運命のゆりかご

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逃亡の末の逃亡 後

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優斗は、登場するお坊さんに
引き裂かれていた。


ペンションが、用意してくれた
お坊さんなのか?

覚醒されたお坊さんが、
わたしの服を切り裂く。

ハジメが、思いっきり
腰を蹴る。


淡路町まで、働いていた記憶は、ある
不当な解雇処分で

赤坂まで飲み行くことに

無職になるから明日から
キャンプいこうな笑いころげる。

全てを変えてくれと
願いでる

わたしは、淡路の川に違う。

すべてのことを強請ってから

朝起きると優斗と
ハジメが、倒れてねている

精子まみれになっているわたしは、
トイレに行ってから
びっくりする

大量に殴られていた。

ハジメでもなく、優斗でもなく、
一向に死なずとか
言っている県民まで、
いるくらいで。泣けてきた。

力が、生から逃れるまで、
充分ある。

倒れるまで、時間が、あった。

ハジメが、映画のような
ワンシーンが、めぐる

耳打ちして、言葉をこそこそと話す。

力強いような
でもムービーが、走り
残忍なふたりが、
覗かせる。

2人が、三時まで駅に残ると
言ってくる。

今言えば済むと
わたしは、
空気を済む。

時間が、数学的に流れる


時間沿いを高速道路に流れていく

わたしが、血丸みたいな顔で
擦り寄るように歩く。

駅からトラックターという
車で、歩きすぎた、

田んぼの授業で、
ふたりとまた仲良くなれた
のになぜだろう。

海でエッチなことを
数回繰り返した

美女になったなと優斗が、
恋愛の確証が、ないのに
わたしは、
隅田川で、心霊スポットに
行く時は、いつもこうだと
灘夜。


ジェイソンの電動ノコギリの音が
聞こえる

車まで、もうすぐの距離まで
近づいている

橋を渡ればもうすぐな距離。

耳打ちされた。

小学校から高校生まで、
死相が、走ると
耳打ちされる。

それは、私が。合図した
状態で、終わる。

寝ている

ハジメが、ジェイソンが、止まる。

あの頃を謝れと
ジェイソンが、言うと
ペンションで

謝る人間の

名前を言えと
言ってくる

ジェイソンは、霧に包まれる。

ペンションの電話で、
鳴らして

名前と謝る内容を

話す。


ゆたりと時間、流れる

車に乗るふたり
ハジメとわたしは、
血狸に馬鹿にされた優斗が、

トラックの後ろで
ぶつぶつと言ってくる

言葉が、足らないのか?

優斗にありがとうと
残す。

優斗は、前のめりに倒れる。

ハジメは、耳打ちをした。

力強い言葉に拍車ががかる

優斗の死体を引きずるジェイソンが、
ずるずると行き返される
ように続く。

それから食べるポテトチップスに
何度勇気づけられた。

宮田という人物が、
車の故障を訴えるように
懇願する

ハジメは、笑う。

わたしは
橋からだいぶする
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