スライムたちと異世界スローライフ

groria

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第1章 スライムたちとの出会い

第1話 スライム

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「は?」

いや、いきなりは?から始まってもわけわからないと思うが俺も全くわからない。なにせ大学の通学中に突然森に来たんだから。

目の前に広がっているのは木々ばっか、まったく日本からかけ離れた光景しか見えない。

「どうしたもんか」

いや、まあ自分でも意外と落ち着いてるなとは思うけどとにかく今のことを考えるしかしょうがない。

「カバンはまだあったんだな」

中には財布に水、教科書類に筆記用具。まあ、普通の物しかないわな。食べ物がないのがかなりきついな。

「果物とかあればかなりいいんだけどな」

定番すぎるものではあるが、料理の必要もなくそのままでも食べることができるものが多い。

「しかし、モンスターとかはいないもんなのかな?」

異世界にしか見えないこの森にモンスターが現れないわけはないだろうと思うが、モンスターどころか小動物すらまともに見かけない。

「モンスターのいない異世界なのか?いやよくわからんな」

定番とこで言うとゴブリンとかスライムとか、少し強い種類だとオークとかか出てくるイメージだけど。

「うーん、異世界ものの見過ぎかな」

そんなことを考えてると、近くの茂みがガサゴソとなり始めた。

「なんだ!?」

もしかしていきなりモンスターに遭遇したのか。何もない状態にはきついぞ。

ぷにょん、

「………へ?」

茂みから現れたのは半透明の水色のボールのようなものだった。そう、

「スライムだ」

スライムって言われてると某ゲームの玉ねぎ型かアメーバ型が思い浮かぶが目の前にいるのは綺麗な丸型になってる。

「でもスライムってモンスターっちゃモンスターだよな。平和なイメージあるけど」

スライムは作品によって扱いや性質は違うが、と言うイメージは結構ある。

「かなりやばい状況じゃないのか?」

まだスライムは近づいてこない、まだ襲うつもりはないようだけど。

ぴょんぴょん

「⁉やば...へ?

スライムがついに近づいてきており靴のほうに乗っかて来た。靴ごとを足を溶かす気かと思ったが全くそんなことをしない。

スリスリ

なぜか足元で自身の体をこすりつけているだけだ。

「敵意はないってことだよな」

まだよくわからないが、下手に動いて溶かされては敵わない。とりあえず座って水でも飲むか。

ぴょんぴょん

「ん?水が欲しいのか?」

なんとなくスライムに話しかけるようにつぶやくとスライムはその場でさらに跳ね始める。まさか日本語を理解しているのか?

「いや、それはないだろ。ただ言葉に反応しただけだな」

そう思いながらスライムに水を飲ませようとするがどうすればいいのか。

「スライムだし、きっと吸収してくれるよな」

そう思い、ペットボトルの水を少しだけスライムにかけてあげた。
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