【完結】大聖女の息子はやり直す

ゆるぽ

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ジュディ編

46 緊急会議

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レイヴン宅で行われた極秘の緊急会議になかば無理やりついてきたルーベルトは第5班の班員をもぎ取った。


「スカイピオ王国の王子を巻き込みたくはなかったんだが…背に腹は代えられない」


大聖人とは言え、本来帝国民であるアレクシスとしてはただでさえソラリヤ王国で総指揮という異例な事態なのに、さらにスカイピオ王国まで巻き込むことになるのは想定外にもほどがあった。

だがルーベルト以上の実力者をすぐにそろえる手段は無いため受け入れるほかはなかった。




「まあ、安心しなよ。うちの国では聖者としての行動に国境はないがモットーだからね。この作戦で俺に何かあっても誰かが処罰されることは無いと断言しよう」



王族の顔で王族らしくない言葉を発するルーベルト。


そんな彼に総責任者であるアレクシスは静かに頭を下げた。






緊急会議の要であった第5班の聖人の後任があっさりと見つかってしまったため、その後の会議では作戦の内容の確認などが行われた。


特に急に聖人が変更になった第5班の段取りについてはルーベルトの質問も交えつつ綿密に行われたため朝方まで続いた。

















「…思ったより時間がかかってしまったが、おかげで予定通りに作戦が結構できそうだ」





緊急会議が終わり人がいなくなった会議室でアレクシスは安心したようにつぶやいた。

一時はどうなるかと思ったが、考えられる中で最高ともいえる後任が見つかったのは不幸中の幸いと言える。




何を隠そう、第5王子ルーベルト・リード・スカイピオの聖人としての才能と能力は聖人たち限定ではあるものの他国にまで響き渡るほどのもので大聖人候補とまで言われているのだ。


性格に少々難ありなのもあって一般民衆には大聖人候補どころか聖人であることさえ知られていないが。







「会議のおかげで作戦の理解度と各陣営の連携もより強固になった…だが、どうしてもぬぐえないこの不安は何だ?」




順調なはずなのに何か大事なことを見落としているような気がする。

いくら心当たりを探ってみてもその不安の正体を見つけることはできなかった。





















そして2日後、ついに同時浄化作戦が結構される日がやってきた
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