【完結】大聖女の息子はやり直す

ゆるぽ

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終章・魔王大戦

95 エピローグその6・ディートとグロリアのその後

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「浄化完了!」

「今回は楽勝だったな」






ディートは戦いのあと猛勉強をし、飛び級で卒業したあとグロリアとともに浄化の旅に出かけた。

次期侯爵としての課題を定期的に提出するという条件で無理をして出てきた。







「いくら魔王に宣言しちまったからってお前も結構極端だよな~」







呆れ気味にいうグロリア。



彼はアルマリアからの情報で残滓が強力であることを知ったため急いでディートの旅に同行することに決めたのだった。






その後ディートは旅をしつつグロリアたち魔族の誤解を解くことにも力を入れていた。

一応各国から真実は伝えられたものの実物を知らない人たちからすればイマイチピンとこない状態であった。






そこでディートは本物の魔族であるグロリアと実際に交流を持ってもらうことで認識を変化させようと試みていたのだ。



上手くいくときもあればうまくいかない時もあるがそれでも少しづつ変わり始めて入る。









「お前は本気で人の負の心を減らすつもりなんだな」

「消すと言わないだけまだ現実的だろ?」

「そういうの目くそ鼻くそって言うんだぜ…」






気を置かない友人。

種族を超えた友情を結んだ二人は今日も道を行く。







「なあディート…意識だけあいつと…アリーと会話できるようになったんだ」

「!?」



「奇妙な話なんだがジュディが助けてくれたと言っていた…それとアリーも完全に回復したら贖罪をしたいと…」

「そっか…」



「…ジュディがアリーを助けたってのが正直信じられねぇ」

「確かに彼女はあの時…だけど、そうだったらうれしくないか?」



「…確かにそうだな…ジュディも何らかの形で罪を償ってたら…そうだったらいいなあ」

「ああそうだったらいいな…」










お互い顔を見ることなく会話を続ける。

確認せずとも相手がどんな顔をしているかわかっているからだ。




その後も二人は他愛のない会話をし、時折来合いながら進む。








「あ!ジャンから連絡だ。ここから東の街の近くで残滓が見つかったらしい」

「じゃあ近くにいる俺たちがむかうしかねーなぁ」
























こうして大聖女の息子はやり直しは終わった。

彼らの活動が実を結ぶかはわからない、だが彼らがその歩みを止めない限りもう二度と魔王に蹂躙される未来が来ることは無いだろう。




彼らの人生はこれからも続いていく。











大聖女の息子はやり直すー完ー
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