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第4章 そうだ実家へ行こう
53話 バーチャルキャバクラ その3
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「あの……えっとハジメさんよろしくお願いします」
「あ、こちらこそ」
そんなこんなで全くキャバクラっぽくない雰囲気で、オンプさんとハジメの接待プレイが始まった。
「…………」
「…………」
「…………」
「……あ、あのーオンプさん?」
プレイが始まって早々オンプさんは何を話していいのか分からず黙りこくってしまって、それに不安を覚えたハジメはオンプさんに声をかけた。
だーがそれも俺にとっては想定内だ。
今回の企画正直日頃からメスガキをやってる姫ちゃんは勿論、今回の企画で梅さんの演技力を知った為この2人は放置でも何とかなると思っていたので、俺は今回の配信ではオンプさんのサポートに徹しようと色々考えてきた。
そしてその一つが軽いゲームだ。
別にオンプさんもコミュ障という訳ではなく、単にこの企画と相性が悪いのと、特に問題なのがみんな忘れがちだがハジメは俺達vtuber界隈の中では、レジェンドの中のレジェンドだ。
そんな人と1対1で話し合って緊張するなという方が、酷というものだろう。
一応これでも人気企業の一期生で界隈の中で見たら人気がある俺でさえ、初めてハジメとコラボした時は大いに緊張した。
だが実際話してみたら思ったよりも普通の人だし、適当にボケてもしっかりとツッコミをしてくれる。
theコラボチュートリアルみたいな性能をした男だという事を俺は知っている。
だからこそオンプさんもハジメと話すきっかけさえあれば、キャバクラという事に目を瞑ればしっかり話せるはず!……多分
という訳で俺は早速2人に助け舟を送る事にした。
「お客様当店ではキャストとしりとりなどの軽いゲームをして、交流を深める事など可能ですがどうですやってみますか?」
「おお!いいねオンプさんも大丈夫かな?」
「あ、はい勿論大丈夫です。」
「でも本当に大丈夫?俺実は地元じゃしりとり王って言われるほど、しりとり強かったんだけどね」
「はい大丈夫です」
という訳でオンプさんとハジメの2人でしりとりをする事になったのだが……
「ビール」
「る!?また、る?るーるーるー……!ルービックキューブ!」
「VR」
「ああぁぁあ!!!」
始まって速攻でオンプさんがハジメをる攻めし始めた。それも全力でだ。
コメント
:しりとり王(笑)
:おいおい大丈夫か?しりとり王
:ボッコボコで草
:る攻めはやばい
:発狂もんだろコレ……
:オンプちゃんしりとりTUEEE
:ハジメクソ雑魚じゃんw
そんな感じで自称しりとり王はオンプさんに開始早々一方的にボッコボコにされ、あまつさえコメント欄でもその余の即堕ち具合からしりとり王(笑)と馬鹿にされていた。
という訳でハジメとオンプさんのしりとり勝負はそんなに時間もかからず、ハジメがるから始まる言葉が出せなくなり決着する事になった。
「くそッ!絶対かてると思ってたのに!」
「リハの時からあんなに自信満々だったのにクソ雑魚だったなしりとり王(笑)さん」
「おい!うっさいぞ店長!話しかけてくんじゃねぇ!」
「すみませんハジメさん。しりとり私の方が強くてごめんなさい」
「え?何?何で?オンプさん急にどうして煽ってきたの?」
「?」
「草」
オンプさん的にはハジメに恥をかかせてしまったと思い、謝ってくれたのであろうがタイミングがタイミングだった為、その言葉は誰がどう聞いてもハジメを煽っている様にしか聞こえなかった。
そうしてその後もしりとりの事を中心に、オンプさんとハジメで話し合っていると、オンプさんが何かを思い出したかの様に声を上げた。
「あ!」
「え?オンプさんどうかした?」
「あ、いえ。……実は私ハジメさんに話したいことがありまして」
「話したい事?俺で大丈夫なら何でも言ってみて」
「はい、ありがとうございます」
普通にハジメと話しているうちに企画のことを忘れていたオンプさんだったが、自分が今バーチャルキャバクラという企画で、どうにかしてハジメからお酒を買ってもらわないといけない事を思い出し、ハジメにお酒を買ってもらうためにオンプさんは自分の身の上話を話し始めた。
「実は私実家が田舎にあって農家をしているんです」
「へーそうなんだ」
「それで、実は両親に農家を継げって言われたんですけど、私はどうしても歌手がしたくてそれで両親とは喧嘩して、逃げる様にして実家を飛び出したんです」
「そうだったんだ。……それは大変だったね」
「はい、それで実家を出たのはいいもののお金が無くてですね……」
おや?
「そんな時私を拾ってくれたのがここの店長でして」
おやおや?
「でもいつまでも店長におんぶに抱っこされているままじゃダメなんです!」
「お、おう……」
おやおやおやおや?
「だから私!」
「ストーーーーップ!!!ストップ!オンプさんストップ!ちょっと待って!」
「はい。どうかしましたか?」
「どうかしましたか?じゃないよ!オンプさんキャバクラって知ってる?そんなお金をもらうためにお客さんと色々する店じゃないからね」
「あれ?そうでしたっけ?」
「そうだよ!」
「いやー俺も急に身の上話始まった辺りから、なんかキャバクラというより別の何かが頭に浮かんでたんだよね」
そう言ったハジメは少し焦っていたのか少し早口だった。
コメント
:パパ活?
:このコメントは削除されています
:エンコウかな?
:セーフ
:オンプちゃんキャバクラ知らなかったんだ。ならしょうがない!
:ホムラナイスセーブ
:いやアウトでは?
「えーっと、まぁはいという訳で2人目のキャストはどうでしたか?お客様」
「んーそうだね。しりとりが異様に強かったってのもあったけど、それよりも最後の最後で何かやらかしそうな雰囲気を感じて、全部そっちに持ってかれちゃったわ」
「うん、俺も聞いててちょっと怖かった。流石の俺のチャンネルでもそれはアウトかな。という訳だからオンプさんには配信終了後、俺からキャバクラについての資料を送らせてもらいたいと思います。」
俺はメッセージ内で謝り倒しているオンプさんに、コレで勉強しなさい!と事前に俺が調べてまとめたキャバクラ関連の資料を渡した。
「とまぁここまで2人のキャストにもてなされてきましたけど、どうですかお客様?」
「そうだね。正直な感想を言えば無条件に可愛い女の子からよいしょされたりして、超最高だな!マジで神企画だなホムラ!」
「いやー俺もそう言って貰えて嬉しいよ。という訳だから今の所切り抜きして拡散しといてねみんな」
コメント
:了解!
:炎ハジメ炎
:任せとけ
:草
:うわっもう切り抜き上がってんだけどw
:すげー早すぎだろw
「よしっ!コレで一緒に燃えようぜハジメ!」
「うおぉぉぉぉい!やめろぉぉぉ!!」
「あ、こちらこそ」
そんなこんなで全くキャバクラっぽくない雰囲気で、オンプさんとハジメの接待プレイが始まった。
「…………」
「…………」
「…………」
「……あ、あのーオンプさん?」
プレイが始まって早々オンプさんは何を話していいのか分からず黙りこくってしまって、それに不安を覚えたハジメはオンプさんに声をかけた。
だーがそれも俺にとっては想定内だ。
今回の企画正直日頃からメスガキをやってる姫ちゃんは勿論、今回の企画で梅さんの演技力を知った為この2人は放置でも何とかなると思っていたので、俺は今回の配信ではオンプさんのサポートに徹しようと色々考えてきた。
そしてその一つが軽いゲームだ。
別にオンプさんもコミュ障という訳ではなく、単にこの企画と相性が悪いのと、特に問題なのがみんな忘れがちだがハジメは俺達vtuber界隈の中では、レジェンドの中のレジェンドだ。
そんな人と1対1で話し合って緊張するなという方が、酷というものだろう。
一応これでも人気企業の一期生で界隈の中で見たら人気がある俺でさえ、初めてハジメとコラボした時は大いに緊張した。
だが実際話してみたら思ったよりも普通の人だし、適当にボケてもしっかりとツッコミをしてくれる。
theコラボチュートリアルみたいな性能をした男だという事を俺は知っている。
だからこそオンプさんもハジメと話すきっかけさえあれば、キャバクラという事に目を瞑ればしっかり話せるはず!……多分
という訳で俺は早速2人に助け舟を送る事にした。
「お客様当店ではキャストとしりとりなどの軽いゲームをして、交流を深める事など可能ですがどうですやってみますか?」
「おお!いいねオンプさんも大丈夫かな?」
「あ、はい勿論大丈夫です。」
「でも本当に大丈夫?俺実は地元じゃしりとり王って言われるほど、しりとり強かったんだけどね」
「はい大丈夫です」
という訳でオンプさんとハジメの2人でしりとりをする事になったのだが……
「ビール」
「る!?また、る?るーるーるー……!ルービックキューブ!」
「VR」
「ああぁぁあ!!!」
始まって速攻でオンプさんがハジメをる攻めし始めた。それも全力でだ。
コメント
:しりとり王(笑)
:おいおい大丈夫か?しりとり王
:ボッコボコで草
:る攻めはやばい
:発狂もんだろコレ……
:オンプちゃんしりとりTUEEE
:ハジメクソ雑魚じゃんw
そんな感じで自称しりとり王はオンプさんに開始早々一方的にボッコボコにされ、あまつさえコメント欄でもその余の即堕ち具合からしりとり王(笑)と馬鹿にされていた。
という訳でハジメとオンプさんのしりとり勝負はそんなに時間もかからず、ハジメがるから始まる言葉が出せなくなり決着する事になった。
「くそッ!絶対かてると思ってたのに!」
「リハの時からあんなに自信満々だったのにクソ雑魚だったなしりとり王(笑)さん」
「おい!うっさいぞ店長!話しかけてくんじゃねぇ!」
「すみませんハジメさん。しりとり私の方が強くてごめんなさい」
「え?何?何で?オンプさん急にどうして煽ってきたの?」
「?」
「草」
オンプさん的にはハジメに恥をかかせてしまったと思い、謝ってくれたのであろうがタイミングがタイミングだった為、その言葉は誰がどう聞いてもハジメを煽っている様にしか聞こえなかった。
そうしてその後もしりとりの事を中心に、オンプさんとハジメで話し合っていると、オンプさんが何かを思い出したかの様に声を上げた。
「あ!」
「え?オンプさんどうかした?」
「あ、いえ。……実は私ハジメさんに話したいことがありまして」
「話したい事?俺で大丈夫なら何でも言ってみて」
「はい、ありがとうございます」
普通にハジメと話しているうちに企画のことを忘れていたオンプさんだったが、自分が今バーチャルキャバクラという企画で、どうにかしてハジメからお酒を買ってもらわないといけない事を思い出し、ハジメにお酒を買ってもらうためにオンプさんは自分の身の上話を話し始めた。
「実は私実家が田舎にあって農家をしているんです」
「へーそうなんだ」
「それで、実は両親に農家を継げって言われたんですけど、私はどうしても歌手がしたくてそれで両親とは喧嘩して、逃げる様にして実家を飛び出したんです」
「そうだったんだ。……それは大変だったね」
「はい、それで実家を出たのはいいもののお金が無くてですね……」
おや?
「そんな時私を拾ってくれたのがここの店長でして」
おやおや?
「でもいつまでも店長におんぶに抱っこされているままじゃダメなんです!」
「お、おう……」
おやおやおやおや?
「だから私!」
「ストーーーーップ!!!ストップ!オンプさんストップ!ちょっと待って!」
「はい。どうかしましたか?」
「どうかしましたか?じゃないよ!オンプさんキャバクラって知ってる?そんなお金をもらうためにお客さんと色々する店じゃないからね」
「あれ?そうでしたっけ?」
「そうだよ!」
「いやー俺も急に身の上話始まった辺りから、なんかキャバクラというより別の何かが頭に浮かんでたんだよね」
そう言ったハジメは少し焦っていたのか少し早口だった。
コメント
:パパ活?
:このコメントは削除されています
:エンコウかな?
:セーフ
:オンプちゃんキャバクラ知らなかったんだ。ならしょうがない!
:ホムラナイスセーブ
:いやアウトでは?
「えーっと、まぁはいという訳で2人目のキャストはどうでしたか?お客様」
「んーそうだね。しりとりが異様に強かったってのもあったけど、それよりも最後の最後で何かやらかしそうな雰囲気を感じて、全部そっちに持ってかれちゃったわ」
「うん、俺も聞いててちょっと怖かった。流石の俺のチャンネルでもそれはアウトかな。という訳だからオンプさんには配信終了後、俺からキャバクラについての資料を送らせてもらいたいと思います。」
俺はメッセージ内で謝り倒しているオンプさんに、コレで勉強しなさい!と事前に俺が調べてまとめたキャバクラ関連の資料を渡した。
「とまぁここまで2人のキャストにもてなされてきましたけど、どうですかお客様?」
「そうだね。正直な感想を言えば無条件に可愛い女の子からよいしょされたりして、超最高だな!マジで神企画だなホムラ!」
「いやー俺もそう言って貰えて嬉しいよ。という訳だから今の所切り抜きして拡散しといてねみんな」
コメント
:了解!
:炎ハジメ炎
:任せとけ
:草
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