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第二章 赤の瞳と金の瞳
第77話 教えて欲しい事
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ブレイドと一緒にいるようになって三日目。久しぶりにルニアと二人きりになれた。
ブレイドとスピアーは瘴気の対処。フレイルは研究室を勝手に決めて住み始めた場所にルニアが引きこもらせたらしい。
大事な話をするから出てくるなよ、と。
「ゴメンな。レイに聞いてみたけど詳細はわからなくて……。あと、連絡機は今通じないんだ……。向こう側の操作誰もしてくれなくてさ」
「そっか」
聞いて欲しいとお願いをしてはいたけれど、グーナル夫妻の安否はわからなかった。
初日に聞かされた日はさすがに泣いてしまったけれど、今はだいぶ心に余裕ができた。確定したわけじゃないし、会えないのなら今と変わらない。前を見なくちゃ。
「子どもが暗殺なんてすると思うのか。本当どう思ってレイを捕らえていたのかわかんないな。ただレイはハチブハラの出だから、そう仕立てあげたかったのかもしれないな」
「そうなんだ」
ハヘラータから国を一つまたいだ国ハチブハラ。国どうしの力関係はよくわからないけれど、あまり仲良しという雰囲気ではないとルニアに教えてもらった。フレイルはそこでルニアのお父さんに拾われた子どもだったらしい。
血は繋がってない姉弟。だから、ルニアは「わたしは竜じゃないからな」と言っていた。
直接、ラヴェルに聞くなんてしたところで言わないだろうしなぁ。
そうそう、あの日、王レトーに剣を向けたあとラヴェルは病に伏せったと街の噂になっていたそうだ。
魔物から人に戻って、買い出しの仕事をしている人が聞いてきた。いまはレトーがハヘラータ国の指揮をとっているそうだ。その関係で忙しいのだろうか。
「はー、それにしてもマジなんだなぁ。あのブレイドが」
「どのブレイド!?」
「いや、まさかブレイドから部屋に連れ込むなんて思わなくてさぁ。とりあえず、おめでとう?」
「ありがとう?」
「どうして疑問形?」
ルニアが首を傾げる。
「え、だって、寝る場所が変わっただけで特段何か変わったわけじゃなくて……」
「ん、ん?」
「あ、いつも一緒にいるのは嬉しいし、その、うん嬉しいんだけど……」
「だけど?」
恥ずかしいけれど、こういうのを聞ける相手はルニアしかいない。
「あ、あの、口付け以外に愛しあう方法ってあるの!?」
「はっ!!??」
ルニアが盛大に驚いていた。それはもう開いた口が塞がらないくらい。
「あの、読んだ本なんかにはその口付けして愛しあう物語はあったのだけど……。私、それ以外を知らなくて……。ぎゅって抱き合うのも嬉しいのだけど。もしかして他に方法があったりするのかな。ブレイドが、何か言いたそうにしてるのだけど……って! 何で笑うの!?」
口は手でおさえて隠しているけれど、目がどう見ても笑ってる。肩だってふるふると震えてる。
暫くそうしたあと、ルニアはなんとか笑いをおさめると、きりっとした顔でこう言った。
「それは、ブレイドに任せるんだ。なんなら食べられてこい」
「え、食べられたくないんだけど!?」
ぷぷっとまたルニアが笑い出す。何なの? 知ってるなら教えてくれればいいのに……。もしかして、食べられるのも愛する方法なの!?
私はぱくりと食べられる想像をしてぷるぷると震えた。
そんな愛し方は出来れば遠慮したいです!!
ブレイドとスピアーは瘴気の対処。フレイルは研究室を勝手に決めて住み始めた場所にルニアが引きこもらせたらしい。
大事な話をするから出てくるなよ、と。
「ゴメンな。レイに聞いてみたけど詳細はわからなくて……。あと、連絡機は今通じないんだ……。向こう側の操作誰もしてくれなくてさ」
「そっか」
聞いて欲しいとお願いをしてはいたけれど、グーナル夫妻の安否はわからなかった。
初日に聞かされた日はさすがに泣いてしまったけれど、今はだいぶ心に余裕ができた。確定したわけじゃないし、会えないのなら今と変わらない。前を見なくちゃ。
「子どもが暗殺なんてすると思うのか。本当どう思ってレイを捕らえていたのかわかんないな。ただレイはハチブハラの出だから、そう仕立てあげたかったのかもしれないな」
「そうなんだ」
ハヘラータから国を一つまたいだ国ハチブハラ。国どうしの力関係はよくわからないけれど、あまり仲良しという雰囲気ではないとルニアに教えてもらった。フレイルはそこでルニアのお父さんに拾われた子どもだったらしい。
血は繋がってない姉弟。だから、ルニアは「わたしは竜じゃないからな」と言っていた。
直接、ラヴェルに聞くなんてしたところで言わないだろうしなぁ。
そうそう、あの日、王レトーに剣を向けたあとラヴェルは病に伏せったと街の噂になっていたそうだ。
魔物から人に戻って、買い出しの仕事をしている人が聞いてきた。いまはレトーがハヘラータ国の指揮をとっているそうだ。その関係で忙しいのだろうか。
「はー、それにしてもマジなんだなぁ。あのブレイドが」
「どのブレイド!?」
「いや、まさかブレイドから部屋に連れ込むなんて思わなくてさぁ。とりあえず、おめでとう?」
「ありがとう?」
「どうして疑問形?」
ルニアが首を傾げる。
「え、だって、寝る場所が変わっただけで特段何か変わったわけじゃなくて……」
「ん、ん?」
「あ、いつも一緒にいるのは嬉しいし、その、うん嬉しいんだけど……」
「だけど?」
恥ずかしいけれど、こういうのを聞ける相手はルニアしかいない。
「あ、あの、口付け以外に愛しあう方法ってあるの!?」
「はっ!!??」
ルニアが盛大に驚いていた。それはもう開いた口が塞がらないくらい。
「あの、読んだ本なんかにはその口付けして愛しあう物語はあったのだけど……。私、それ以外を知らなくて……。ぎゅって抱き合うのも嬉しいのだけど。もしかして他に方法があったりするのかな。ブレイドが、何か言いたそうにしてるのだけど……って! 何で笑うの!?」
口は手でおさえて隠しているけれど、目がどう見ても笑ってる。肩だってふるふると震えてる。
暫くそうしたあと、ルニアはなんとか笑いをおさめると、きりっとした顔でこう言った。
「それは、ブレイドに任せるんだ。なんなら食べられてこい」
「え、食べられたくないんだけど!?」
ぷぷっとまたルニアが笑い出す。何なの? 知ってるなら教えてくれればいいのに……。もしかして、食べられるのも愛する方法なの!?
私はぱくりと食べられる想像をしてぷるぷると震えた。
そんな愛し方は出来れば遠慮したいです!!
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