僕とギャングスターの大冒険

アサノっち

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路線バス爆破予告

ギャングスターのおとり作戦

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青山は、犯人が持つ定期券区間と、阪急バス、南海バスのバス路線を眺めながら、狙われる路線を特定した。
「野々宮、茨木営業所と堺営業所のバスを調べてくれ。」
そして、野々宮に、爆発物が既に設置されていないか、調べるように促した。
「あとは、バスの手配だな。黄島、路線バスを一台調達したいって言ってただろ?その夢、叶えようぜ。」
青山は、そう言って、旧塗装の近鉄バスを一台、黄島に手配するように指示した。

青山の作戦は、続いた。青山は、あるお取りに使うための宣伝サイトを立ち上げた。
「剛史、この画面を見てくれるか?」
僕が、青山の操作するパソコン画面を見ると、旧塗装の近鉄バスが載ったページを見つけた。
「青山さん、このページは?」
「爆発を広げないための、おとりサイトさ。」
僕の質問に、青山は答えた。
「剛史なら、阪急バスと南海バスは、どの路線を選ぶ?」
青山は、そう言って、阪急バスの茨木営業所と、南海バスの堺営業所のバス路線を見せた。
「…この中なら、石橋阪大前から茨木へ向かうバスと、河内松原から堺東へ行くバスかな。本数もそこそこあるし、乗り応えありそうだし。」
僕が答えると、
「そうか。それなら…。」
青山は、作成途中のパソコンのページに、文言を付け足した。見ると、近鉄バスの旧塗装車が、茨木から河内松原を結ぶという内容で、僕が提案した、阪急バスと南海バスに繋げるようなイメージだった。
「なるほど…。面白そうですね。」
僕が好印象な返事をすると、
「よし!これで作戦続行だ!」
と、青山は、おとりサイトの完成を急いだ。

犯人の使うメールアドレスなどは、既に宇宙警察から情報を仕入れていた。おとりサイトでは、犯人が使うサーバーのみ閲覧可能なサイトを開設して、特定の路線バスに誘き寄せることを狙いにしていた。
内容は、翌日の日中に、茨木から河内松原まで、旧塗装の近鉄バスが走るという内容だった。時間を特定することで、前後に乗り込むと思われる阪急バスと南海バスのバス路線も限定させる狙いがあった。
また、犯人は定期券を持っていたので、カード番号などの情報も入手。青山のパソコンに、犯人が乗る予定の電車情報なども、瞬時に確認できる、もはや発信機となっていた。

一方、黄島と野々宮は、おとりに使うバス車両を整備していた。
黄島は、赤い旧塗装の近鉄バスを購入し、路線バス車両さながらに改造を加えた。
野々宮は、阪急バスと南海バスの営業所と協力して、犯人が乗ると思われる時刻の路線バスを限定させることを確認した。

こうして、ギャングスターは、犯人逮捕に向けて、着々と準備を進めた。
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