52 / 94
誰にも負けない気持ちを持っている僕(菊谷学視点)
しおりを挟む
三人がずっと固まっている。
うらやましい。そこに入りたい。だけど僕は、この前彼女にフラれてしまった。
なんでアイツなんだよ。僕だって、こんなにミツキちゃんが好きなのに。
そっと持ってきているミツキグッズ。偽装はバッチリ施してあるので、そうそうバレない。
じっと三人を見た後、はぁぁぁぁと大きくため息をはいた。
「おい、学」
クラスメイトが話しかけてくる。僕は何事もなかったように顔を作り答えた。
「何だ?」
どうせ、次の抜き打ちテストの事だろう。あの先生はテストが好きだから二回に一回は小テストをしてくる。抜き打ちの意味とは、と聞きたくなる定期具合だ。
「ここなんだけどさ」
あぁ、ここに立ってるのが男じゃなくてミツキちゃんだったら。僕は幸せな妄想をする。
「学君、すごいにゃん。さすがにゃー」
猫耳をピコピコさせながら、真ん丸な目で見つめ僕を誉めてくれる彼女。
ミツキちゃんは小さな舌を出してぺろりと自分の唇をなめる。
あ、あぁ、ダメだよ。こんなところで!
「おい、学ー」
現実に引き戻され僕は少し不機嫌になった。
「こことこことここだろ」
「お、おう……」
はぁ、目の前に本物がいるのに。触れられない。話せない。
いきなり告白は性急すぎたのかもしれない。
ゆっくり距離をつめれば……。
ただ、目の前で他の男と話す彼女を見せつけられ、何かこう黒い気持ちが降り積もっていく。
僕も彼女と一緒にいたい。
放課後、彼女と一緒にいた男の一人、遠坂がそわそわして鞄からスマホを出したりしまったりを繰り返していた。
目の前にミツキちゃんがいるのに、失礼なヤツだ。
そいつはガタッと立ち上がるともう一人の男と彼女に手を合わせ謝りながら廊下へと消えていった。
ほどなくして彼女の兄、川井雅行が眉をよせながら姿を見せた。
彼女が七瀬勇樹にお礼を言って、遠坂が抜けた穴を埋めるように現れた兄とともに教室を出ていく。
僕は彼女がいなくなった席に近づく。
窓際に用事があるように、自然に。
キラッ
何かが光を反射する。
彼女の机の下にキーホルダーが落ちていた。
――ッ!!?? これは!
僕が彼女を見つけたきっかけのゲーム。めっちゃモンスターハンティングの限定イベント。マイキャラクター作成しちゃいます! のアクリルキーホルダーじゃないか。しかもこれは、ミツキちゃんが愛用している緑水晶龍の鎧。いや、本人だ!! 間違いない、マリヤさんはミツキちゃんなんだっ!!
さっと拾い僕はそれをポケットにしまった。
イベントの時、めちゃくちゃ喜んでいたミツキちゃんの笑顔を思い出す。
渡しに行こう! あれだけ喜んでいたから大事にしてるはず。もしかしたら探してるかもしれない。
これをきっかけに少しでも仲良くなれたら。
いきなり彼女になって欲しいなんて、距離をつめすぎたんだよな。友達からでいい。少しでも。
僕はポケットを守るように片手をそえて、自分の席の鞄をもう一方の手で掴んだ。
急げばまだ遠くにはいってないはず。もし追いつけなくても……。学校で渡すのは迷惑だろうか。
◇
くそっ! ずっとお兄さんと一緒にいる。って、当たり前かっ!! 兄妹だしな!
追いかけてきたのはいいのだけど、この前の雰囲気だとまたお兄さんに邪魔されそうだ。
出来れば、お付き合いをする場合を考えて関係は良好でありたい。
でも、ここまできたんだから、さらっと渡して行った方がいいか?
あー、もうわからないっ!!
頭を抱えながら考えていると、お兄さんと目があった……。
ヤバっ……い?
なんだ、すごい顔で僕のいる場所に近付いてくる。
不機嫌な低い声が僕の耳を貫いた。
「このストーカーが!!」
いや、僕はただこのアクキーを渡そうとしただけなのに、ストーカー呼ばわりはひどくないか? 確かに後ろをついて歩いてはいたけれど……、理由があっての事だ。
僕は負けじと言い返す。
「僕は彼女の落とした大切なものを届けにきただけです! これを」
「マリヤ、これお前のか?」
問われた彼女は首を横にふった。
え、待って、これを貰った時あんなに嬉しそうにしていたじゃないか。なのに、こんなにあっさり否定するのか?
僕の中のミツキちゃんと乖離していく。
そんなはずはない。だって、――。
「これ、大事なものだよね?」
すがるように彼女に訴えるが答えは求めるものではなかった。
「マリヤに近付くな!! いいか、もう一度言う。マリヤに近付くな!」
「なっ、無理ですよ。同じクラスだし、それに」
「マリヤに近付くな!」
「僕はただ、マリヤさんの落とした大切な物を届けようと」
なんで、ただこれを渡したいだけなのにここまで言われなきゃならないんだよ!
僕は必死にキーホルダーを彼女へと向ける。届いてくれよ!!
「そう言ってマリヤに言い寄るつもりだろう」
「だから! これを」
僕はどうしても君に伝えたいんだ。ミツキちゃんに出会えて僕はとても幸せなんだって。
「マリヤどうしました?」
たぶん同じミツキちゃんファンの遠坂が、声をかけてきた可愛い女の子に手を引かれてやってきた。
お前もミツキちゃんファン(たぶん)だろ!! 何、他の女の子と手をつないでやがる!!
しかも顔を赤くして、恋する女の子みたいに。
その目で俺をじっと見るんじゃない!! なんだ、この謎の動悸はっ!!
なんだ、急に鞄をがさごそしだしたぞ。
遠坂がピタリととまった。なんだってんだ?
また、こっちを見てくる。いや、僕の手にあるものを凝視してる?
「あの、それ俺の」
…………は?
僕の耳がおかしくなったのか?
「は? これは……マリヤさんの机の下に落ちてたからマリヤさんのだろう」
「いや、だから俺の」
片手をあげてキーホルダーの所有権を申告してくる遠坂。
僕が頭の中でぐるぐる考えている間に遠坂がキーホルダーを手からひったくった。
だって、え、だってそれはミツキちゃんだろ?
それの持ち主はミツキちゃんだろ?
「行こう。マキちゃん。あ、菊谷、ありがとう。拾ってくれて」
遠坂はそう言うと、さっさと逃げるように走っていった。
「あの……」
僕の頭の中はミツキちゃんの「ありがとうにゃーん」という言葉だけがぐるぐるぐるぐるとまわっていた。
なぜ、今――?
うらやましい。そこに入りたい。だけど僕は、この前彼女にフラれてしまった。
なんでアイツなんだよ。僕だって、こんなにミツキちゃんが好きなのに。
そっと持ってきているミツキグッズ。偽装はバッチリ施してあるので、そうそうバレない。
じっと三人を見た後、はぁぁぁぁと大きくため息をはいた。
「おい、学」
クラスメイトが話しかけてくる。僕は何事もなかったように顔を作り答えた。
「何だ?」
どうせ、次の抜き打ちテストの事だろう。あの先生はテストが好きだから二回に一回は小テストをしてくる。抜き打ちの意味とは、と聞きたくなる定期具合だ。
「ここなんだけどさ」
あぁ、ここに立ってるのが男じゃなくてミツキちゃんだったら。僕は幸せな妄想をする。
「学君、すごいにゃん。さすがにゃー」
猫耳をピコピコさせながら、真ん丸な目で見つめ僕を誉めてくれる彼女。
ミツキちゃんは小さな舌を出してぺろりと自分の唇をなめる。
あ、あぁ、ダメだよ。こんなところで!
「おい、学ー」
現実に引き戻され僕は少し不機嫌になった。
「こことこことここだろ」
「お、おう……」
はぁ、目の前に本物がいるのに。触れられない。話せない。
いきなり告白は性急すぎたのかもしれない。
ゆっくり距離をつめれば……。
ただ、目の前で他の男と話す彼女を見せつけられ、何かこう黒い気持ちが降り積もっていく。
僕も彼女と一緒にいたい。
放課後、彼女と一緒にいた男の一人、遠坂がそわそわして鞄からスマホを出したりしまったりを繰り返していた。
目の前にミツキちゃんがいるのに、失礼なヤツだ。
そいつはガタッと立ち上がるともう一人の男と彼女に手を合わせ謝りながら廊下へと消えていった。
ほどなくして彼女の兄、川井雅行が眉をよせながら姿を見せた。
彼女が七瀬勇樹にお礼を言って、遠坂が抜けた穴を埋めるように現れた兄とともに教室を出ていく。
僕は彼女がいなくなった席に近づく。
窓際に用事があるように、自然に。
キラッ
何かが光を反射する。
彼女の机の下にキーホルダーが落ちていた。
――ッ!!?? これは!
僕が彼女を見つけたきっかけのゲーム。めっちゃモンスターハンティングの限定イベント。マイキャラクター作成しちゃいます! のアクリルキーホルダーじゃないか。しかもこれは、ミツキちゃんが愛用している緑水晶龍の鎧。いや、本人だ!! 間違いない、マリヤさんはミツキちゃんなんだっ!!
さっと拾い僕はそれをポケットにしまった。
イベントの時、めちゃくちゃ喜んでいたミツキちゃんの笑顔を思い出す。
渡しに行こう! あれだけ喜んでいたから大事にしてるはず。もしかしたら探してるかもしれない。
これをきっかけに少しでも仲良くなれたら。
いきなり彼女になって欲しいなんて、距離をつめすぎたんだよな。友達からでいい。少しでも。
僕はポケットを守るように片手をそえて、自分の席の鞄をもう一方の手で掴んだ。
急げばまだ遠くにはいってないはず。もし追いつけなくても……。学校で渡すのは迷惑だろうか。
◇
くそっ! ずっとお兄さんと一緒にいる。って、当たり前かっ!! 兄妹だしな!
追いかけてきたのはいいのだけど、この前の雰囲気だとまたお兄さんに邪魔されそうだ。
出来れば、お付き合いをする場合を考えて関係は良好でありたい。
でも、ここまできたんだから、さらっと渡して行った方がいいか?
あー、もうわからないっ!!
頭を抱えながら考えていると、お兄さんと目があった……。
ヤバっ……い?
なんだ、すごい顔で僕のいる場所に近付いてくる。
不機嫌な低い声が僕の耳を貫いた。
「このストーカーが!!」
いや、僕はただこのアクキーを渡そうとしただけなのに、ストーカー呼ばわりはひどくないか? 確かに後ろをついて歩いてはいたけれど……、理由があっての事だ。
僕は負けじと言い返す。
「僕は彼女の落とした大切なものを届けにきただけです! これを」
「マリヤ、これお前のか?」
問われた彼女は首を横にふった。
え、待って、これを貰った時あんなに嬉しそうにしていたじゃないか。なのに、こんなにあっさり否定するのか?
僕の中のミツキちゃんと乖離していく。
そんなはずはない。だって、――。
「これ、大事なものだよね?」
すがるように彼女に訴えるが答えは求めるものではなかった。
「マリヤに近付くな!! いいか、もう一度言う。マリヤに近付くな!」
「なっ、無理ですよ。同じクラスだし、それに」
「マリヤに近付くな!」
「僕はただ、マリヤさんの落とした大切な物を届けようと」
なんで、ただこれを渡したいだけなのにここまで言われなきゃならないんだよ!
僕は必死にキーホルダーを彼女へと向ける。届いてくれよ!!
「そう言ってマリヤに言い寄るつもりだろう」
「だから! これを」
僕はどうしても君に伝えたいんだ。ミツキちゃんに出会えて僕はとても幸せなんだって。
「マリヤどうしました?」
たぶん同じミツキちゃんファンの遠坂が、声をかけてきた可愛い女の子に手を引かれてやってきた。
お前もミツキちゃんファン(たぶん)だろ!! 何、他の女の子と手をつないでやがる!!
しかも顔を赤くして、恋する女の子みたいに。
その目で俺をじっと見るんじゃない!! なんだ、この謎の動悸はっ!!
なんだ、急に鞄をがさごそしだしたぞ。
遠坂がピタリととまった。なんだってんだ?
また、こっちを見てくる。いや、僕の手にあるものを凝視してる?
「あの、それ俺の」
…………は?
僕の耳がおかしくなったのか?
「は? これは……マリヤさんの机の下に落ちてたからマリヤさんのだろう」
「いや、だから俺の」
片手をあげてキーホルダーの所有権を申告してくる遠坂。
僕が頭の中でぐるぐる考えている間に遠坂がキーホルダーを手からひったくった。
だって、え、だってそれはミツキちゃんだろ?
それの持ち主はミツキちゃんだろ?
「行こう。マキちゃん。あ、菊谷、ありがとう。拾ってくれて」
遠坂はそう言うと、さっさと逃げるように走っていった。
「あの……」
僕の頭の中はミツキちゃんの「ありがとうにゃーん」という言葉だけがぐるぐるぐるぐるとまわっていた。
なぜ、今――?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
出逢いがしらに恋をして 〜一目惚れした超イケメンが今日から上司になりました〜
泉南佳那
恋愛
高橋ひよりは25歳の会社員。
ある朝、遅刻寸前で乗った会社のエレベーターで見知らぬ男性とふたりになる。
モデルと見まごうほど超美形のその人は、その日、本社から移動してきた
ひよりの上司だった。
彼、宮沢ジュリアーノは29歳。日伊ハーフの気鋭のプロジェクト・マネージャー。
彼に一目惚れしたひよりだが、彼には本社重役の娘で会社で一番の美人、鈴木亜矢美の花婿候補との噂が……
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
(完結)あざとかった私が転生し皇太子と出会ったら違う物語が始まった件
チョコパイ
恋愛
キラキラあざと女子として、ちやほやされてきた医大生の長岡涼子21歳。
男友達とのデートの途中、
その男友達に片思いしている子に階段から突き落とされてしまう。
目覚めたら
そこは友達が貸してくれた
恋愛小説「青空を信じて」
の世界だった。
「青空を信じて」は
皇太子イシードと、子爵令嬢シャルロットの身分違いの恋物語だ。
そして私はシャルロットの
友人役、アマリリスに転生していた。
アマリリスはひたすらシャルロットに尽くし、最終的に皇太子に片思いしていた隣国の王女にシャルロットと勘違いされ殺されてしまう。
冗談じゃないわ。
前世も勘違いで殺されたのに、またもや勘違いで殺されるなんて……
だから、懸命に努力して
物語をきれいにスルーしたはずなのに
目の前には跪く皇太子が、
私、これからどうすればいいの!!
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
元おっさんの幼馴染育成計画
みずがめ
恋愛
独身貴族のおっさんが逆行転生してしまった。結婚願望がなかったわけじゃない、むしろ強く思っていた。今度こそ人並みのささやかな夢を叶えるために彼女を作るのだ。
だけど結婚どころか彼女すらできたことのないような日陰ものの自分にそんなことができるのだろうか? 軟派なことをできる自信がない。ならば幼馴染の女の子を作ってそのままゴールインすればいい。という考えのもと始まる元おっさんの幼馴染育成計画。
※この作品は小説家になろうにも掲載しています。
※【挿絵あり】の話にはいただいたイラストを載せています。表紙はチャーコさんが依頼して、まるぶち銀河さんに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる