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第4章 そうだ実家へ行こう
37話 いざ実家へ
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久しぶりのコラボ配信を終え、皿洗いをしている俺にハジメが話しかけて来た。
「なぁなぁホムラ」
「ん?どした?」
「バーチャルキャバクラって本当に大丈夫なのか?」
そう聞いて来たハジメの顔は少し不安と言うか、どちらかと言うとそれよりも今までは炎上しない様に立ち回って来た俺がいきなり、そんな名前からして燃えそうなことをやろうと言い出したことに驚いている様子だった。
「まぁ、大丈夫じゃない?ほらバーチャルホストクラブやってる所もあるくらいだし、もしハジメが嫌なら今からでも断ってくれてもいいけど」
俺がハジメにそう聞いてみたがハジメは
「いや面白そうだからやるけどさー」
と答えてくれた。
「それにうちの運営もホムラさんとやるなら大丈夫ですよって、ゴーサイン出してるし……お前どんだけうちの運営と仲良いんだよ!」
「いやー実は前からちょくちょくアンダーライブの運営の人と、炎上対策について話し合ったりしててな。そんな訳でそっちの運営さんと俺はズブズブの関係よ」
それを聞いたハジメは驚きながらも、俺のthe悪者みたいな顔を見て笑い出した。
「それじゃあそろそろ妹が帰ってくる時間だから俺は帰るな」
「おう」
そう言って皿洗いにそのついでにハジメの家の掃除や洗濯に、ハジメが晩御飯を某宅配サービスで頼もうとしていたので簡単にカレーを作って俺はハジメの家を後にした。
◯
家に着く頃には空はすでに黒に染まっており、早く晩飯の用意をしなければと思いながら家に入ると、なんとも珍しい事に父さんと母さんが既に家に帰って来ていた。
「あれ?父さんに母さん今日は帰り早いね」
俺がまだ晩御飯できてないと言うか作ってすらないことを伝えながらそう聞くと、父さんは大変申し訳そうな顔をして俺に質問して来た。
「夏お前明日と明後日は暇か?」
何故今それを聞く?と全くその質問の意図がわからなかったが、実際パソコンの修理が終わるまでは配信ができない為、俺は晩御飯の用意をしながら父さんに答えた。
「暇だけど……それがどうしたんだ?もしかして家族旅行でも行くつもりなのか?俺は別にいいけど真冬はなんで言ってるんだ?」
俺のその質問に少し考えた後父さんがなんとも微妙な顔で答えた。
「ま、まぁ……そうだな一応は家族旅行になるかな。」
父さんのその歯切れの悪い言いように少しイラッとしながらも俺はその旅行先について聞いた。
「それで結局行き先はどこなんだよ」
「…………実家だ」
「実家?」
「ああ、それも母さんの実家だ」
その行き先を聞いた俺は父さんと同じ様な微妙な顔つきになった。
母さんの実家は流石に金城みたいな馬鹿みたいな金持ちでは無いものの政治家や医者などのエリートを多く世に輩出して来た由緒正しいお家で、父さんが母さんと結婚を許してもらうために大企業で入社1年でスピード出世をしてようやく許してもらえた程の家だ。
それで何故俺と父さんが微妙な顔になるというかと言うと、そんなエリート一家の中で落ちこぼれという訳ではないが、優秀では無い俺達は大爺様と言う確か今年で100歳を超えたらしい、母さんの実家の長をやっている人に会う度にぐちぐちと言われるからだ。
とは言っても大爺様も嫌味で俺たちの事をぐちぐち言っているのでは無く、100%の善意で言ってくれているので、俺と父さんはこんな風な微妙な顔になってしまったと言う訳だ。
と言うか俺的には父さんも大変優秀に思えるのだが、あのエリート一家の中では俺に続き下の方に居るのが本当に信じられない。
ちなみに言うとウチでぶっちぎりで優秀でスーパーかわいい真冬は、大爺様から毎度会う度に頭を撫でられて俺の1ヶ月の給料ぐらいはあるであろうお小遣い貰うほど優秀で可愛ぐられているのである!
流石は俺の妹真冬最高!!
とここまで真冬を褒めちぎったが、そんなスーパー凄い真冬よりも優秀なのが普通に居るのが母さんの実家なのである。
いやーいつ聞いてもヤバイわ
そんなこんな考えているうちに晩御飯の用意が終わった俺は、それを配膳しながら、朝食に父さんと母さん真冬の3人のお弁当に、ハジメとのコラボ料理にハジメの晩御飯とうちの晩御飯って、今日俺めちゃくちゃご飯作ってるなぁ~とどうでもいい事を考えていた。
◯
そんな訳で翌日俺はいつもの様に朝早くに起きいつもの様に朝食を作っていると、いつもより数倍もぴっちりとした正装を来た父さんと、普段着の母さんと真冬が荷物を持ってリビングまでやって来た。
母さんの実家まではここからそこそこ距離があるのだが、父さんが車を出してくれると言う事でその辺は特に気にせず、俺は俺で実家に着くまでは今度やるバーチャルキャバクラの台本を考える事にした。
そうして朝食をとった俺達は母さんの実家へと向かう事になった。
「なぁなぁホムラ」
「ん?どした?」
「バーチャルキャバクラって本当に大丈夫なのか?」
そう聞いて来たハジメの顔は少し不安と言うか、どちらかと言うとそれよりも今までは炎上しない様に立ち回って来た俺がいきなり、そんな名前からして燃えそうなことをやろうと言い出したことに驚いている様子だった。
「まぁ、大丈夫じゃない?ほらバーチャルホストクラブやってる所もあるくらいだし、もしハジメが嫌なら今からでも断ってくれてもいいけど」
俺がハジメにそう聞いてみたがハジメは
「いや面白そうだからやるけどさー」
と答えてくれた。
「それにうちの運営もホムラさんとやるなら大丈夫ですよって、ゴーサイン出してるし……お前どんだけうちの運営と仲良いんだよ!」
「いやー実は前からちょくちょくアンダーライブの運営の人と、炎上対策について話し合ったりしててな。そんな訳でそっちの運営さんと俺はズブズブの関係よ」
それを聞いたハジメは驚きながらも、俺のthe悪者みたいな顔を見て笑い出した。
「それじゃあそろそろ妹が帰ってくる時間だから俺は帰るな」
「おう」
そう言って皿洗いにそのついでにハジメの家の掃除や洗濯に、ハジメが晩御飯を某宅配サービスで頼もうとしていたので簡単にカレーを作って俺はハジメの家を後にした。
◯
家に着く頃には空はすでに黒に染まっており、早く晩飯の用意をしなければと思いながら家に入ると、なんとも珍しい事に父さんと母さんが既に家に帰って来ていた。
「あれ?父さんに母さん今日は帰り早いね」
俺がまだ晩御飯できてないと言うか作ってすらないことを伝えながらそう聞くと、父さんは大変申し訳そうな顔をして俺に質問して来た。
「夏お前明日と明後日は暇か?」
何故今それを聞く?と全くその質問の意図がわからなかったが、実際パソコンの修理が終わるまでは配信ができない為、俺は晩御飯の用意をしながら父さんに答えた。
「暇だけど……それがどうしたんだ?もしかして家族旅行でも行くつもりなのか?俺は別にいいけど真冬はなんで言ってるんだ?」
俺のその質問に少し考えた後父さんがなんとも微妙な顔で答えた。
「ま、まぁ……そうだな一応は家族旅行になるかな。」
父さんのその歯切れの悪い言いように少しイラッとしながらも俺はその旅行先について聞いた。
「それで結局行き先はどこなんだよ」
「…………実家だ」
「実家?」
「ああ、それも母さんの実家だ」
その行き先を聞いた俺は父さんと同じ様な微妙な顔つきになった。
母さんの実家は流石に金城みたいな馬鹿みたいな金持ちでは無いものの政治家や医者などのエリートを多く世に輩出して来た由緒正しいお家で、父さんが母さんと結婚を許してもらうために大企業で入社1年でスピード出世をしてようやく許してもらえた程の家だ。
それで何故俺と父さんが微妙な顔になるというかと言うと、そんなエリート一家の中で落ちこぼれという訳ではないが、優秀では無い俺達は大爺様と言う確か今年で100歳を超えたらしい、母さんの実家の長をやっている人に会う度にぐちぐちと言われるからだ。
とは言っても大爺様も嫌味で俺たちの事をぐちぐち言っているのでは無く、100%の善意で言ってくれているので、俺と父さんはこんな風な微妙な顔になってしまったと言う訳だ。
と言うか俺的には父さんも大変優秀に思えるのだが、あのエリート一家の中では俺に続き下の方に居るのが本当に信じられない。
ちなみに言うとウチでぶっちぎりで優秀でスーパーかわいい真冬は、大爺様から毎度会う度に頭を撫でられて俺の1ヶ月の給料ぐらいはあるであろうお小遣い貰うほど優秀で可愛ぐられているのである!
流石は俺の妹真冬最高!!
とここまで真冬を褒めちぎったが、そんなスーパー凄い真冬よりも優秀なのが普通に居るのが母さんの実家なのである。
いやーいつ聞いてもヤバイわ
そんなこんな考えているうちに晩御飯の用意が終わった俺は、それを配膳しながら、朝食に父さんと母さん真冬の3人のお弁当に、ハジメとのコラボ料理にハジメの晩御飯とうちの晩御飯って、今日俺めちゃくちゃご飯作ってるなぁ~とどうでもいい事を考えていた。
◯
そんな訳で翌日俺はいつもの様に朝早くに起きいつもの様に朝食を作っていると、いつもより数倍もぴっちりとした正装を来た父さんと、普段着の母さんと真冬が荷物を持ってリビングまでやって来た。
母さんの実家まではここからそこそこ距離があるのだが、父さんが車を出してくれると言う事でその辺は特に気にせず、俺は俺で実家に着くまでは今度やるバーチャルキャバクラの台本を考える事にした。
そうして朝食をとった俺達は母さんの実家へと向かう事になった。
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