狸と猫と子犬と子猫

ねこセンサー

文字の大きさ
上 下
60 / 79

猫ファミリーインカープ県

しおりを挟む
 長旅ではありましたが、息子が母乳しか飲まない主義だったので、哺乳瓶やらミルクなんかは持たなくてよかったのが、ある意味助かりました。出産前に買い求めたママバッグ、大活躍。たぬきさんは、ママ友とか、とりあえずママなんちゃらとつく物には冷笑を浮かべる人でしたが、このママバッグだけは、確かに必要だと頷いていました。幅広い内容量、内ポケットの豊富さ。取っ手が複数あるので、手に持ってもよいし、肩紐つけて肩掛けにしても良い。抱っこ紐と同じくらいヘビロテしましたね~。抱っこ紐は、お義姉さんからの頂き物が大変役に立ちました。後で調べたら、有名メーカーの売れ筋商品でしたわ…ありがたかった。
 
 たぬきさんは、ミルクは早々に断念しましたが、オムツ換えは積極的に参加してくれました。これがありがたかった~。大だろうが小だろうが、『自分の子供だろう』とさっさと換えてくれた。赤ちゃん連れにとって、トイレは大問題です。自分が用をたすのもそうですが、赤ちゃんのおしめ。これが大きな問題です。今ではオムツ換えシートが沢山設置されて便利ですけれどね。トイレに行くのに、オムツもって、オムツ廃棄用ビニールももって。お尻拭きも持っていかなければ。もれたりしていたら、最悪着替えも必要です。
 
 赤ちゃんに『いいか、もらすなよ!しっこしたら言えよ!』なんてのは無理なもんですからね…
 
 彼らがトイレとお友達になれるのはまだまだ先。親が気づいてあげないといけません。放置すると、オムツかぶれになって皮膚科に駆け込む羽目になります(遠い目)…メーカーが肌に合わなかったりしただけでわりとかぶれる繊細肌の子供たちでしたので、オムツは良質メーカーでなければならなかったのが地味に痛かった。時期が悪くて買占め等で子供のオムツがなくなる!と真っ青になったのも今となってはいい思い出です。
 
 チョコチョコ休憩しながら目的地に到着。ご機嫌のおじいちゃんたちが迎えてくれました。息子は見知らぬ空間に怖気づくこともなく、最近お気に入りの車のおもちゃを片手に、よたよたと這ったり歩いたりしておりました。
 
 せっかくだから買ったきりだったビデオまわしましょう!ということで、階段を上る息子をビデオ撮影していたのは微笑ましかったですね…がんばれ!がんばれ!とおじいちゃんたちに励まされ、息子はうんしょ、うんしょと階段を頑張って這ってのぼっておりました。それを、たぬきさんは『孫バカじゃんか』と醒めた目で見ていたという…
 
 綺麗好きだという義両親宅は、さすがの清潔さだった。本気出せば部屋を私よりも綺麗にできるたぬきさん、やっぱりあの両親の息子だった。業者も使わずにあれだけ綺麗なおうちを保つお義母さんの掃除技術はさすがの一言…
 
 だらしのない嫁ですみません。
 
 ちなみに、私の片づけが下手なことは、たぬきさんがうちの実家に行った時に『うん、わかった』といわれました。…買いだめするの好きですしねうちの母…積んだダンボールの上によくびぃちゃんが座ってましたわ…猫にとってはいい家だと思います(謎フォロー)。
しおりを挟む

処理中です...