このおじさんのバナナの中身は90%位は優しさで出来ています。

消えていくネット文化と物として残る本

最近、平成史のような感じで色々なとらえかたでまとめられていたりするが、平成のネットの歴史をまとめられた番組を見ていたら懐かしいものが沢山あった。

言われなければ思い出しもしないようなものばかり。

懐かしのフラッシュ映像や人気サイト、2ちゃんねるやらYouTubeの始まった頃やらニコニコ動画やらボーカロイドがでてきた。

ネット回線の充実とともにテキスト主体から映像、動画へと切り替わっていく様はめちゃめちゃ激しい。

ここ20年くらいでどれだけ変わってるんやと思うほどの変わりよう。

ほんの1年前に流行っていたものはもう廃れていると言う状況。

TwitterやFacebookなどは生き残っているが、そういばmixiなどは消えちまったなあ。ご近所さんとかもネット初期にはよく見ていた。今でもあるのだろうか。

何だかネット社会は脳の中の記憶のように使わなくなったら消えていて興味も出てこなくなる。


それとは別にベストセラーの本なんかの記録を見ていると、こちらは遠い過去のようで別次元の感じがする。

サラダ記念日、遺書、サンタフェ、愛される理由、脳内革命、ドラゴンボール、ワンピース、北斗の拳

物として残っているので未だに古本屋でチラホラ見るわけで、物自体がその存在の価値を押し上げているように感じる。


活字や絵として表現されるものは残るもの時間が長く影響力が大きくなっていくが、ネットの文化は時代とともに埋もれていってしまうものもある。

mixiで書いていた日記なんてもう読めないし、2ちゃんで書いた書き込みなんて見ることないでしょう。

まあ、これからの時代はそんな感じであ書き込んでもどんどん消えていくものを楽しむって感覚が必要なんかなあとふと思いました。

そうしないとスピードについていけない。

いつまでも記録されたものに頼っていては取り残されてしまう。

映画とかテレビの放送された録画なんかを一生懸命DVDに焼いたりしていた時もあったけど、よく考えたらそんなもの見返す時間なんてないのよ。

そう考えたらDVDを約時間も惜しくなってある時から焼かなくなった。映画なんて100円でレンタルした方が手間もかからんでええし。

本当に面白いものだけ何回も観るし、記憶にも残っていくんだろうな。