囚われた元王は逃げ出せない

スノウ

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「そうだ、ホームステイ最後にある召喚者祝賀会に着ていく服はオーダーしたかい?」


召喚者祝賀会とは無事召喚できた事を祝う会だ

召喚者がここでの生活に慣れるまで控えるので、1年後に行われる


そこで国王が発表されるらしい



「いえまだです」


「そうかまだ少し早いからな」


「祝賀会って聞こえたぜ」

大男の隊長がタンゴールさんに肩を組む


「重い」

そんな言葉は無視な隊長


「出るのか?タンゴール」


「あの家に住んではないがステイ先の嫡男としては出ないとな」


「じゃあ今度一緒に仕立て屋に行かなくちゃなっ」


「はいはい揃いだろ分かっている」


「なんだ素直じゃないな嬉しい・く・せ・に」


「茶化すな、・・・恋人としてのマナーだ」


「照れちゃっても~俺の恋人可愛い」


「こ、ここではやめろ!その太い首絞め落とすぞ。おーい!レンジ」


リア充爆発しろよな




「なんだ?」


「召喚祝賀会でのハルマ君の正装をオーダーしなければいけない早めに行くのが良いだろう」


「ああ、そうだな」


「ちなみにハルマ君は誰かのエスコートは受けるのか?」


エスコートは入場する際の付き添いである、身元保証人のような物だと神殿で教わった


「それだったらもう決まってて」


ピクッ「決まってるのか」


「ああ、そうなんだ。レンジ、一応ずっと前に約束してくれて」


「ずっと前・・・あのライチってガキか」


「ライチって、あの社交嫌い大公家の?それは家族公認のお墨付きかぁ」


「フーッ、やるじゃんハルマ君」


「隊長なんですか、そのノリ。いえ、そうではなくてバーナが・・・」




「・・・・ハルマ君バーナってまさか」



タンゴールさん??

なんだか様子が


「神殿に居る、バーナです」


「「「っ司教バーナ!?」」」



わお兄弟恋人息ピッタリ☆


「はい」


「大公家と、司教ってとんでもない大物来たな・・・レンジ鍛錬頑張れ兄は応援するぞ」


「まじかよ司教の付き添いって聞いたことねーぞ」


「ええ!?そうなんですか!?知らなかった」


「お前ってやっぱおもしれぇ奴だな。司教とどういう付き合いなんだ」


「どうって、普通に・・・神殿での勉強でしょっちゅう見に来てて、疲れたろうって一緒にお茶して休憩してくれる仲?かな?」


「しょっちゅうって一緒にって、ハルマ君、司教様そんな立場の方じゃないよ」



俺が思ってるよりもバーナって重要人物??


「俺には『部下が優秀だから僕は暇でね、相手してくれる?』っていつも言ってて」



偉い立場なのは気付いていたけどそんな気軽に接しちゃいけなかったのか


今度から気を付けよう

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