【番外編】メラヴェル女男爵の日記【エドワード朝ヒストリカルロマンス】

早瀬晶

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【2.5部】"両想い"を楽しむ二人

唇の罪

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  1911年3月、社交界シーズンの始まりと共にサセックスの領地からロンドンに移ってきたウェクスフォード侯爵家の四人兄妹は、侯爵家のタウンハウス<ウェクスフォード・ハウス>に若い友人だけを呼んでごく内輪の私的な集まりを開催した。

 兄妹と招待客の若者たちはまずはコンサバトリーで紅茶を飲みながらちょっとした議論に興じていた。
 すると、間もなく、今日の天候の良さに気が付いた誰かの提案で<ウェクスフォード・ハウス>の美しく広大な庭に出て、いくつかの小さなグループに分かれて散策を楽しむことになった。
 侯爵家の長男ロスマー子爵も当然その中にいて、彼は彼の妻と数人の友人たちと気ままに歩きながら、侯爵家自慢の薔薇園――今はまだ薔薇の季節ではないが――の脇を通り過ぎていた。

 ところが、薔薇園から暫く行ったところで、彼は急に書かなければならない手紙のことを思い出した。
 
 彼は庶民院の議員を務めていて、今日の午前中に今度提出される法案のことで保守党の長老議員に根回しの手紙を書くべきだったのだが、すっかり忘れていた。
 きっと領地からロンドンに移動してきたときの疲れがまだ残っているせいだと、彼はため息をついた。

 彼は少し躊躇ったが、結局は妻と友人たちに断りを入れて一度屋敷へと戻ることにした。
 
 現在、ロスマー子爵を名乗っている彼ではあるが、「ロスマー子爵」は儀礼称号に過ぎず、ゆくゆくは父の後を継いでウェクスフォード侯爵として貴族院に籍を置くことになる。
 庶民院でのキャリアはそのための布石だった。
 とはいえ、最近は庶民院の権限を貴族院に優越させようという向きがあるので、寧ろできるだけ庶民院に留まるべきなのかもしれない。
 そのためには、父にはできる限り長生きしてもらわねば……いや、政治家としてのキャリアのためだけではなく、息子としての思いでもあるが……。

 そんなことを考えながら彼は近道をするため薔薇園を横切っていた。
 すると、著しく不穏な言葉が彼の耳に飛び込んできた。

「あなたの唇は罪を犯しました」

 女性の声だった。
 そして、それに男性の声が続く。

「あなたが望んだからですよ」

 彼は思わず立ち止まって、生け垣の途切れたところから声のした方を覗き込んだ。
 薔薇園の一角でベンチに座った女性とその向かいに立つ男性が何やら真剣に話している。
 
 男の方は見間違いようがなかった。
 彼はロスマー子爵の弟の一人、侯爵家の三男アルバート卿だった。
 そして、女性の方は日傘で顔が隠れているが、レースの縁取りが付いた薔薇色のドレスにははっきりと見覚えがある。

「私は望んでなどいません」

 明らかに兄妹の友人のメラヴェル女男爵だった。
 メラヴェル女男爵は彼の妹レディ・グレイスと親しくしている友人だ。
 彼女は犯罪事件を推理するのが得意な少し変わったレディだが、ウェクスフォード侯爵家は何度か彼女の推理に助けられている。

「もう二度としないでください」
 
 彼女の口調は怒りをはらんでいるように聞こえた。
 ロスマー子爵には、日傘の陰から彼女の少し眉を寄せた表情がはっきりと見えた。
 
「しませんよ。あなたが望まない限りはね」

 対するアルバート卿の方は口元が笑っている。
 
 ロスマー子爵は強烈な不安に襲われた。
 
 実は、彼はアルバート卿がメラヴェル女男爵に思い寄せていることを知っていた。
 というより、彼を含むウェクスフォード侯爵家の家族は皆、アルバート卿の想いを知っている。
 ただアルバート卿自身は妹のレディ・グレイスにしか気づかれていないと思っているらしいのだが……。
 
 そして、それを踏まえると、ロスマー子爵の頭には浮かぶのは最悪の考えだった。
 アルバート卿が想いを募らせ過ぎて何かとんでもない間違いを犯したのでは――。

 考える暇もなく、ロスマー子爵の足は自然と二人の方に向かっていた。

「お話の邪魔をして申し訳ありません、レディ・メラヴェル」

 女男爵に挨拶をしながらこちらに向かってくる兄に気が付いたアルバート卿は、急にカフリンクスが気になったようで、手でその角度を直し始めた。

 ――動揺したときのアルバートの癖だ。

 ロスマー子爵は一瞬だけ弟の方を見てから女男爵の方に微笑みを向けた。

「あら、ロスマー卿」

 女男爵はいつも通りの落ち着いた笑みを浮かべて挨拶した。

「弟が何か不躾なことをしていないでしょうね?」

 ロスマー子爵は彼女が即座に否定してくれることを祈りながら敢えて冗談めかして尋ねた。
 
 しかし、女男爵の答えは――

「それが……大変不躾なことがありましたわ」

 ――という更に不穏なものだった。
 ロスマー子爵は女男爵が座っているベンチに座り込みたくなるのを何とか堪えて言葉を絞り出した。

「……というと?」

 メラヴェル女男爵は逡巡するかのように日傘を一度回した。
 そして、アルバート卿の方に一瞬目線を走らせてから話し始めた。

「どうか、レディらしくない話だとお思いにならないでくださいね――」
 
***

 発端は数か月前のことだった。
 まだ社交シーズンが始まる前の1911年の初め、メラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロスは、バークシャーにあるメラヴェル男爵家のカントリーハウス<メラヴェリー・マナー>に滞在中だった。
 そこにウェクスフォード侯爵家の令嬢レディ・グレイスと兄のアルバート卿がウィルトシャーの親戚を訪ねに行く途中で、彼女と彼女の母ミセス・グレンロスに挨拶をしに立ち寄った。

「先日はお招きいただきありがとうございました」

 彼らを応接間で迎えたアメリアとミセス・グレンロスは、前年の秋にウェクスフォード侯爵家のカントリーハウス<ウェクスフォード・ホール>に招かれ、1週間ほどのもてなしを受けたことのお礼を述べた。
 彼らはその前の年にも同様に招かれていたので、2度目の招待だった。

「いえ、父も兄もレディ・メラヴェルとお母様のことは大歓迎ですから」

 レディ・グレイスはいつも通りの涼し気な微笑みを浮かべて言った。
 アメリアはそれは彼女が年上のレディが近くにいるときに意識して作る表情だと知っていた。

 それから彼らは紅茶を飲みながらあたりさわりのないことを話した。
 最近のバークシャーの天気のこと、ウィルトシャーの遺跡のこと、6月に予定されている新しい国王陛下の戴冠式のこと――。
 その内に、ミセス・グレンロスは領地管理人が急用で尋ねて来たということで席を外した。
 すると、レディ・グレイスは取り澄ました微笑みをどこかにしまって、より親しげで温かみのある本当の笑みを浮かべて言った。

「ねえ、アメリア、例の『百合』は読み進んでいるのかしら?」

 アメリアとレディ・グレイスは数年の親しい交際を経て、洗礼名で呼び合う仲になっていた。
 レディ・グレイスの言葉を受けてアメリアはちょうど口元に運んでいたティーカップ越しに向かいに座っているアルバート卿の表情を密かに盗み見た。
 彼は少し眉を上げただけで表情を変えなかったので、アメリアは正直に答えて良いと判断した。

「ええ、夜にしか読めないのでまだ冒頭だけど、なんなくフェリックスの人となりはわかってきたわ」

 アメリアは昨夜自分が読んだストーリーを思い出し自然と笑顔になった。
 アメリアの言葉を聞いてアルバート卿は微かに頷いた。

「なるほど。どうやらあなた方はバルザックの話をしているらしい」

 彼は口元だけで笑った。正解だった。
 今、アメリアはフランスの作家バルザックが書いた「谷間の百合」という未婚のレディが読むにはいささか過激な小説を密かに楽しんでいた。

「ええ、あなたが私たちのことを悪く思わないでくださると嬉しいのですが、アルバート卿」

 本当はアメリアはアルバート卿がそんなことで悪く思わないことを知っていた。
 実際、彼の青みがかった灰色の瞳に映っているのは、明らかに"興味"だった。

「思いませんよ。しかし、あなたのお母様は快く思わないでしょう。どうやって隠しているのです?」

 その問いに対しては、アメリアは少しぎこちない笑みを浮かべ、また一口紅茶を飲んでから答えた。

「『谷間の百合』を読んでいることはお咎めなしにしていただきましたが、さすがにこれは本に対する"蛮行"だとおっしゃるかも……」
「あら、大丈夫よ。アルバートは意外と柔軟だもの」

 アメリアが言い淀むのを見てレディ・グレイスが笑って言った。
 一方、「意外と柔軟」と評されたアルバート卿はわずかに肩を竦めた。
 それを見たアメリアは少し沈黙した後に敢えて軽い調子で言った。

「実は……本の題字を塗りつぶして"La Cuisine Française"と上書きして、フランス料理の本だと思わせているのです」
 
 アメリアが自分の"蛮行"を白状すると、アルバート卿は口に運びかけていたティーカップをソーサーに戻して言った。

「それはとんでもない“蛮行”ですね」

 アルバート卿が大げさに顔を顰めたので、アメリアは笑みをこぼした。
 それを見てアルバート卿も口元に笑みを浮かべながら言う。

「それにしても、あなたはフランス語の原文で読んでいるのですね」
「ええ、その方がバルザックの言いたいことがよくわかりますでしょう?」

 それが、アルバート卿がアメリアの密かな読書の楽しみを知ったきっかけだった。

 ***

 そして、現在――。
 ここまでの話を聞いたロスマー子爵は困惑していた。

「なるほど?まあ、確かに『谷間の百合』は未婚のレディには過激だと思う人もいるでしょうが……」

 彼は保守党の庶民院議員だが、同じ党の年配の議員とは違って相手が未婚のレディであろうと他人の読書に口を出す気はなかった。
 昨今の世情を踏まえれば保守党にこそ、自分のような新しい感覚を持った若者が必要なのにどうして――そこまで考えて彼は思考を本筋に戻した。
 
 ここまでの話では彼の弟アルバート卿はレディの秘密の楽しみへの寛容さを示しただけで特に不躾なことはしていないように思われる。
 まして彼が最初に聞いたように「あなたの唇は罪を犯しました」などと責められるようなことは何も。

「ええ、ここまでは問題ないのです」

 メラヴェル女男爵はいささか冷たく言って再度アルバート卿の方を見た。
 アルバート卿は今度は襟を直していた。

「問題はつい先ほどのことですわ――」

 ***
 
 彼らが庭に出る半時ほど前、ウェクスフォード侯爵家のコンサバトリーに集まった若者たちは、ガラス越しに春の陽光を浴びながら思い思いのことを話していた。

 中心にいたのは、侯爵家の長男ロスマー子爵の夫人で、若者たちはアメリカ生まれの彼女の率直な最近の社交界の流行についての批評に聞き入っていた。
 時々、子爵夫人のアメリカ的な感性に英国的な見地から反論するのが兄妹の末子のレディ・グレイスで、2人のレディはこの議論を大いに楽しんでいた。
 子爵夫人の夫であるロスマー子爵は彼の最も大事な二人のレディが楽しんでいる様子を傍で見て満足そうに微笑んでいた。
 一方、コンサバトリーの隅のもう一つのグループは侯爵家の次男ヘンリー卿を中心に数人の詩作仲間がお互いの最新作についての意見を熱心に交換していた。

 そして、アメリアはたまたま二つのグループを少し離れたところから眺めていた。
 そこにアルバート卿が声を落として話し掛けた。

「例の『百合』の進捗はいかがです?」

 彼の問いにアメリアは喜んで進捗を報告した。

「相変わらず遅々としたものですけれど、フェリックスにいよいよ新たな出会いが……」

 彼女はじれったそうに長いため息をついた。
 そのヘーゼルの瞳は好奇心に輝いている。

「そうなると、一体モロソフ伯爵夫人はどうなってしまうのかしら……」

 それを聞いたアルバート卿は呟いた。

 Ah, la pauvre comtesse... elle est morte de désir.
(ああ、かわいそうな伯爵夫人……欲望のために死んでしまうとは)

 ほとんど独り言のような早口のフランス語だった。
 しかし、アメリアは完全に理解した。
 知りたいようで、まだ知りたくなかった先の展開を。
 
 半ば呆然とした彼女が何か言おうと口を開きかけたとき、コンサバトリーにいた誰かが声を上げた。

「こんなに暖かく良いお天気ですから庭に行きましょう」

 他の兄妹たちも客人たちも庭に出て行くので、アメリアもアルバート卿も後に続くしかなかった。
 しかし、アメリアには散策する気など毛頭なかった。
 代わりにアルバート卿に鋭い視線を向けた。そのヘーゼルの瞳ははっきりと言っていた。

 ――話があるからついてきなさい。

 アルバート卿は当然黙って彼女について行った。微かに笑いながら。

 ***

 ロスマー子爵は女男爵の話を聞いて遠慮なく眉を上げた。
 
 唇の罪――それはその言葉をもって読書の楽しみを台無しにする行為を指していたらしい。
 確かに不躾には違いないが、最初に彼が想像したような事態には至っていなかったことに子爵は安堵した。

「私はあなたがそれほどまでにフランス語をよく解されるとは思わなかったのですよ。レディ・メラヴェル」

 首元のタイを気にしながら言い訳するアルバート卿にロスマー子爵は呆れた視線を向けた。
 どうやら彼の弟は好きな女性を困らせることを楽しんでいたらしい。
 そして、それを兄には知られたくなかったと見える。

 ――全く普段は兄妹の中で一番賢くて理性的なのに……。

「あら、わかっていらしゃったはずですよ。あなたは無闇に他人を侮ったりしない方ですもの。アルバート卿」

 そして、女男爵も女男爵だ。どうやら彼女は本気で怒っているわけではないようだ。
 今やその口調はどこかこの事態を楽しんでいる気配すらある。

「……では、私は失礼しますよ」

 ロスマー子爵はそう言うと一礼して2人に背を向けた。
 しかし、数歩歩いたところでアルバート卿を振り返って付け足した。

「アルバート、ほどほどにしなさい」

 釘を刺されたアルバート卿はばつが悪そうだ。
 しかし、彼はすぐにメラヴェル女男爵とのやりとりに戻っていく。

 ロスマー子爵は彼らの会話を背中で聞きながら、一つため息を吐いた。
 
 ――恋愛小説をネタに戯れるのであれば理解できるが、恋愛小説のネタばらしを通して戯れるとは。
 ――全くおかしな二人だ。

 そんな内心とは裏腹に子爵の口元には笑みが浮かんでいた。
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