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「いいよ」
へへへ、と笑うかわいい彼
「わりぃなー」
肩を掴もうとした
「いたっ」
ガクッと脚の力が一瞬抜けて彼によろつきぶつかった
「おい、怪我してんのか?」
ハハ、と乾いて笑う
「昨日の客がさ、乱暴で」
「チッ」
こんな可愛いやつに乱暴するカスの気持ちが分かんねぇ
「紋章も、ちゃんと見えなかったみたいで
気付いてからマシになったしランドルフにも、もう言ったよ」
紋章の入れ墨。俺も胸元に入ってる
ここ数年でグンと手広く裏商売をして大きくなったチームは用心棒替わりにと頭のランドルフが従業員に紋章をいれた
客に後ろ盾があると分からせるため
こんな事でもしないと1歩間違えれば『死』
ちらりと見えた白い肌から横腹は黒い紫になっていた
俺のどす黒い感情が回る
俺じゃなくて良かったとか
俺ならそんなに痕残らないのにとか
男娼だから悪いのか、オメガだから悪いのか
そもそも俺らが悪いのか?
「あー、やめやめ1杯行くか?」
「へっ?良いの?」
「ああ、寒いしさ」
「あのレオが僕と・・・へへうん!」
楽しい酒も束の間だった
「よぉ、じょうちゃん昨日ぶり」
「っえ・・・」ブルブル震える隣のオメガ
ふらりと入った酒場でタイミング悪く、恐らく例の
客だろう
見つかって絡まれた
「あ、あ、あの、もう、あなたは」
「なんだ、きこえねぇな!!?」
「わりぃな、もう今日は終わりだ」
金だけ置いて早く出よう
『いくぞ』と合図したが
「や、やめてください!れおっ」
オメガはおっさんに腕を掴まれねじ上げられてた
体格差もありつま先が浮いてる
ハァ
逆らうのは得策じゃない
「ねぇ、俺、強い男って好きだな」
反抗的な態度は辞めだ
掴んでる腕に指を滑らす
「ほぉ。お前はじょうちゃん程可愛くねえが」
舐めるように見られる
「明日、そこの宿で待ってるね」
内心は(ランドルフに告げてトンズラだ)
「ひいっいたい!」
男はぐっ!とオメガを掴む腕の力を込めた
「いーや、今からだ!!」
「俺、高いけど?」
「いいぜいくらでも払ってやる」
ポイッとオメガは放られた
「や、やめて下さい彼は本番はしないんです!」
「へえそいつぁいいな使い込まれてなくて」
「ぐっぁ う"う‼」
慣れないセックスで吐きそうだ
気持ち悪い
着いたのは宿屋でなく路地裏で
無理矢理突っ込まれ首を絞められ
数発殴られ目がチカチカした
気持ち悪い
「いてえよ!クソが!」
しかし男はすぐ達した
「ハッ早漏誤魔化すために殴ってたのか」
「なんだと!!この売女!!」
ドカっと一発みぞおちに入り
ゲホゲホと吐瀉物が路地裏に広がった
そのすきに男は逃げて行った
「あ、ゴホッ、ちくしょう金よこせ」
フラつく体で男を追いかける
ドンッ
路地裏を出て男ぶつかった
「わ、りい」
ぶつかった男はフードを目深に被ってた
だがぶつかった反動で
フードで隠れた男の顔があらわになった
心臓が、ドクン!!
鼓動が早くなる
全身血がたぎるような感覚
暗い空をいつも上で照らす月と同じ
白く少し黄味がかった髪
目がチカチカした
「きれい、だなゴホッ月と同じ髪だ、ああ目もか」
しまった、体の力が抜けて
男にもたれる形になる
「おい、離れろ。おい!」
と聞こえるが意識が先に離れた
へへへ、と笑うかわいい彼
「わりぃなー」
肩を掴もうとした
「いたっ」
ガクッと脚の力が一瞬抜けて彼によろつきぶつかった
「おい、怪我してんのか?」
ハハ、と乾いて笑う
「昨日の客がさ、乱暴で」
「チッ」
こんな可愛いやつに乱暴するカスの気持ちが分かんねぇ
「紋章も、ちゃんと見えなかったみたいで
気付いてからマシになったしランドルフにも、もう言ったよ」
紋章の入れ墨。俺も胸元に入ってる
ここ数年でグンと手広く裏商売をして大きくなったチームは用心棒替わりにと頭のランドルフが従業員に紋章をいれた
客に後ろ盾があると分からせるため
こんな事でもしないと1歩間違えれば『死』
ちらりと見えた白い肌から横腹は黒い紫になっていた
俺のどす黒い感情が回る
俺じゃなくて良かったとか
俺ならそんなに痕残らないのにとか
男娼だから悪いのか、オメガだから悪いのか
そもそも俺らが悪いのか?
「あー、やめやめ1杯行くか?」
「へっ?良いの?」
「ああ、寒いしさ」
「あのレオが僕と・・・へへうん!」
楽しい酒も束の間だった
「よぉ、じょうちゃん昨日ぶり」
「っえ・・・」ブルブル震える隣のオメガ
ふらりと入った酒場でタイミング悪く、恐らく例の
客だろう
見つかって絡まれた
「あ、あ、あの、もう、あなたは」
「なんだ、きこえねぇな!!?」
「わりぃな、もう今日は終わりだ」
金だけ置いて早く出よう
『いくぞ』と合図したが
「や、やめてください!れおっ」
オメガはおっさんに腕を掴まれねじ上げられてた
体格差もありつま先が浮いてる
ハァ
逆らうのは得策じゃない
「ねぇ、俺、強い男って好きだな」
反抗的な態度は辞めだ
掴んでる腕に指を滑らす
「ほぉ。お前はじょうちゃん程可愛くねえが」
舐めるように見られる
「明日、そこの宿で待ってるね」
内心は(ランドルフに告げてトンズラだ)
「ひいっいたい!」
男はぐっ!とオメガを掴む腕の力を込めた
「いーや、今からだ!!」
「俺、高いけど?」
「いいぜいくらでも払ってやる」
ポイッとオメガは放られた
「や、やめて下さい彼は本番はしないんです!」
「へえそいつぁいいな使い込まれてなくて」
「ぐっぁ う"う‼」
慣れないセックスで吐きそうだ
気持ち悪い
着いたのは宿屋でなく路地裏で
無理矢理突っ込まれ首を絞められ
数発殴られ目がチカチカした
気持ち悪い
「いてえよ!クソが!」
しかし男はすぐ達した
「ハッ早漏誤魔化すために殴ってたのか」
「なんだと!!この売女!!」
ドカっと一発みぞおちに入り
ゲホゲホと吐瀉物が路地裏に広がった
そのすきに男は逃げて行った
「あ、ゴホッ、ちくしょう金よこせ」
フラつく体で男を追いかける
ドンッ
路地裏を出て男ぶつかった
「わ、りい」
ぶつかった男はフードを目深に被ってた
だがぶつかった反動で
フードで隠れた男の顔があらわになった
心臓が、ドクン!!
鼓動が早くなる
全身血がたぎるような感覚
暗い空をいつも上で照らす月と同じ
白く少し黄味がかった髪
目がチカチカした
「きれい、だなゴホッ月と同じ髪だ、ああ目もか」
しまった、体の力が抜けて
男にもたれる形になる
「おい、離れろ。おい!」
と聞こえるが意識が先に離れた
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