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第2章 コンビニの訪問者
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☆【盛三夕子】から【三盛夕子】に名前を変更しました。
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【《スクモ様》コスプレ作戦】の翌日、ランチタイム終わりの休憩時間に薫ちゃんから電話があった。
〔もしもし理子ちゃん!聞いてよ!三波さん家、『訴え取り下げる。』って!〕
「えっ!?そうなの?良かった~。」
〔それだけじゃ無くて、三波さんが『【スクモ塚】を荒らしたのは、私と三盛夕子です。』って自首して来たそうよ!これで坂野君の疑いも晴れるわね♪
うふふ…休み明けの先生の顔が見ものだわ!!〕
「へぇー自首したんだ。で、肝心な銅鏡の方はどうなったの?」
〔それがやっぱり、三盛夕子が持ってる可能性が高いみたいなのよ。残念だけどここから先は、流石に私達には手が出せないわね。〕
「そうよねー。でもコレで【同人誌イベント】に行けるね♪」
〔…………その事なんだけど…誰か売り子手伝ってくれないかなぁ?〕
「えっ?何時もの売り子の人達は?」
〔それが…あの様子だと参加無理だと思って、断っちゃったのよ。ギリギリまで粘って場所だけでも確保しといたんだけどね。『行ける様になったから。』って連絡したら、皆んなもう知り合いのサークルのお手伝いが決まってて…… 〕
「もしかして、私を当てにしてたの?残念だけど、ストロベリームーンも稼ぎ時なのよ…… 」
〔ですよねー。どうしよう?〕
薫ちゃんは、けっこう焦っているみたいね。
私が話していると、何故かストロベリームーンで不貞腐れていた稲荷狐達から、電話を代わる様に、催促された。
「なんか、田口さんが代わってくれって、良い?」
〔良いけど。〕
聞いた途端に、田口さんは私から引ったくる様に電話を代わると、何やら交渉を始めた。
「はいはい、じゃあ明日朝7時に駅で待ってますね。はい、宜しくお願いします。お嬢さんに代わります。」
どうやら交渉が成立した様ね。
「はい、お嬢さん。代わってくれてありがとう!」
田口さんから電話を受け取り、再び電話に出ると、薫ちゃんはさっきと違って上機嫌だった。
〔あ、理子ちゃん!明日の同人誌イベント、田口さんとお友達が手伝ってくれるって♪お昼のお弁当に稲荷寿司をたくさん持って行く事で、交渉成立したわ。〕
あーやっぱりねー。そんな事だろうと思ってたわ。
で…稲荷狐達が不貞腐れていた理由というのが、昨日言っていた競争に負けたかららしい……
それと銅鏡を取り戻さないと、宴会が開けないと知ったものだから、機嫌も悪くなるというもの。
機嫌が良くなってくれて良かったわ。
「そう…良かったわね。じゃあまた休み明けにね~。」
〔うん、徳さんと満月さんにも宜しく。じゃあねー。〕
電話を切ると、稲荷狐達は『明日の支度をする。』と言って帰って行った。
「それで三盛さんの方は、どうするの?」
と徳さんに聞くとニヤリと笑った……
あ、何かやったな。
「こないだから隣県の知り合いに頼んで、仕掛けてもらっているから、そろそろ結果が出ると思うよ。」
「おい!2人共、喋ってないでこっち手伝ってくれ。」
満月が厨房から顔を出して、私達を呼んでる。5月の連休といえばこの辺りの農家は、田植えの準備で大忙し。昼食を作る時間も惜しいくらいに……
そこでストロベリームーンの出番。車で回ってお弁当販売をしているの。けっこうウケが良くて、評判なのよ。
特に満月の作る、麹漬けの鶏肉の唐揚げとお父さんの煮込みハンバーグは、人気商品なの!今から仕込んで置けば、明日は調理するだけだから、今日は大忙し。
私と徳さんはその間にもやって来るお客さんの相手をしながら、そっちの手伝いもしているので、実はけっこう忙しい……
瑞稀もお母さんと一緒に、ハンバーグの中にいれる野菜を刻む手伝いをしている。
そして、その日の夜…徳タヌキのお友達から、連絡があった。
「銅鏡を持っていた娘が、学校の寮で盗みを働いて警察に補導されたそうじゃぞ。」
「えっ!?学校の寮で盗み?」
「どうやら、よほど手癖の悪い娘だった様じゃのぅ。同室の者の金やいろんな物を盗んでいたのが、バレたそうじゃ……
他にもいろいろ盗んでおるらしいぞ。」
「入学して1月足らずで、はぁ盗みを働くとは…… 」
「うわぁ…何それ?最悪じゃない!」
「たぶん直ぐに銅鏡も見つかるじゃろう。残りの部分は、H大の考古学の教授室にある。《スクモ様》の領域内じゃから、コレで安心じゃな。」
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【《スクモ様》コスプレ作戦】の翌日、ランチタイム終わりの休憩時間に薫ちゃんから電話があった。
〔もしもし理子ちゃん!聞いてよ!三波さん家、『訴え取り下げる。』って!〕
「えっ!?そうなの?良かった~。」
〔それだけじゃ無くて、三波さんが『【スクモ塚】を荒らしたのは、私と三盛夕子です。』って自首して来たそうよ!これで坂野君の疑いも晴れるわね♪
うふふ…休み明けの先生の顔が見ものだわ!!〕
「へぇー自首したんだ。で、肝心な銅鏡の方はどうなったの?」
〔それがやっぱり、三盛夕子が持ってる可能性が高いみたいなのよ。残念だけどここから先は、流石に私達には手が出せないわね。〕
「そうよねー。でもコレで【同人誌イベント】に行けるね♪」
〔…………その事なんだけど…誰か売り子手伝ってくれないかなぁ?〕
「えっ?何時もの売り子の人達は?」
〔それが…あの様子だと参加無理だと思って、断っちゃったのよ。ギリギリまで粘って場所だけでも確保しといたんだけどね。『行ける様になったから。』って連絡したら、皆んなもう知り合いのサークルのお手伝いが決まってて…… 〕
「もしかして、私を当てにしてたの?残念だけど、ストロベリームーンも稼ぎ時なのよ…… 」
〔ですよねー。どうしよう?〕
薫ちゃんは、けっこう焦っているみたいね。
私が話していると、何故かストロベリームーンで不貞腐れていた稲荷狐達から、電話を代わる様に、催促された。
「なんか、田口さんが代わってくれって、良い?」
〔良いけど。〕
聞いた途端に、田口さんは私から引ったくる様に電話を代わると、何やら交渉を始めた。
「はいはい、じゃあ明日朝7時に駅で待ってますね。はい、宜しくお願いします。お嬢さんに代わります。」
どうやら交渉が成立した様ね。
「はい、お嬢さん。代わってくれてありがとう!」
田口さんから電話を受け取り、再び電話に出ると、薫ちゃんはさっきと違って上機嫌だった。
〔あ、理子ちゃん!明日の同人誌イベント、田口さんとお友達が手伝ってくれるって♪お昼のお弁当に稲荷寿司をたくさん持って行く事で、交渉成立したわ。〕
あーやっぱりねー。そんな事だろうと思ってたわ。
で…稲荷狐達が不貞腐れていた理由というのが、昨日言っていた競争に負けたかららしい……
それと銅鏡を取り戻さないと、宴会が開けないと知ったものだから、機嫌も悪くなるというもの。
機嫌が良くなってくれて良かったわ。
「そう…良かったわね。じゃあまた休み明けにね~。」
〔うん、徳さんと満月さんにも宜しく。じゃあねー。〕
電話を切ると、稲荷狐達は『明日の支度をする。』と言って帰って行った。
「それで三盛さんの方は、どうするの?」
と徳さんに聞くとニヤリと笑った……
あ、何かやったな。
「こないだから隣県の知り合いに頼んで、仕掛けてもらっているから、そろそろ結果が出ると思うよ。」
「おい!2人共、喋ってないでこっち手伝ってくれ。」
満月が厨房から顔を出して、私達を呼んでる。5月の連休といえばこの辺りの農家は、田植えの準備で大忙し。昼食を作る時間も惜しいくらいに……
そこでストロベリームーンの出番。車で回ってお弁当販売をしているの。けっこうウケが良くて、評判なのよ。
特に満月の作る、麹漬けの鶏肉の唐揚げとお父さんの煮込みハンバーグは、人気商品なの!今から仕込んで置けば、明日は調理するだけだから、今日は大忙し。
私と徳さんはその間にもやって来るお客さんの相手をしながら、そっちの手伝いもしているので、実はけっこう忙しい……
瑞稀もお母さんと一緒に、ハンバーグの中にいれる野菜を刻む手伝いをしている。
そして、その日の夜…徳タヌキのお友達から、連絡があった。
「銅鏡を持っていた娘が、学校の寮で盗みを働いて警察に補導されたそうじゃぞ。」
「えっ!?学校の寮で盗み?」
「どうやら、よほど手癖の悪い娘だった様じゃのぅ。同室の者の金やいろんな物を盗んでいたのが、バレたそうじゃ……
他にもいろいろ盗んでおるらしいぞ。」
「入学して1月足らずで、はぁ盗みを働くとは…… 」
「うわぁ…何それ?最悪じゃない!」
「たぶん直ぐに銅鏡も見つかるじゃろう。残りの部分は、H大の考古学の教授室にある。《スクモ様》の領域内じゃから、コレで安心じゃな。」
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