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第2章~2回目の小学生~
第6話~あまりキョロキョロすると笑われるぞ~
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『1メラー=1メートル』
「ファンデンくん~。今日は私とだよぉ。」
この前マリアと一緒に学校外に調べ物に出たが、自分はリーダーなのでどこへ行ったか分からないと困る為他のメンバーにマリアと調べ物に出ると報告したとき
「マリアちゃん~。ずるいですよぉ。」
「私も外に調べに行けたらなって。」
アリアとアメリアにずるいと抗議される俺とマリア。
結局話し合いの結果、次にアリア、最後にアメリアと一緒に学校外へ調べ物に出るということで決着した。
俺は抗議を受けている間、フリオとセリオスに「なんとかしてくれ。」という視線を送ってみたが、2人はその視線を無視した上に
「モテモテだな色男。」
「フゥゥッ!頑張れ。」
こうやって茶化してくる始末。俺が現代日本で同じ歳だった頃、女子と仲の良い男子が結構茶化されていた覚えはあるが、異世界でもそこらへんは変わらないらしい。
セリオスは更に指笛まで吹いてふざけていたので、指笛を聴いた先生に「授業中ですよ。」と叱られていた。そうやって人を茶化した報いだ、ざまあみろ。
そんなやり取りがあって、今日はアリアと一緒に調べ物に出ることになった。
「アリアさん、今日はどこに調べに行くの?」
「シルヴィ・ラシュリーが戦い前に行った泉にいきましょう~。」
アリア曰く、リール・ア・リーフの街の一角にシルヴィ・ラシュリーが戦勝祈願の為に訪れた泉があり、そこには彼女が石に誓いの文を刻んでいるのだという。
リール山の戦いの直後は街の西の防壁から程近い場所にはあったが、防壁の外だったらしい。
しかし誰でも気軽に行けるように防壁を延長し、泉を丸々防壁内に収めて今や誰でも国を守った英雄が立ち寄った場所に行けるようになったのだ。
西側だけ防壁が二重になっているのもそのためだ。俺とアリアは西の旧門を抜けて泉へと向かう旧門の外側にも人家はあるが、道の奥に見える家々が小さく狭く更に古びていて崩れそうなものすらある。
どうやら外側はこの街で働く庶民が住んでいるようだ。そして20メラーほどの広い道の両側に様々な市場が並び、非常に活気が良い。
現代日本ではあまりお目にかかることはなく、映像を通してぐらいでしか見たことがなかった景色。俺はキョロキョロと市場を見回す。
「ファンデンくんは市場に来るのは初めて?」
「そうだね。俺の家は街外れの丘の上だから、こっちには初めて来たかなぁ。」
キョロキョロと見まわしていた俺に気がついたのか、アリアは珍しいものを見たとでも言いたげな顔を見せながらクスクスと笑う。
俺は少し恥ずかしくなってしまい、市場を見回すのはやめてアリアの方を向いて答えた。
「私はたまにお父様に連れてきてもらうことがあるよぉ。今度ファンデンくんも案内してあげるねぇ。」
しかし今更繕ったところで見られてしまったのだから何のごまかしも利かず、アリアにクスクス笑われながら今度案内すると言われてしまった。
俺は「ありがとう。」と苦笑いで答えるしかなかった。
そんな話をしながら市場を抜けると、アリアが言っていた泉が見えてきた。
「ファンデンくん~。今日は私とだよぉ。」
この前マリアと一緒に学校外に調べ物に出たが、自分はリーダーなのでどこへ行ったか分からないと困る為他のメンバーにマリアと調べ物に出ると報告したとき
「マリアちゃん~。ずるいですよぉ。」
「私も外に調べに行けたらなって。」
アリアとアメリアにずるいと抗議される俺とマリア。
結局話し合いの結果、次にアリア、最後にアメリアと一緒に学校外へ調べ物に出るということで決着した。
俺は抗議を受けている間、フリオとセリオスに「なんとかしてくれ。」という視線を送ってみたが、2人はその視線を無視した上に
「モテモテだな色男。」
「フゥゥッ!頑張れ。」
こうやって茶化してくる始末。俺が現代日本で同じ歳だった頃、女子と仲の良い男子が結構茶化されていた覚えはあるが、異世界でもそこらへんは変わらないらしい。
セリオスは更に指笛まで吹いてふざけていたので、指笛を聴いた先生に「授業中ですよ。」と叱られていた。そうやって人を茶化した報いだ、ざまあみろ。
そんなやり取りがあって、今日はアリアと一緒に調べ物に出ることになった。
「アリアさん、今日はどこに調べに行くの?」
「シルヴィ・ラシュリーが戦い前に行った泉にいきましょう~。」
アリア曰く、リール・ア・リーフの街の一角にシルヴィ・ラシュリーが戦勝祈願の為に訪れた泉があり、そこには彼女が石に誓いの文を刻んでいるのだという。
リール山の戦いの直後は街の西の防壁から程近い場所にはあったが、防壁の外だったらしい。
しかし誰でも気軽に行けるように防壁を延長し、泉を丸々防壁内に収めて今や誰でも国を守った英雄が立ち寄った場所に行けるようになったのだ。
西側だけ防壁が二重になっているのもそのためだ。俺とアリアは西の旧門を抜けて泉へと向かう旧門の外側にも人家はあるが、道の奥に見える家々が小さく狭く更に古びていて崩れそうなものすらある。
どうやら外側はこの街で働く庶民が住んでいるようだ。そして20メラーほどの広い道の両側に様々な市場が並び、非常に活気が良い。
現代日本ではあまりお目にかかることはなく、映像を通してぐらいでしか見たことがなかった景色。俺はキョロキョロと市場を見回す。
「ファンデンくんは市場に来るのは初めて?」
「そうだね。俺の家は街外れの丘の上だから、こっちには初めて来たかなぁ。」
キョロキョロと見まわしていた俺に気がついたのか、アリアは珍しいものを見たとでも言いたげな顔を見せながらクスクスと笑う。
俺は少し恥ずかしくなってしまい、市場を見回すのはやめてアリアの方を向いて答えた。
「私はたまにお父様に連れてきてもらうことがあるよぉ。今度ファンデンくんも案内してあげるねぇ。」
しかし今更繕ったところで見られてしまったのだから何のごまかしも利かず、アリアにクスクス笑われながら今度案内すると言われてしまった。
俺は「ありがとう。」と苦笑いで答えるしかなかった。
そんな話をしながら市場を抜けると、アリアが言っていた泉が見えてきた。
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