【R18】翼神のイタズラ PLAYER No.037 大橋道哉の場合

まめた

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DAY 14.

ナニしてたの? ⭐︎

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「・・・・・・・・・・ん」

 夕方でも暑い中のランニングで、
 汗だくになりながら帰宅して、
 トニをリビングの水槽に戻して・・
 水を飲んで一息ついた。

 シャワーを浴びようかと思っていたところで、
 微かに、声が聞こえた気がした。

 落ち着いたはずの息が上がる気がする。
 俺は、そっと彼女の部屋の前に行って、
 耳を澄ます。

「・・・ン・・ハァ・・・ン・・・」

 久し振りに聞くあかりのアノ時の声だ。

 良いとか悪いとか考えもせず、
 本能に支配されるように
 ドアをほんの少し開ける。

「・・・・・・・・ン・んン~~」

 ただでさえ随分暗いのに、
 窓も閉められ、分厚いカーテンも閉じられた
 僅かな灯りの部屋の中。

 ベッドに腰掛けた彼女が微かに揺れている。

 この世界に来る時に来ていた
 長過ぎる前開きのワンピースの前を
 はだけて、ぼんやりと宙空を見上げ・・

 初めて見る白のブラジャーはずり下げられて・・
 ずり下げられたそれの上に
 大きな胸が乗っている。

 硬く尖った乳首を指で押さえて・・
 その指がせわしなく動いている。
 

「・みち・・や・・・く・・ん・・・・」

 開いた口からほんの少し赤い舌が見えて
 キツく閉じられた目は
 少し苦しそうに歪んだ。


 ギシッ・・・

 気が付いたら、彼女に覆い被さって、
 キスをしていた。

「?!?!」

 あかりはビクッとして
 身体を硬直させた後、ジタバタと暴れる。

「ん゛ーーーん゛!!んんー!」

 逃げようとするけど、逃すわけがない。

「んーーーー!!」

 ジタバタする彼女をランニング上がりの
 シャワーも浴びていない身体で
 押さえつけてまだスカートの中の
 彼女の下半身に、自分の腰を押し付ける。

 ッハーーーー・・・ハァーーー

 気持ちのいい弾力のお尻を撫で回しながら、
 自分の下半身に密着させるようにして、
 彼女の首筋を噛み付くように舐める。
 たった8日・・
 でも8日ぶりの感触にクラクラする。

「・・ち・・や・・くん・・」

 怯えるような彼女の声にようやっと、
 現実が戻ってきて・・
 俺は彼女のはだけた胸に顔を埋めた。

「・・ナニしてたの?」

 ・・1人でするほど寂しかったんなら・・
 声掛けて欲しかった。

 俺が聞くと、彼女はポソポソと言う。

「その・・ミッションを・・」

「・・ミッション中なの?」

 ・・我ながら、とても面倒くさい事に、
 自分が拗ねているのがよくわかる。

「・・終わったんですけど・・・」

「・・・けど?」

「終わ・・・れなくて」

「・・俺の名前呼びながら続けてたの?」

 俺は固く尖った乳首をペロンと舐めた。

「んんん!!はぁんんんん!!」

 散々に自分で弄ったんだろう。
 敏感になったそこの感触に
 我慢が効かなかったらしく、
 大きく悲鳴のような声を上げてビクンと跳ねる。

「・・俺の名前呼びながら
 ひとりでえっちしちゃう位なのに・・
 俺には『待て』なの?」

 柔らかい・・
 喰いたい。

「もう・・あかりの事、
 喰いたくて喰いたくて・・
 これ以上、
 おあずけはキツ過ぎるんだけど・・」

「・・・」

 あかりは自分の顔を両手で覆った。

「・・・
 ごめんなさい。
 約束破って・・ホントはもう・・
 生理・・終わってて・・」

 ・・多分、彼女は分かってない。

「・・そうじゃなくて・・
 できるのか?じゃなくて・・・
 ・・そういう意味じゃなくて・・
 ・・・」

 ・・こちらを見てくれない彼女の
 下着の中に手を侵入させる。

 ・・・クチュ・・・

「・・・んん・・」

 どれくらい、1人でシてたんだろ・・

 割れ目はしっかり閉じられているのに
 はみ出るように水滴がこぼれ出て指に
 粘着質な液体が絡む。

 ちゃんと濡れてるけど・・
 2人でシてる時は
 もっとずっとびちゃびちゃになる。

「あんま・・濡れてない・・・」

 マジでしょうもない優越感だけど・・
 すごく興奮する。

「あかり・・俺のこと好き?」

「・・・」

 あかりはキュウっと唇を噛む。

 ・・・知ってた。

 彼女は1度も俺に好きと言ったことがない・・

 ・・だから余計に、身体から堕とすとか、
 無理なことを頑張りたくなる。

「・・俺とシた時の方が濡れてたけど?
 ・・手伝う?」

 フルフルと左右に首を振る彼女は
 顔を隠したままだ。

 ・・・

「『ステータ・・「ダメです!」』」

 急にステータスを見られるのは嫌だと思う。
 ・・・俺も、
 あかりにあのステータスを見られるのは
 正直、躊躇するし・・・

 俺の口に手を押し当てて、
 ようやく見せてくれた彼女の顔は、
 泣きそうで・・これ以上ないくらい赤い。

 もう顔を隠されてはたまらないので、
 両手を掴まえる。

「・・・手伝う?」

「・・・・・・」

 久しぶりに、ウサギみたいになって
 縮こまっている。

「あかり・・めっちゃ好き・・欲しい。
 いつも、エロい事したい。

 あかりは、嫌?
 俺のこと・・欲しがって?
 俺に欲情して?
 できるなら・・好きになって?」

「・・・・」

「・・・・どうしてもシたくないなら、
 蹴飛ばしていいよ・・」

 あかりは真っ赤な顔のまま、俺を見る。
 暫く俺を見た後、小さく深呼吸した。

「・・あの・・生理・・終わりました。
 ・・・・道哉君と・・シたいです。」


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