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駄洒落のグルメ
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今日は、駄洒落の提出が三件、新たな駄洒落の案件が七件あった。駄洒落への、クレーム電話もチラホラ。疲れた。今日は特に、難解なテーマの駄洒落を考えた。依頼は日に日に、増えてゆく。ため息が出る。
ため息を吐いたら、お腹がぐうぐうした。お店を探そう。
ここら辺は、アパレル関係のお店が多いな。アパレル関係、アパレル関係、暴れる男性・・・・・・。あっ、イケない。歩いていると、駄洒落が溢れ出てきてしまう。今は、食べ物のことだけを考えたいのに。
おっ、珍しいな、チャーハン専門店か。でも、今は麺を食べたい気分なんだよな。チャーハンだけじゃ、物足りないよな。めっちゃーハングリ一だからな。よしっ、もう駄洒落は言わないぞ。
キタッ。唐揚げ屋さんだ。暖簾に『からあげ』と、大々的に書かれている。その右下の隅に、顔を近づけないと見えないくらいの小ささで『高田』と縦書きであった。鼻高々と【ウマイ】の幟まである。
ガラガラガラ・・・・・・
店内は、いい感じの狭さだ。ランチ時は、やっばり混んでいるな。七席のカウンターだけだが、六席は埋まっている。ラッキーだな、ちょうど一席空いている。
唐揚げを食べたから、アゲアゲになるとか、最近ないんだよな。この辺りは、当たり前に、アタリのお店が多いよな。だから、期待できるけど。また来たい来たい、みたいになるように、期待してるぞ。
ここは、唐揚げ定食しかないのか。部位と味を、好きなものから選ぶ定食って、異色だよな。モモとムネのミックスにしようかな。モモとムネは、知っているから頼んでも、もうもう無念だ、みたいには思わないだろう。
シンプルな醤油味がいいかな。新婦と神父は、だいたいシンプルが好き。し
ょうゆう事実は、ないんだけども。ライス小、唐揚げの量は中にしようっと。
「すみません。唐揚げ定食。醤油味。それの中盛り。ライスは小で」
「はいよ」
楽しみだ。御札のように、壁にペタペタとメニュ一が貼られてる。御札メニューを見ている今は、オフだ。好きなメニュ一が、目にゅ飛び込んできた。50個はある。知ってる友人のご住所と同じ数くらいだ。
唐揚げは注文してから、揚げるタイプだよな。メニュ一の札は、カラ一原色ばかりだな。目がチカチカする。チカチカ光るから、地下に潜りたいななんてね。まだかな、まだかな。待ち遠しいな。
ペコペコだからな。鶏の唐揚げなのに、うし2頭が頭に浮かんだ。ベコベコ。なんちゃって。水を飲んで、口の中を湿らせよう。見ず知らずの水だけど、こういうときは、よく染むものだ。
水を一口いただこう。うんうん。これは、すごい。テーブルの板を、抱きたいほどの美味しさだ。地元の湧き水かなんかだろうか。脇見ずに、一気に飲み千してしまった。
グルメな方ではない。でも、子供が好きそうなものは、大体好きだ。グルメではないが、美味しいものを食べると、いい意味で、グルグル目が回る。その感覚がいい。そろそろ、来る頃だ。
「お待たせしました。唐揚げ定食醤油味中盛りライス小です」
ついに、やって来た。定食の写真はなかった。だから、驚いた。満足のボリュームと内容で、邪心なくいただける。小鉢がすごい。こばっちゃうくらい豪華だ。豪華すぎで、合格すぎる。
ほうれん草のごま和え。筑前煮。ポテトサラダ。4種のお漬物。味噌汁は、つくね汁か。ライスは小だが、いつでも自分で、おかわり出来るらしい。筑前煮は、テーブルに置かれる直前に、目に入り、ワッとなってしまった。声に出なくて良かった。
ぽてっとした、ポテトサラダからいただこうか。ポテトサラダが、大好きなんだよな。うん、しっとり感と、ホクホク感が絶妙だ。ニンジンの漬物はどうだろう。うん、段々と美味さがにんじんでくる。ヤバイ、唐揚げは、はやく食べた方がいいな。
唐揚げが輝いている。耳元で、ブーンと鳴っている。うるさいな。蚊だろうな。絶対に蚊だろうな。うるさいけど、唐揚げを口に含もうっと。ジューシ一だ。全ての料理のなかで、この唐揚げのジューシ一度の順位は14だ。
ジューシ一重視の唐揚げだな。旨味がすごいし、好きだな。旨味ありすぎて、馬みたいに叫びたくなっちゃった。ヒヒーン、ヒヒーン。唐揚げは輝いていて、蚊は鳴いてる。口のなかが、幸せで溢れてる。
ほうれん草のごま和えを、いただこう。ほうほう、連想させるね。ほうれん草を収穫している、農家夫婦の姿を。ごま和えで、細々とした不安も、吹き飛んだな。一気に平らげてしまったよ。
つくね汁は、どうだろう。うん、美味しさ旨さがノドを突くね。つくねは、手間がかかるから、家ではつくんねえよな。お店で食べるしかない味だ。お店で、テレビではお見せできないほど、下品にがっついてしまった。
あっという間に、完食だ。お腹の感触は、完食してからすごい。おかわりは、すると苦しくなるからしない。もうかなり満足した。また来たいな。
「ごちそうさまでした」
「はいよ」
今日も、いい駄洒落が、たくさん生まれた。グルメっていいな。ぐるぐる目が回るくらい、グルメに夢中だ。さて、アイスクリームを買って、愛すように食べて帰るとするか。
ため息を吐いたら、お腹がぐうぐうした。お店を探そう。
ここら辺は、アパレル関係のお店が多いな。アパレル関係、アパレル関係、暴れる男性・・・・・・。あっ、イケない。歩いていると、駄洒落が溢れ出てきてしまう。今は、食べ物のことだけを考えたいのに。
おっ、珍しいな、チャーハン専門店か。でも、今は麺を食べたい気分なんだよな。チャーハンだけじゃ、物足りないよな。めっちゃーハングリ一だからな。よしっ、もう駄洒落は言わないぞ。
キタッ。唐揚げ屋さんだ。暖簾に『からあげ』と、大々的に書かれている。その右下の隅に、顔を近づけないと見えないくらいの小ささで『高田』と縦書きであった。鼻高々と【ウマイ】の幟まである。
ガラガラガラ・・・・・・
店内は、いい感じの狭さだ。ランチ時は、やっばり混んでいるな。七席のカウンターだけだが、六席は埋まっている。ラッキーだな、ちょうど一席空いている。
唐揚げを食べたから、アゲアゲになるとか、最近ないんだよな。この辺りは、当たり前に、アタリのお店が多いよな。だから、期待できるけど。また来たい来たい、みたいになるように、期待してるぞ。
ここは、唐揚げ定食しかないのか。部位と味を、好きなものから選ぶ定食って、異色だよな。モモとムネのミックスにしようかな。モモとムネは、知っているから頼んでも、もうもう無念だ、みたいには思わないだろう。
シンプルな醤油味がいいかな。新婦と神父は、だいたいシンプルが好き。し
ょうゆう事実は、ないんだけども。ライス小、唐揚げの量は中にしようっと。
「すみません。唐揚げ定食。醤油味。それの中盛り。ライスは小で」
「はいよ」
楽しみだ。御札のように、壁にペタペタとメニュ一が貼られてる。御札メニューを見ている今は、オフだ。好きなメニュ一が、目にゅ飛び込んできた。50個はある。知ってる友人のご住所と同じ数くらいだ。
唐揚げは注文してから、揚げるタイプだよな。メニュ一の札は、カラ一原色ばかりだな。目がチカチカする。チカチカ光るから、地下に潜りたいななんてね。まだかな、まだかな。待ち遠しいな。
ペコペコだからな。鶏の唐揚げなのに、うし2頭が頭に浮かんだ。ベコベコ。なんちゃって。水を飲んで、口の中を湿らせよう。見ず知らずの水だけど、こういうときは、よく染むものだ。
水を一口いただこう。うんうん。これは、すごい。テーブルの板を、抱きたいほどの美味しさだ。地元の湧き水かなんかだろうか。脇見ずに、一気に飲み千してしまった。
グルメな方ではない。でも、子供が好きそうなものは、大体好きだ。グルメではないが、美味しいものを食べると、いい意味で、グルグル目が回る。その感覚がいい。そろそろ、来る頃だ。
「お待たせしました。唐揚げ定食醤油味中盛りライス小です」
ついに、やって来た。定食の写真はなかった。だから、驚いた。満足のボリュームと内容で、邪心なくいただける。小鉢がすごい。こばっちゃうくらい豪華だ。豪華すぎで、合格すぎる。
ほうれん草のごま和え。筑前煮。ポテトサラダ。4種のお漬物。味噌汁は、つくね汁か。ライスは小だが、いつでも自分で、おかわり出来るらしい。筑前煮は、テーブルに置かれる直前に、目に入り、ワッとなってしまった。声に出なくて良かった。
ぽてっとした、ポテトサラダからいただこうか。ポテトサラダが、大好きなんだよな。うん、しっとり感と、ホクホク感が絶妙だ。ニンジンの漬物はどうだろう。うん、段々と美味さがにんじんでくる。ヤバイ、唐揚げは、はやく食べた方がいいな。
唐揚げが輝いている。耳元で、ブーンと鳴っている。うるさいな。蚊だろうな。絶対に蚊だろうな。うるさいけど、唐揚げを口に含もうっと。ジューシ一だ。全ての料理のなかで、この唐揚げのジューシ一度の順位は14だ。
ジューシ一重視の唐揚げだな。旨味がすごいし、好きだな。旨味ありすぎて、馬みたいに叫びたくなっちゃった。ヒヒーン、ヒヒーン。唐揚げは輝いていて、蚊は鳴いてる。口のなかが、幸せで溢れてる。
ほうれん草のごま和えを、いただこう。ほうほう、連想させるね。ほうれん草を収穫している、農家夫婦の姿を。ごま和えで、細々とした不安も、吹き飛んだな。一気に平らげてしまったよ。
つくね汁は、どうだろう。うん、美味しさ旨さがノドを突くね。つくねは、手間がかかるから、家ではつくんねえよな。お店で食べるしかない味だ。お店で、テレビではお見せできないほど、下品にがっついてしまった。
あっという間に、完食だ。お腹の感触は、完食してからすごい。おかわりは、すると苦しくなるからしない。もうかなり満足した。また来たいな。
「ごちそうさまでした」
「はいよ」
今日も、いい駄洒落が、たくさん生まれた。グルメっていいな。ぐるぐる目が回るくらい、グルメに夢中だ。さて、アイスクリームを買って、愛すように食べて帰るとするか。
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