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【1.5部】惹かれていく二人
棘のある薔薇【前編】
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その元を辿れば、上流中産階級のグレンロス家の一人娘アメリア・ローズ・グレンロスがメラヴェル女男爵になるずっと前のことに行き着く――。
その頃、アメリアはもちろん、その母も、まだ存命だった父も彼女が父方の遠縁が保持していたメラヴェル男爵位を継承するなど夢にも思っていなかった。
しかしながら、両親は一人娘の成長に心を砕き、アメリアが6歳になるやいなや、上流中産階級のレディとして相応しい最高の教育を与えるべく、彼女に彼らの階級と財力が許す限りで最高の家庭教師――元子爵令嬢のミス・ウェザレル――を付けた。
アメリアは生まれながらに好奇心旺盛で知識や技能を吸収することに積極的だった。
そのため、彼女はミス・ウェザレルや時々雇われる専門の教師から教授された行儀作法、読み書き、計算、音楽、裁縫、ダンス、フランス語、基礎的な地理と歴史などの令嬢としての定番の知識をすぐに自分のものにした。
その後、父親の強い勧めで更にイタリア語とドイツ語まで学んだアメリアの教養は、彼女が12歳になる頃には上流中産階級の令嬢に許容される範囲から少し逸脱し始めていた。
その時点で、彼女の母ミセス・グレンロスは、自分の夫の娘に対する度を越した教育熱に危機感を抱いていた。
母は娘の賢さを誇りに思う一方で、それが彼女の上流中産階級のレディとしての人生を困難にしてはいけないと考えていた。
そこで、彼女は夫に、娘にこれ以上の教養をつけることは避けようと提案した。
その代わり、娘が16歳になったら寄宿制の仕上げ学校に行かせるという夫の望みには異議を唱えないと約束したので、それで夫を説得できたとすっかり信じていた。
しかし、アメリアの父――その頃には勅撰弁護士に名を連ねていたミスター・グレゴリー・グレンロス――は、それで満足する男ではなかった。
***
1909年10月のある穏やかな秋の日、メラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロスは、サセックスにあるウェクスフォード侯爵家のカントリーハウス<ウェクスフォード・ホール>のゲストルームのベッドで侍女のミス・アンソンに起こされた。
アメリアはウェクスフォード・ホールに滞在して今日で4日目になるが、まだ目覚めてすぐに豪奢な装飾が施されたベッドの天蓋が目に入るのには慣れていなかった。
そもそも、彼女はその年の初めに遠縁の先代メラヴェル男爵から男爵位を継承したばかりだったので、バークシャーの自身のカントリーハウスへの滞在にさえ不慣れだった。
そんな彼女にとって侯爵家のカントリーハウスにゲストとして滞在することは正直誉れというより重荷だった。
爵位を継承する前の上流中産階級のミス・アメリア・グレンロスとしては言わずもがな、メラヴェル女男爵となった今でさえ彼女の社交界での地位を考えればウェクスフォード侯爵家と交際するのは分相応とは言い難い。
しかし、数か月前、まだ社交界中の人々がロンドンに滞在していた頃、アメリアが侯爵家のタウンハウスで起きたダイヤモンドの婚約指輪の盗難事件を解決してしまったことにより、彼女の運命は一変した。
家宝奪還に関するアメリアの無視できない貢献に深く感謝したウェクスフォード侯爵とその子供たちはお礼に彼女とその母をウェクスフォード・ホールに招待することを決めたのだ。
もちろん、アメリアは当初固辞するつもりだったが、共に招待された母が彼女たちの社交界での地位を向上させる機会を逃すはずもなかった。
そんなわけで、彼女は3日前にウェクスフォード・ホールに到着して以来、侯爵家の家族や同時に招待されているゲストたちとの社交をなんとかこなしていた。
幸いこのハウス・パーティーは、御年60歳の寡夫であるウェクスフォード侯爵自身の主催ではなく、侯爵の子供たち――侯爵家の4人兄妹――が主催する若者中心のカジュアルな会だったので、昨日までのアメリアはそれなりに上手くやっていたはずだった。
――そう、昨日の午後までは……。
まだベッドから起き上がれないアメリアは昨日の午後の出来事を思い返してため息を一つついた。
そして、目を半分閉じたままでミス・アンソンに尋ねる。
「アンソン、今日の予定は何だったかしら?」
「今日は午前中は特に予定はございませんが、午後は侯爵家のご兄妹とお若いゲストの方々と音楽室で過ごされることになっていたかと」
主人とは対照的にいつでも意識がはっきりしているミス・アンソンの答えは明瞭だった。
アメリアはそこでようやくベッドから這い出して、ミス・アンソンが用意してくれていた水で顔を洗うと、ドレッサーの椅子に座った。
まずはそこで紅茶を飲みながら髪をセットしてもらうのがいつもの朝の手順だった。
アメリアがなんとか目を開けてドレッサーの鏡を見た。
そこには真剣な顔でアメリアの少しウェーブがかかった暗い栗色の髪を梳かすミス・アンソンと眠そうな顔をしている自分が映っていたが、いつもであればもう少し開いているはずの彼女のヘーゼルの瞳はほとんど閉じそうになっていた。
明らかに前日よりも1時間早く起きたことによる影響だった。
忠実で几帳面なミス・アンソンは、前日に主人から指示された通り、今朝は午前7時きっかりに紅茶を用意して彼女の部屋に来てくれた。
このハウス・パーティーの期間中、ウェクスフォード・ホールの朝食は午前9時から午前10時半と決まっていて、その間ならゲストはいつ朝食室に行っても良かった。
早起きが苦手なアメリアはこれまでは午前10時に朝食室に行くことにしていて、そうすると、ちょうど早めに来た人たちとも遅めに来る人たちも会話の機会があるので、社交的にも都合が良かった。
しかし、今朝は無理をしてでも午前9時を少し過ぎたころには朝食室に到着し、すぐに朝食を済ませて一旦自室に引き上げたかった。
全ては昨日の午後の出来事のせいだった。
――ああ、どうしてあんなことになったのかしら。ぜんぶお父様のせいだわ……。
彼女は昨日から何度も繰り返している嘆きを再度心の中で呟いた。
アメリアの父は彼女が15歳のときに亡くなったが、彼女は父を愛していたし、彼が与えてくれたものすべてに感謝していた。
しかし、今回の失敗については父を責めずにはいられなかった。
類まれな優秀な頭脳を持っていたアメリアの父は、生前、法廷弁護士として活躍し、勅撰弁護士にまで昇っていたものの、明らかにそれだけでは不満足だった。
彼は自分の子にも最高の教育を授けたがった。
子が息子であれば、それは問題になるどころか望ましいことだったかもしれないが、不運にも彼には一人娘しか生まれなかった。
当初はその現実と折り合いをつけたかに見えた父も、娘の予想外の優秀さに欲が出たのだ。
彼は、息子がいないならば、賢い娘に自分の持てる知識をすべて授ければよいのではないかと思うようになったに違いない。
そこで、父ミスター・グレンロスは妻からこれ以上娘に教養を付けることは避けようと提案された後も、妻の目を盗んでアメリアに様々なことを教えた。
応用数学、自然哲学や倫理学の基礎、彼の専門であった法学――。
そして、特に古典学――残念ながら古代ギリシャ語に取り掛かる前に父は亡くなったが、ラテン語についてはそれは熱心に仕込んだ。
そして、元々好奇心旺盛なアメリアは父の期待を越えてそれらを自分のものにした。
しかし、成長したアメリアは世間を知るにつれて、それが上流中産階級の若いレディに許される知識の範囲を明らかに超えていることに気がついていた。
だからこそ、彼女はこれまでずっとそれを母にさえ知られぬように念入りに隠してきた――はずだった。
そこまで考えて、深いため息をついたアメリアは首元の控えめな立襟に触れた。
ミス・アンソンの確かな技術でギブソン・ガール風の髪型になったアメリアは、着替え用の衝立の後ろでライラック色の午前用のドレスに着替えていた。
ミス・アンソンはちょうどドレスの後ろの繊細なボタンを留めてくれているが、先ほどのアメリアのため息を受けてその指が一瞬だけ止まった。
アメリアはミス・アンソンに余計な心配をかけまいと、少しだけ顔を後ろに向けて口元に微笑みを浮かべ、「早く起きすぎたわね」とだけ言った。
しかし、彼女の脳裏には昨日の自分の失敗の記憶がはっきりと浮かんでいた。
その頃、アメリアはもちろん、その母も、まだ存命だった父も彼女が父方の遠縁が保持していたメラヴェル男爵位を継承するなど夢にも思っていなかった。
しかしながら、両親は一人娘の成長に心を砕き、アメリアが6歳になるやいなや、上流中産階級のレディとして相応しい最高の教育を与えるべく、彼女に彼らの階級と財力が許す限りで最高の家庭教師――元子爵令嬢のミス・ウェザレル――を付けた。
アメリアは生まれながらに好奇心旺盛で知識や技能を吸収することに積極的だった。
そのため、彼女はミス・ウェザレルや時々雇われる専門の教師から教授された行儀作法、読み書き、計算、音楽、裁縫、ダンス、フランス語、基礎的な地理と歴史などの令嬢としての定番の知識をすぐに自分のものにした。
その後、父親の強い勧めで更にイタリア語とドイツ語まで学んだアメリアの教養は、彼女が12歳になる頃には上流中産階級の令嬢に許容される範囲から少し逸脱し始めていた。
その時点で、彼女の母ミセス・グレンロスは、自分の夫の娘に対する度を越した教育熱に危機感を抱いていた。
母は娘の賢さを誇りに思う一方で、それが彼女の上流中産階級のレディとしての人生を困難にしてはいけないと考えていた。
そこで、彼女は夫に、娘にこれ以上の教養をつけることは避けようと提案した。
その代わり、娘が16歳になったら寄宿制の仕上げ学校に行かせるという夫の望みには異議を唱えないと約束したので、それで夫を説得できたとすっかり信じていた。
しかし、アメリアの父――その頃には勅撰弁護士に名を連ねていたミスター・グレゴリー・グレンロス――は、それで満足する男ではなかった。
***
1909年10月のある穏やかな秋の日、メラヴェル女男爵ことアメリア・グレンロスは、サセックスにあるウェクスフォード侯爵家のカントリーハウス<ウェクスフォード・ホール>のゲストルームのベッドで侍女のミス・アンソンに起こされた。
アメリアはウェクスフォード・ホールに滞在して今日で4日目になるが、まだ目覚めてすぐに豪奢な装飾が施されたベッドの天蓋が目に入るのには慣れていなかった。
そもそも、彼女はその年の初めに遠縁の先代メラヴェル男爵から男爵位を継承したばかりだったので、バークシャーの自身のカントリーハウスへの滞在にさえ不慣れだった。
そんな彼女にとって侯爵家のカントリーハウスにゲストとして滞在することは正直誉れというより重荷だった。
爵位を継承する前の上流中産階級のミス・アメリア・グレンロスとしては言わずもがな、メラヴェル女男爵となった今でさえ彼女の社交界での地位を考えればウェクスフォード侯爵家と交際するのは分相応とは言い難い。
しかし、数か月前、まだ社交界中の人々がロンドンに滞在していた頃、アメリアが侯爵家のタウンハウスで起きたダイヤモンドの婚約指輪の盗難事件を解決してしまったことにより、彼女の運命は一変した。
家宝奪還に関するアメリアの無視できない貢献に深く感謝したウェクスフォード侯爵とその子供たちはお礼に彼女とその母をウェクスフォード・ホールに招待することを決めたのだ。
もちろん、アメリアは当初固辞するつもりだったが、共に招待された母が彼女たちの社交界での地位を向上させる機会を逃すはずもなかった。
そんなわけで、彼女は3日前にウェクスフォード・ホールに到着して以来、侯爵家の家族や同時に招待されているゲストたちとの社交をなんとかこなしていた。
幸いこのハウス・パーティーは、御年60歳の寡夫であるウェクスフォード侯爵自身の主催ではなく、侯爵の子供たち――侯爵家の4人兄妹――が主催する若者中心のカジュアルな会だったので、昨日までのアメリアはそれなりに上手くやっていたはずだった。
――そう、昨日の午後までは……。
まだベッドから起き上がれないアメリアは昨日の午後の出来事を思い返してため息を一つついた。
そして、目を半分閉じたままでミス・アンソンに尋ねる。
「アンソン、今日の予定は何だったかしら?」
「今日は午前中は特に予定はございませんが、午後は侯爵家のご兄妹とお若いゲストの方々と音楽室で過ごされることになっていたかと」
主人とは対照的にいつでも意識がはっきりしているミス・アンソンの答えは明瞭だった。
アメリアはそこでようやくベッドから這い出して、ミス・アンソンが用意してくれていた水で顔を洗うと、ドレッサーの椅子に座った。
まずはそこで紅茶を飲みながら髪をセットしてもらうのがいつもの朝の手順だった。
アメリアがなんとか目を開けてドレッサーの鏡を見た。
そこには真剣な顔でアメリアの少しウェーブがかかった暗い栗色の髪を梳かすミス・アンソンと眠そうな顔をしている自分が映っていたが、いつもであればもう少し開いているはずの彼女のヘーゼルの瞳はほとんど閉じそうになっていた。
明らかに前日よりも1時間早く起きたことによる影響だった。
忠実で几帳面なミス・アンソンは、前日に主人から指示された通り、今朝は午前7時きっかりに紅茶を用意して彼女の部屋に来てくれた。
このハウス・パーティーの期間中、ウェクスフォード・ホールの朝食は午前9時から午前10時半と決まっていて、その間ならゲストはいつ朝食室に行っても良かった。
早起きが苦手なアメリアはこれまでは午前10時に朝食室に行くことにしていて、そうすると、ちょうど早めに来た人たちとも遅めに来る人たちも会話の機会があるので、社交的にも都合が良かった。
しかし、今朝は無理をしてでも午前9時を少し過ぎたころには朝食室に到着し、すぐに朝食を済ませて一旦自室に引き上げたかった。
全ては昨日の午後の出来事のせいだった。
――ああ、どうしてあんなことになったのかしら。ぜんぶお父様のせいだわ……。
彼女は昨日から何度も繰り返している嘆きを再度心の中で呟いた。
アメリアの父は彼女が15歳のときに亡くなったが、彼女は父を愛していたし、彼が与えてくれたものすべてに感謝していた。
しかし、今回の失敗については父を責めずにはいられなかった。
類まれな優秀な頭脳を持っていたアメリアの父は、生前、法廷弁護士として活躍し、勅撰弁護士にまで昇っていたものの、明らかにそれだけでは不満足だった。
彼は自分の子にも最高の教育を授けたがった。
子が息子であれば、それは問題になるどころか望ましいことだったかもしれないが、不運にも彼には一人娘しか生まれなかった。
当初はその現実と折り合いをつけたかに見えた父も、娘の予想外の優秀さに欲が出たのだ。
彼は、息子がいないならば、賢い娘に自分の持てる知識をすべて授ければよいのではないかと思うようになったに違いない。
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応用数学、自然哲学や倫理学の基礎、彼の専門であった法学――。
そして、特に古典学――残念ながら古代ギリシャ語に取り掛かる前に父は亡くなったが、ラテン語についてはそれは熱心に仕込んだ。
そして、元々好奇心旺盛なアメリアは父の期待を越えてそれらを自分のものにした。
しかし、成長したアメリアは世間を知るにつれて、それが上流中産階級の若いレディに許される知識の範囲を明らかに超えていることに気がついていた。
だからこそ、彼女はこれまでずっとそれを母にさえ知られぬように念入りに隠してきた――はずだった。
そこまで考えて、深いため息をついたアメリアは首元の控えめな立襟に触れた。
ミス・アンソンの確かな技術でギブソン・ガール風の髪型になったアメリアは、着替え用の衝立の後ろでライラック色の午前用のドレスに着替えていた。
ミス・アンソンはちょうどドレスの後ろの繊細なボタンを留めてくれているが、先ほどのアメリアのため息を受けてその指が一瞬だけ止まった。
アメリアはミス・アンソンに余計な心配をかけまいと、少しだけ顔を後ろに向けて口元に微笑みを浮かべ、「早く起きすぎたわね」とだけ言った。
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