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1章
赤いタイ
「はぁ……あ、そろそろ僕も支度しなきゃな! 今夜の仮面舞踏会には絶対ユノを連れて行って、楽しい時間を過ごさせてあげるんだから!!」
思わず溜息を吐いてしまうが、今夜はサランがユノと一緒に行きたいと思っていた仮面舞踏会があるのだ。
仮面舞踏会は職業試験が待ち受けている七年生を除いた四年生以上の高学年が参加でき、新しい学年が始まる前日に進級を祝うイベントだ。
仮面を付けるなどの仮装をし、正体を隠して交流することで、ハイクラスとスタンダードクラスの壁を無くそうというのが主旨のイベントだが、実際は友人同士で固まって参加することが多く、両クラスの交流はできていないのが実情だ。
だが、友達と美味しい料理が食べられ、美しい音楽が聴ける仮面舞踏会はサランにはとても楽しいイベントなのだ。
高学年の四年生から参加できるのに、昨年ユノは参加せず、部屋で勉強をしていた。
サランは今年こそはユノを仮面舞踏会に連れ出し、美味しい料理と音楽で息抜きをしてほしいと考えていた。そこで、仮面舞踏会に着ていく服がないユノのために、パーティー用のドレッシーな服を用意しようと計画していたのだ。
オーダーはすでに済ませているが、学校のあるシュトレイン山を下ったところにある城下町にある仕立屋に最終調整と受け取りに出かける必要があった。
城下町へ出かけるための着替えを終えたころ、トントン、と部屋がノックされる。
開錠の魔法を唱えて指を振ると、扉が開き友人のトミーとジェイコブが現れた。
「サラン、起きてる?」
「ユノが早く起きていたから大丈夫! 準備もばっちりだよ」
「ユノがいないと、サランは朝寝坊だもんね」
背の低くてふっくらしているジェイコブは面白そうに笑った。
「どうせ、ユノがいないとダメ人間だよ」
「そんなことないよ。ユノがいないとちょっとだらしなくなっちゃうけれど、ユノがいなくったってサランがいい奴なのは変わらないって」
優しいトミーが慰めるように言ってくれた。
三人とも普段よりも少しだけお洒落をして、寮の部屋を出た。
ジェイコブとトミーも仮面舞踏会で着用する服やアイテムを受け取りに城下町の仕立屋まで行くので、一緒に行く約束をしていたのだ。
三人は連れ立って寮を出ると、乗り合いの馬車がやって来る停車場に向かった。
城下町までなら節約と飛行の練習も兼ねて箒で行くこともあるが、今夜は美味しい料理と音楽が楽しめる仮面舞踏会なので魔力を無駄遣いしたくなかったのだ。
平民しか乗ることのない乗合馬車は薄い木の板で出来ていて、ガタゴトと激しく揺られながら三人は城下町に辿り着いた。
乗合馬車を王宮に続くメインストリートで降りると、シュトレイン中の子供たちが憧れるメイキッド玩具店の建物が目立つ。
初等科の頃はこの玩具店をしょっちゅう覗いたものだったが、魔法学校に入学してからは、ユノが故郷の子供たちに買う土産を選ぶのに付き合うくらいで、もっぱらその隣にあるシュミレットの仕立屋を訪れることが多い。
シュミレットの仕立屋は仕事が早い上にデザインもお洒落で、貴族平民問わず若者に人気の店だ。
「サランは新作を頼んだんだよね。どんなの頼んだの?」
明るい店内に入ると、トミーが他の人に迷惑にならないように密やかに尋ねた。
「黒のドレスシャツとグレーのジレを頼んだんだ。ユノは僕より身長高いから合うと思うんだけれど」
「ユノのために仮面舞踏会用の服を新調するなんて、どんだけユノが好きなんだよ」
ジェイコブがくすくすと笑う。
「二人とも、ユノのために僕が新作買ったなんて絶対ユノに言わないでよ。去年僕が着たもののおさがりだって言えば、ユノは負担に思うことなく着てくれると思うから」
「わかってるって。サランはそれで去年の服を着るんだろ? 愛が深いったらないよな」
「去年僕が着た服は、ユノは知らないからいいの」
三人は話しながらカウンターにいる売り子魔法使いにそれぞれオーダーしていたものの引き換え券を渡す。
サランはシャツとジレ、ジェイコブは仮面、トミーはタイをそれぞれ新調していた。
「かしこまりました。ただいまお出しいたしますね」
売り子魔法使いが、それぞれの商品を取り出すための魔法を使おうと指を振り上げた時だった。
店内を足音荒く入って来た者がカウンターに真っ直ぐ向かってきたので、売り子店員も三人も視線を奪われた。
「ビスコンティ家の者です。昨日受け取ったアンドレア様のスーツと共に仕立てたタイですが、赤色がくすんでいてアンドレア様がお気に召さないとのことです。至急直していただきたい」
「かしこまりました。先にいらしたお客様がいるのでその後すぐに……」
「何を仰っているんですか? ビスコンティ家のご子息のアンドレア様ですよ? 昨日までは騎士団の訓練で、本日は学校の生徒会にご出席で、忙しく来店する暇などないのです。もし作り直したものを学校にお持ちし、お気に召さなければ今日中にさらにもう一度作り直しが必要になります。アンドレア様がお気に召さない着衣で、学校の行事に参加されるなどあってはならないことです。もし間に合わなければビスコンティ家は二度とこちらでお取引はいたしません」
「大っ変申し訳ございません……っ今すぐに作り直させていただきますっ店内の仕立て魔法使い全員で作業に当たらせていただきますので、少々お待ちください」
代々王家直属の騎士団を取りまとめる立場にあるビスコンティ家の侍従と思われる者の大きな声に、店の奥から責任者と思われる魔法使いが飛び出してきて頭を下げた。
「では一時間後に取りに参りますので、ビスコンティ家に相応しい鮮やかな赤のタイをお願いしますね」
そう言って侍従魔法使いは出て行った。
「すみません。こんな事情でして、少々お待ちください」
腑に落ちない出来事であったが、売り子魔法使いからそう謝罪されて店内の椅子で待たせてくれただけ今回はマシか、とサランは思った。
平民が軽んじられることは、貴族が多く住む王都ではよくあることだ。
「ちぇっ明らかに僕たちが先に店員と話していたのを見てたくせに。あーあ、早く終わればクリケットのカフェに並べたのになー」
「アンドレア様と僕たちじゃあ購入金額も桁違いだろうし、こうなるのも仕方ないよ」
ジェイコブの家は平民差別が酷いと悪評が立つフィザード家の侍従魔法使いを代々受け継いでいる家系のため、これは取るに足らないことらしい。
「クリケットのカフェは買い物終わってから並んだんじゃ、遅くなっちゃうよね。ターリーの食堂でさっと済ませて帰ろう。ターリーのサンドウィッチもサラン好きでしょ?」
「サンドウィッチだったら城下町のメゾンがよかったなー」
「それこそ貴族の客でいっぱいだろうから、僕らなんて前もって予約しないと買えないよ」
王都で暮らしていると何でもかんでも王族貴族が優先だ。
サランは平民であったが、自分のどこが貴族より劣っているかわからないし、それこそユノなんて、貴族よりも誰よりもずっと優秀な魔法使いだ。
貴族は自分たちより偉いから仕方ない、と考える友人たちに忸怩たる思いはあったが、彼らだってそう考えざるを得ない背景やこれまでの経験があるのだと理解もできるから、責める気持にはなれなかった。
ユノが今朝初めて向かった生徒会にはアンドレア・ビスコンティもいるはずだと思うと、サランはユノを心配に思う気持ちが再び強くなってくるのを感じた。
サランは収納バッグに入れているユノが作ってくれたキャンディを口に含むことで気持ちを紛らわせた。
アンドレア・ビスコンティのせいで、せっかくの王都へのお出かけの出だしは遅れたが、昼までには無事に黒のドレスシャツと光沢のあるシルバーのジレは手にすることができた。
そして友人たちと城下町の大衆食堂で昼食を摂ると、サランは学校の寮の自室に戻った。
思わず溜息を吐いてしまうが、今夜はサランがユノと一緒に行きたいと思っていた仮面舞踏会があるのだ。
仮面舞踏会は職業試験が待ち受けている七年生を除いた四年生以上の高学年が参加でき、新しい学年が始まる前日に進級を祝うイベントだ。
仮面を付けるなどの仮装をし、正体を隠して交流することで、ハイクラスとスタンダードクラスの壁を無くそうというのが主旨のイベントだが、実際は友人同士で固まって参加することが多く、両クラスの交流はできていないのが実情だ。
だが、友達と美味しい料理が食べられ、美しい音楽が聴ける仮面舞踏会はサランにはとても楽しいイベントなのだ。
高学年の四年生から参加できるのに、昨年ユノは参加せず、部屋で勉強をしていた。
サランは今年こそはユノを仮面舞踏会に連れ出し、美味しい料理と音楽で息抜きをしてほしいと考えていた。そこで、仮面舞踏会に着ていく服がないユノのために、パーティー用のドレッシーな服を用意しようと計画していたのだ。
オーダーはすでに済ませているが、学校のあるシュトレイン山を下ったところにある城下町にある仕立屋に最終調整と受け取りに出かける必要があった。
城下町へ出かけるための着替えを終えたころ、トントン、と部屋がノックされる。
開錠の魔法を唱えて指を振ると、扉が開き友人のトミーとジェイコブが現れた。
「サラン、起きてる?」
「ユノが早く起きていたから大丈夫! 準備もばっちりだよ」
「ユノがいないと、サランは朝寝坊だもんね」
背の低くてふっくらしているジェイコブは面白そうに笑った。
「どうせ、ユノがいないとダメ人間だよ」
「そんなことないよ。ユノがいないとちょっとだらしなくなっちゃうけれど、ユノがいなくったってサランがいい奴なのは変わらないって」
優しいトミーが慰めるように言ってくれた。
三人とも普段よりも少しだけお洒落をして、寮の部屋を出た。
ジェイコブとトミーも仮面舞踏会で着用する服やアイテムを受け取りに城下町の仕立屋まで行くので、一緒に行く約束をしていたのだ。
三人は連れ立って寮を出ると、乗り合いの馬車がやって来る停車場に向かった。
城下町までなら節約と飛行の練習も兼ねて箒で行くこともあるが、今夜は美味しい料理と音楽が楽しめる仮面舞踏会なので魔力を無駄遣いしたくなかったのだ。
平民しか乗ることのない乗合馬車は薄い木の板で出来ていて、ガタゴトと激しく揺られながら三人は城下町に辿り着いた。
乗合馬車を王宮に続くメインストリートで降りると、シュトレイン中の子供たちが憧れるメイキッド玩具店の建物が目立つ。
初等科の頃はこの玩具店をしょっちゅう覗いたものだったが、魔法学校に入学してからは、ユノが故郷の子供たちに買う土産を選ぶのに付き合うくらいで、もっぱらその隣にあるシュミレットの仕立屋を訪れることが多い。
シュミレットの仕立屋は仕事が早い上にデザインもお洒落で、貴族平民問わず若者に人気の店だ。
「サランは新作を頼んだんだよね。どんなの頼んだの?」
明るい店内に入ると、トミーが他の人に迷惑にならないように密やかに尋ねた。
「黒のドレスシャツとグレーのジレを頼んだんだ。ユノは僕より身長高いから合うと思うんだけれど」
「ユノのために仮面舞踏会用の服を新調するなんて、どんだけユノが好きなんだよ」
ジェイコブがくすくすと笑う。
「二人とも、ユノのために僕が新作買ったなんて絶対ユノに言わないでよ。去年僕が着たもののおさがりだって言えば、ユノは負担に思うことなく着てくれると思うから」
「わかってるって。サランはそれで去年の服を着るんだろ? 愛が深いったらないよな」
「去年僕が着た服は、ユノは知らないからいいの」
三人は話しながらカウンターにいる売り子魔法使いにそれぞれオーダーしていたものの引き換え券を渡す。
サランはシャツとジレ、ジェイコブは仮面、トミーはタイをそれぞれ新調していた。
「かしこまりました。ただいまお出しいたしますね」
売り子魔法使いが、それぞれの商品を取り出すための魔法を使おうと指を振り上げた時だった。
店内を足音荒く入って来た者がカウンターに真っ直ぐ向かってきたので、売り子店員も三人も視線を奪われた。
「ビスコンティ家の者です。昨日受け取ったアンドレア様のスーツと共に仕立てたタイですが、赤色がくすんでいてアンドレア様がお気に召さないとのことです。至急直していただきたい」
「かしこまりました。先にいらしたお客様がいるのでその後すぐに……」
「何を仰っているんですか? ビスコンティ家のご子息のアンドレア様ですよ? 昨日までは騎士団の訓練で、本日は学校の生徒会にご出席で、忙しく来店する暇などないのです。もし作り直したものを学校にお持ちし、お気に召さなければ今日中にさらにもう一度作り直しが必要になります。アンドレア様がお気に召さない着衣で、学校の行事に参加されるなどあってはならないことです。もし間に合わなければビスコンティ家は二度とこちらでお取引はいたしません」
「大っ変申し訳ございません……っ今すぐに作り直させていただきますっ店内の仕立て魔法使い全員で作業に当たらせていただきますので、少々お待ちください」
代々王家直属の騎士団を取りまとめる立場にあるビスコンティ家の侍従と思われる者の大きな声に、店の奥から責任者と思われる魔法使いが飛び出してきて頭を下げた。
「では一時間後に取りに参りますので、ビスコンティ家に相応しい鮮やかな赤のタイをお願いしますね」
そう言って侍従魔法使いは出て行った。
「すみません。こんな事情でして、少々お待ちください」
腑に落ちない出来事であったが、売り子魔法使いからそう謝罪されて店内の椅子で待たせてくれただけ今回はマシか、とサランは思った。
平民が軽んじられることは、貴族が多く住む王都ではよくあることだ。
「ちぇっ明らかに僕たちが先に店員と話していたのを見てたくせに。あーあ、早く終わればクリケットのカフェに並べたのになー」
「アンドレア様と僕たちじゃあ購入金額も桁違いだろうし、こうなるのも仕方ないよ」
ジェイコブの家は平民差別が酷いと悪評が立つフィザード家の侍従魔法使いを代々受け継いでいる家系のため、これは取るに足らないことらしい。
「クリケットのカフェは買い物終わってから並んだんじゃ、遅くなっちゃうよね。ターリーの食堂でさっと済ませて帰ろう。ターリーのサンドウィッチもサラン好きでしょ?」
「サンドウィッチだったら城下町のメゾンがよかったなー」
「それこそ貴族の客でいっぱいだろうから、僕らなんて前もって予約しないと買えないよ」
王都で暮らしていると何でもかんでも王族貴族が優先だ。
サランは平民であったが、自分のどこが貴族より劣っているかわからないし、それこそユノなんて、貴族よりも誰よりもずっと優秀な魔法使いだ。
貴族は自分たちより偉いから仕方ない、と考える友人たちに忸怩たる思いはあったが、彼らだってそう考えざるを得ない背景やこれまでの経験があるのだと理解もできるから、責める気持にはなれなかった。
ユノが今朝初めて向かった生徒会にはアンドレア・ビスコンティもいるはずだと思うと、サランはユノを心配に思う気持ちが再び強くなってくるのを感じた。
サランは収納バッグに入れているユノが作ってくれたキャンディを口に含むことで気持ちを紛らわせた。
アンドレア・ビスコンティのせいで、せっかくの王都へのお出かけの出だしは遅れたが、昼までには無事に黒のドレスシャツと光沢のあるシルバーのジレは手にすることができた。
そして友人たちと城下町の大衆食堂で昼食を摂ると、サランは学校の寮の自室に戻った。
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~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
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※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。