出せなくてツラいはずです。

「特別に跳び箱を用意しました。あの子をここに縛り付けて犯した後、中に閉じ込めたことがあったそうですね」

『家畜』をうつ伏せにして、跳び箱の上に縛る。

お腹が圧迫されて痛いでしょう。
あの子のお腹を踏んだ時、気持ちよかったですか?

「では、『家畜』による『産卵ショー』を始めます。この『家畜』はこれが大好きなので、泣いて喜ぶことでしょう」

拍手が起きる。

あぁ、絶望に満ちた顔だ。
あなたが『大好きなピンポン球』ですよ。
泣いて嫌がるあの子に何回『産ませた』んですか?

下に大きくて透明なバケツを用意し、『家畜』の穴を塞いでいたテープを剥がします。一つ目がテープにつられて出てこないように注意して…。

ピンポン球のオレンジ色が穴から顔を出しています。

「ほら、もう我慢しなくていいんですよ。『卵を産みなさい』」

首を振る『家畜』。

おや、また泣いてますね。


「皆様の中に、『家畜の産卵』をお手伝いしてくださる方はいらっしゃいますか?」

挙手の代わりに、タブレットに用意したボタンを押していただくと、わたしの端末に知らせが届きます。

この工程に適したお客様を2人選びます。
さすが常連様です。不満の声は上がりません。

「それではこちらへお越しください」


『家畜』はペニスを失った場所から肛門のフチまでの道を、指でゆるゆると撫でられています。
ローションでヌルヌルにされて堪らないのでしょう。腰が逃げようとしていますが、追いかけるように撫でてもらっています。

もう1人からは脇腹や腰を同じように撫でられています。
特に反応した場所は、舌でぬろりと舐められ、さらに跳び箱に擦れている乳首には横から振動するローターを押し付けられています。

乳首も昨夜、さんざん苛めておきましたから、堪らないはずです。

痛みよりクルでしょう。
ほら、出さないように必死なお尻から、力が抜けてしまいますね。

「お尻が揺れてますね。ほら、我慢しないで楽になりなさい」

引き伸ばされた肛門が、ヒクヒクと痙攣し始めました。お客様がお尻から離れます。

その時、

プッ、ブボボボボボボ!!

カツン、カツン、カツン、カツン……、

ドロロロロロロロ……、

破裂音と共に、バケツに大量のピンポン球、大量の液体が一気に噴き出しました。

最後にドロドロの便も出てきました。
あえて昨日、『奥まで処理』はしませんでしたからね。

あまりの解放感に、ペニスもないのに『達した』ようです。

「…汚いし、臭いですね。わたしは『産卵しなさい』と言ったのに。守れないなんて…」

『臭い』といって、失禁したあの子を蹴ったり、ホースの水をかけたのでしょう?
あの子は行為の前に水分を摂ることを怖がるようになってしまいましたよ。


「おしおきが必要ですね」

『家畜』がビクリと震えました。

わたしの端末に、お客様のタブレットから挙手のサインが届きます。


ピンポン球から解放された肛門が閉じようとしたところに、太く長いシリンジが挿し込まれました。

このお客様は、入れる液量の限界を見極めるのが上手いのです。
『もう無理!』と必死に首を振っていますが、この方にはまだ入ると分かっているので浣腸液の注入が続きます。

お腹がぽっこりして、跳び箱に圧迫されて、苦しそうです。

バケツは新しいものに取り替えられていますが、出口は大きなアナルプラグで塞がれて、出すことは許されません。
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