魔女との世界の歩き方

プロローグ

第一節 【物語の始まり】

【6人の魔女】

この話は神話として知られている。
なので、誰も信じては居ないがはいないが、これは実際にあった本当の事である。

魔女は神としての不死の力があるので、現在も別の次元からこの世界を見守りつつ、生活をしている。
という簡単なお話だ。

そして現在、影の魔女はその力故に心が安定せず、今までも少しずつこの世界に悪影響を及ぼす事があった。
元々そんな事件にはなっていなく、毎回軽い事としてあまり重要視されなかったのだが、ある日突然影の魔女の様態は急変し、他の5人の魔女ですら抑えきれなくなっていた。

そして遂に、影の魔女は自身を抑えきれずにこの世界へと顕現してしまった。
その力は大陸中を覆い、力に影響されて魔物が活性化し異常事態を巻き起こしてしまった。

5人の魔女は世界の混乱を止めるべく、自ら世界に顕現し事態の修正を行おうとしていた。

アムネシア王国では、最初はあまり重要視していなかったが、農作物への被害や冒険者の異常な死亡数などにより、国家全体で対応する事に決められ、各地の鍛冶屋などに武器や防具の発注が多数寄せられてくるようになった。

そんなある日の事だった。