ゲーマーだった俺は余命15年?!〜転生したらゲームの世界だったんだが、、〜

たか虎

文字の大きさ
2 / 3

エピソード1 「余命15年、、」

しおりを挟む
|単語ピヨッピヨッピーピピピ
小鳥のさえずりは鳴り、太陽の眩しい光が俺の目に差し込んできた。
俺には意識があった。

「ここは、、どこだ、、?」

少し頭は痛いが動くことはできた。でもさっきあんなダメージ喰らってたのになんでこんな平気なんだ?
恐る恐る目を開けてみると、そこには野原の広がる大自然が広がっていた。でもそこらじゅうに咲いている花は、見たことがなかった。

「天国なのか?」

もう訳がわからない。まあとにかくまずはそこら辺をさんp、、
突如、俺の前に狼なのか猪なのかわからない謎の生物に遭遇してしまった。ものすごいオーラが放たれていた。
な、なんだこいつ?!鼻がデカくて、、立て髪デカくて、、牙がんでる!なんちゃって♫
ってアホおおう!!俺のアホーー!んなこんな死にかけ状態でダジャレを言う場合かぁ!どーみてもこいつ襲ってきそーじゃねーかー!!

「とりあえず、、ダッシュだぁー!」

うおおおぉぉ!俺は全速力で走った。だが俺はそこまで馬鹿ではない。いや、馬鹿だけど。

「と思うなよお!バカヤロー!!」

俺は速攻で逆戻りし、戸惑った隙に必殺キックをお見舞いした。よし今のうちに逃げ、、
なんだ?気配がしなくなった、、。後ろを振り返ると、謎の生物は変なデジタルっぽいエフェクトとともに体が消えていた。
え?え、、え?いやいや死んだらフツー消えるとかあり得ないんだけど??
その時「ピロピロリン♫」といういかにもゲームっぽい音が流れ出し、目の前に「レベルアップ!1→2 ドロップアイテム「ピッグドグの古びた剣」「ピッグドグの牙」「魔石小」と書かれた透き通る板が現れた。
「・・・・。」「・・・・。」「・・・・。」
馬鹿なこと言っていいかな?。

「俺、、ゲームの世界に転生しちゃったとか?そーいうパターンだったりして、、」

だよね、、だよね、、さっきみたあのゲームみたいな死体の消えたかと聞いた音楽と俺の前に表示されたやつどう見てもゲームとかにある感じのやつだよねありゃ、、。
「ギュルル~~」
あ、そーいえば何も食べてなかったな。 とりあえず街にでも行くか。
正直どこに街があるのかはわからなかったが、運が良かったのか10分歩いたら街が見え始めた。
街に着いて、いろんなところを回ったがやはりゲームとかで見る風景とすごく似ている。建物は中世ヨー
ロッパな感じで着ているものも冒険者っぽい。さてと、屋台でも探すか、、。

「そこの者!直ちに立ち止まれ!」

ゴツくて強そーな騎士が俺にそう叫んだ。あ、積んだ。これ絶対厄介事だろ。

「君、見かけない顔だな、、。しかもなんだその服装は!怪しいものとして確保する!」

え、服装とかだけで捕まんの?まじありえないんだが、、。

「オイオイ俺は何もしてないのになんで捕まんないとダメなんだ?!っておいはなせ!」

「つべこべ言わずに来い!」

ここの法律大丈夫なのかよ~。来た町間違えたなこりゃ。
なんだかんだ連れ去られた俺は牢屋にでも行くのかと思ったら何故か今、、王の目の前にいる!!
俺悪者扱いされてるんだよね?なんで老爺じゃなくてここなんだ!!状況がさっぱり理解できん。
俺の想像していた王とは違い、若くて、、なんというかヤンキーみたい、、。座り方もヤンキーみたいだし。

「そなた、名はなんという?」

「一条、、じゃなくてアーサトです。」

「アーサトよ。そなたはなぜそのような姿でここにいるのだ?」

「あー、、えーっと、、死んだら何故かここにいました!」

信じないと思うがもうストレートに言ってみた。やはり予想通り他の騎士たちは「こいつ何言ってんだ?w」とめっちゃ笑っていた。
だが王だけは違った。

「お前ら、静まれ。そしてこの部屋から出ろ。1人残らずな。」

なぜか真剣な顔をしていた。もしかして何か知っているのだろうか?

「いやしかし、、」

「しかしも何もない。今すぐ出ろ」

さ、さすがヤンキー王。威圧がすごい。数人いた騎士は一瞬でいなくなった。

「アーサトよ、そなたは死んでここにきたと言ったな?」

「は、はい。なぜかゲームの世界に来てしまったんです。」

「ん?そなたがが言っているゲーム?とやらはなんだ?」

なるほど。この世界の人たちはゲームを知らないのか。
俺は分かりやすいよう、ゲームのこととついでに俺の世界のことも話した。
話し終えた後、ヤンキー王はなぜか笑い出した。

「ヌワッハッハー!面白いことを話すなそなた。気に入ったぞ。」

あーあれか。この人も信じない派か。

「まあそなたは転生者だ。我はあまり信じれんが、ありえないことはない。我はそなたの世界を見たことはないから。ありえないとは言い切れないしな。」

「そうですか、、」

あれ?意外と物分かりがいい人だったのか。すべてはなすには都合がいい。

「ん?アーサトよ、安心してるように見えるが安心はできんぞ。」

「え、、つまりどういうことですか?」

「簡単言えばアーサトの余命は15年くらいなのだ。」
、、、、。は? 理解ができn、、
突然俺は目がまわりだし、王の間のど真ん中で倒れてしまった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない

宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。 不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。 そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。 帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。 そして邂逅する謎の組織。 萌の物語が始まる。

『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』

チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。 気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。 「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」 「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」 最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク! 本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった! 「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」 そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく! 神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ! ◆ガチャ転生×最強×スローライフ! 無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

修復スキルで無限魔法!?

lion
ファンタジー
死んで転生、よくある話。でももらったスキルがいまいち微妙……。それなら工夫してなんとかするしかないじゃない!

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

処理中です...