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プロローグ
脱出!
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ジャックが居なくなった分だけ看護は楽になった。
ヘレンは眠る時間が長くなったものの、時折起きては私が側に居るか確認する。
話ことは無く、向こうで聞いていた曲を子守唄代わりに歌う。それでも満足するのか、少しだけ目を細めるとまた眠る。
そして、三日後の昼に息を引き取った。
お嬢様と私はおばさんが夕食を持ってくるのを確認したら、ルームに引っ込んで夜が更けるのを待つ。
この三日でお嬢様はほぼ平熱の37度まで熱が下がり、水疱もなくなった。
仮眠をとって起きれば夜の十一時。お嬢様はまだ眠そうだったので、インスタントコーヒーを一発キメる。
「にっが!何これ毒!?」
「コーヒーと言う飲み物です」
「そっちの世界の人間の味覚死んでるの!?」
初めてのコーヒーは刺激が強かったらしい。
黒いジャージに着替えて黒いバンダナで髪を隠し、黒いマスクを用意する。完全に不審者。
扉には閂がしてあった。病人が脱走しないための処置だ。
そんな密閉された空間だが、病人の隔離として適当に作られた小屋なので抜け道はある。というか、作った。
下が地面なので魔力を流すと土が柔らかくなったのだ。それをひたすら看護の合間にモイモイ柔らかくして、鍋で掘ると言う地味な作業を繰り返した。
どんどん魔力操作に慣れていき、サクサク掘れるようになったのは嬉しい誤算だった。ついでに土魔法判定になったのか、砂の矢という魔法も覚えた。
三日かけて穴を掘り、今晩人が一人通れるだけの穴を開通させた。外に出たら、また魔力を操作して穴を埋める。偽装工作、偽装工作っと。
お嬢様はルームの中で待機。
遅いながらもダッシュで北の離れに向かうのはお嬢様から預かった北の離れのマスターキーを使って扉を開けた。
元々北の離れは隠居した辺境伯の住処だったのだが引退しすぐ前辺境伯も奥方も亡くなり、お嬢様は離れが開いた途端継母に押し込められたそうだ。その際大人しくしておいてやるから、マスターキーを寄越せと分捕っておいたらしい。
離れに入ると少し埃っぽい臭いがした。主人とも言えるお嬢様が居ないから手を抜いているのか、単純に人手不足なのか。
そんなことを思いながらルームを発動させる。
扉を開ければ、お嬢様出てくる。マスターキーはお嬢様に返した。
「さっさと取るもの取って行くわよ」
アレ?逃げ出すつもりはあったけど、コレお嬢様が主導してるよね???
最初に行ったのはお嬢様の部屋だ。この離れの主人の部屋なので貴族らしい立派な部屋。
「光源使える?」
リクエストにお応えして小さく明かりをつける。これぐらいなら外から見えないハズ。
お嬢様はクローゼットを開けると、地味な服に着替える。ノラの知識からみるとまあまあ良いところの商店のお嬢さんくらいの服だ。
革製のリュックを取り出すと、シンプルな普段着と下着、クローゼットの奥に閉まってあった子供服をポンポン入れる。ついでに地味なドレスも二着と靴もバッグへ。
次に宝石箱を取り出すとコレもシンプルなものばかりを無造作に入れた。どんどん吸い込まれるようリュックの中に入るところを見ると、マジックバッグの一種なのだろう。
それにしても、どれも足が付きにくいものだなぁ。
本も数冊入れ、飾りかと思った壁に掛けられた両手剣を取る。
「体が鈍ってるのよねー」
やっぱり使うのですね、お嬢様。
気に入っていたもの、必要だと思われるものを回収すると、こっちと離れの奥に連れて行かれた。
マスターキーを使って開ければ、そこはさまざまな魔法具が並べられていた。
「お祖父様が若い頃、ダンジョンで集めたものらしいわ。使う機会が無いからしっかり整理してないし、お父様も興味ないみたいだけど、便利なものがあったら持っていきましょう」
お嬢様が受け取った遺産と考えて良いのかな…?
武器が多いようだが、小物類もある。金属の板のようなものを鑑定すると魔導熱板と出た。
魔力を使ってIH的な使い方をするコンロの一種だ。コレはゲット。
それと小型の魔導テントと結界が張れる手のひらサイズの石、魔石で動くランプを貰っていく。
後は武器類なのであまり興味が無かったのだが、お嬢様に護身用にと魔力を込めると刀身が伸びるダガーを渡された。
北の離れでは最後に研究室の様な場所で、パパッとお嬢様が荷物をまとめると本館へ向かった。
離れにもキッチンはあるが、この様子だと食料はないだろうと言う判断だ。
暗い本館の中は、結構暗くても見える私が先導する。使用人の区画の一番隅にある見習いの部屋に行く。私と同室だった見習いは、病気になったことで家に帰された筈だ。
部屋に入ればノラの使っていたベッドに向かい、ベッドの下に置いた籠を取り出す。中には大きめの革製のショルダーバッグが入っていた。
ノラの母親の形見でマジックバッグの一種だ。見た目の三倍は荷物が入るし、軽い。
普段着と下着、メイド服はどうしようと悩んだが、それも持っていけとお嬢様が言うので入れる。
見習いでも安いながらも出ていた給料の中からコツコツ貯めていた貯金もしっかり入れた。アクセサリー類はあまり興味が無かったので持っていない。
唯一持ってるのは、母親の形見である指輪ぐらいのものだがコレもネックレスとして身につけている。
「後は、食料ね」
「お嬢様は、お母様の形見とか良いの?」
「既にこの中に入ってるわ。この中が一番安全だもの」
後から聞いたところによると、再婚した時点で前辺境伯は生きていた。再婚自体に口を出すことはなかったが、孫娘が冷遇されるのを危惧して持っていた魔法具を譲渡してくれた。
お祖父様の言葉の節々に不穏なものを感じたお嬢様は形見などの大事なものは、即座にマジックバッグの中に入れておいたらしい。
「ただ、子供だったわ。現金を用意していなかったのは痛手」
言えばなんでも揃う環境だったが故に、現金のことがスッパと頭から抜けていたと悔しげに言う。
…イヤ、私と違って高貴な身分の姫様が夜逃げなんかせんのよ。
最後にキッチンへと向かう。行く道すがら、従僕に見つかりそうになったが咄嗟にルームに入ってやり過ごす。
それ以降は順調に行くことができた。貴族の屋敷のわりに警備が手薄?と思ったが、忌小屋に行かされなくても、寝ている病人が多いのだろう。
キッチンに行くと玉ねぎとじゃがいもの常温で持つ野菜、りんごを三つ、ベリーとりんごのジャム一瓶ずつ、ピクルスも一瓶、ベーコン一塊、ぶら下がっているソーセージを一本。それに小麦粉を冷凍用保存袋に二袋。塩と砂糖もポリ袋一袋分。
イメージとしては、アレ?少ないかな?気のせいかな?って感じの量だ。
やり過ぎるとお貴族様に睨まれちゃうからね。
罪悪感はないのかって?
退職金だから、コレ。
門のところまで行くと運が良いことに門番はうとうとしていた。お疲れね。
でもこのままじゃ眠りは浅そうだし抜けられないなと思って、一旦ルームに入ってお嬢様と相談する。
「計画性が無いわね。どうするつもりだったの?」
「お嬢様のお使いでとか、郷に帰ることになってとか言って抜け出すつもりだった」
大胆ね。と言いながらもすっと一つのジェルボールのような物を取り出す。
「魔眠剤。地面に叩きつけると煙が出て低レベルの魔物を眠らすわ。人間にも効く。あらかじめ、人間は解毒剤を飲んでから使用するのが正しい用法ね」
「こんなのどうしたんですか?」
「好きなの、魔法具」
離れに押し込められたのを幸いに、色々研究してたのとお嬢様はにこやかに言う。ノラ知らなかったー!
お嬢様の方がよっぽど大胆じゃねーかな。対魔物用の魔法具躊躇なく人に使うあたり。
お嬢様の説明通り門番の背後でジェルボールを叩きつける。甘い香りがしたところでルームに引っ込み、十分。
様子を見れば門番はぐっすりと眠り出したようだった。
緊急時を想定して門には鍵を掛けていないので、門を少しだけ開けてスルリと抜ける。
「自由だー!」
一つ声を上げると街に向かって駆け出した。
ヘレンは眠る時間が長くなったものの、時折起きては私が側に居るか確認する。
話ことは無く、向こうで聞いていた曲を子守唄代わりに歌う。それでも満足するのか、少しだけ目を細めるとまた眠る。
そして、三日後の昼に息を引き取った。
お嬢様と私はおばさんが夕食を持ってくるのを確認したら、ルームに引っ込んで夜が更けるのを待つ。
この三日でお嬢様はほぼ平熱の37度まで熱が下がり、水疱もなくなった。
仮眠をとって起きれば夜の十一時。お嬢様はまだ眠そうだったので、インスタントコーヒーを一発キメる。
「にっが!何これ毒!?」
「コーヒーと言う飲み物です」
「そっちの世界の人間の味覚死んでるの!?」
初めてのコーヒーは刺激が強かったらしい。
黒いジャージに着替えて黒いバンダナで髪を隠し、黒いマスクを用意する。完全に不審者。
扉には閂がしてあった。病人が脱走しないための処置だ。
そんな密閉された空間だが、病人の隔離として適当に作られた小屋なので抜け道はある。というか、作った。
下が地面なので魔力を流すと土が柔らかくなったのだ。それをひたすら看護の合間にモイモイ柔らかくして、鍋で掘ると言う地味な作業を繰り返した。
どんどん魔力操作に慣れていき、サクサク掘れるようになったのは嬉しい誤算だった。ついでに土魔法判定になったのか、砂の矢という魔法も覚えた。
三日かけて穴を掘り、今晩人が一人通れるだけの穴を開通させた。外に出たら、また魔力を操作して穴を埋める。偽装工作、偽装工作っと。
お嬢様はルームの中で待機。
遅いながらもダッシュで北の離れに向かうのはお嬢様から預かった北の離れのマスターキーを使って扉を開けた。
元々北の離れは隠居した辺境伯の住処だったのだが引退しすぐ前辺境伯も奥方も亡くなり、お嬢様は離れが開いた途端継母に押し込められたそうだ。その際大人しくしておいてやるから、マスターキーを寄越せと分捕っておいたらしい。
離れに入ると少し埃っぽい臭いがした。主人とも言えるお嬢様が居ないから手を抜いているのか、単純に人手不足なのか。
そんなことを思いながらルームを発動させる。
扉を開ければ、お嬢様出てくる。マスターキーはお嬢様に返した。
「さっさと取るもの取って行くわよ」
アレ?逃げ出すつもりはあったけど、コレお嬢様が主導してるよね???
最初に行ったのはお嬢様の部屋だ。この離れの主人の部屋なので貴族らしい立派な部屋。
「光源使える?」
リクエストにお応えして小さく明かりをつける。これぐらいなら外から見えないハズ。
お嬢様はクローゼットを開けると、地味な服に着替える。ノラの知識からみるとまあまあ良いところの商店のお嬢さんくらいの服だ。
革製のリュックを取り出すと、シンプルな普段着と下着、クローゼットの奥に閉まってあった子供服をポンポン入れる。ついでに地味なドレスも二着と靴もバッグへ。
次に宝石箱を取り出すとコレもシンプルなものばかりを無造作に入れた。どんどん吸い込まれるようリュックの中に入るところを見ると、マジックバッグの一種なのだろう。
それにしても、どれも足が付きにくいものだなぁ。
本も数冊入れ、飾りかと思った壁に掛けられた両手剣を取る。
「体が鈍ってるのよねー」
やっぱり使うのですね、お嬢様。
気に入っていたもの、必要だと思われるものを回収すると、こっちと離れの奥に連れて行かれた。
マスターキーを使って開ければ、そこはさまざまな魔法具が並べられていた。
「お祖父様が若い頃、ダンジョンで集めたものらしいわ。使う機会が無いからしっかり整理してないし、お父様も興味ないみたいだけど、便利なものがあったら持っていきましょう」
お嬢様が受け取った遺産と考えて良いのかな…?
武器が多いようだが、小物類もある。金属の板のようなものを鑑定すると魔導熱板と出た。
魔力を使ってIH的な使い方をするコンロの一種だ。コレはゲット。
それと小型の魔導テントと結界が張れる手のひらサイズの石、魔石で動くランプを貰っていく。
後は武器類なのであまり興味が無かったのだが、お嬢様に護身用にと魔力を込めると刀身が伸びるダガーを渡された。
北の離れでは最後に研究室の様な場所で、パパッとお嬢様が荷物をまとめると本館へ向かった。
離れにもキッチンはあるが、この様子だと食料はないだろうと言う判断だ。
暗い本館の中は、結構暗くても見える私が先導する。使用人の区画の一番隅にある見習いの部屋に行く。私と同室だった見習いは、病気になったことで家に帰された筈だ。
部屋に入ればノラの使っていたベッドに向かい、ベッドの下に置いた籠を取り出す。中には大きめの革製のショルダーバッグが入っていた。
ノラの母親の形見でマジックバッグの一種だ。見た目の三倍は荷物が入るし、軽い。
普段着と下着、メイド服はどうしようと悩んだが、それも持っていけとお嬢様が言うので入れる。
見習いでも安いながらも出ていた給料の中からコツコツ貯めていた貯金もしっかり入れた。アクセサリー類はあまり興味が無かったので持っていない。
唯一持ってるのは、母親の形見である指輪ぐらいのものだがコレもネックレスとして身につけている。
「後は、食料ね」
「お嬢様は、お母様の形見とか良いの?」
「既にこの中に入ってるわ。この中が一番安全だもの」
後から聞いたところによると、再婚した時点で前辺境伯は生きていた。再婚自体に口を出すことはなかったが、孫娘が冷遇されるのを危惧して持っていた魔法具を譲渡してくれた。
お祖父様の言葉の節々に不穏なものを感じたお嬢様は形見などの大事なものは、即座にマジックバッグの中に入れておいたらしい。
「ただ、子供だったわ。現金を用意していなかったのは痛手」
言えばなんでも揃う環境だったが故に、現金のことがスッパと頭から抜けていたと悔しげに言う。
…イヤ、私と違って高貴な身分の姫様が夜逃げなんかせんのよ。
最後にキッチンへと向かう。行く道すがら、従僕に見つかりそうになったが咄嗟にルームに入ってやり過ごす。
それ以降は順調に行くことができた。貴族の屋敷のわりに警備が手薄?と思ったが、忌小屋に行かされなくても、寝ている病人が多いのだろう。
キッチンに行くと玉ねぎとじゃがいもの常温で持つ野菜、りんごを三つ、ベリーとりんごのジャム一瓶ずつ、ピクルスも一瓶、ベーコン一塊、ぶら下がっているソーセージを一本。それに小麦粉を冷凍用保存袋に二袋。塩と砂糖もポリ袋一袋分。
イメージとしては、アレ?少ないかな?気のせいかな?って感じの量だ。
やり過ぎるとお貴族様に睨まれちゃうからね。
罪悪感はないのかって?
退職金だから、コレ。
門のところまで行くと運が良いことに門番はうとうとしていた。お疲れね。
でもこのままじゃ眠りは浅そうだし抜けられないなと思って、一旦ルームに入ってお嬢様と相談する。
「計画性が無いわね。どうするつもりだったの?」
「お嬢様のお使いでとか、郷に帰ることになってとか言って抜け出すつもりだった」
大胆ね。と言いながらもすっと一つのジェルボールのような物を取り出す。
「魔眠剤。地面に叩きつけると煙が出て低レベルの魔物を眠らすわ。人間にも効く。あらかじめ、人間は解毒剤を飲んでから使用するのが正しい用法ね」
「こんなのどうしたんですか?」
「好きなの、魔法具」
離れに押し込められたのを幸いに、色々研究してたのとお嬢様はにこやかに言う。ノラ知らなかったー!
お嬢様の方がよっぽど大胆じゃねーかな。対魔物用の魔法具躊躇なく人に使うあたり。
お嬢様の説明通り門番の背後でジェルボールを叩きつける。甘い香りがしたところでルームに引っ込み、十分。
様子を見れば門番はぐっすりと眠り出したようだった。
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