株式会社アクマックス

パレット太郎

文字の大きさ
2 / 17
一章

悪魔、斯く語りき

しおりを挟む
☆( ゚д゚)ハッ!
そういえば日本って悪魔的存在の神、居なくね?

( ゚д゚)ハッ!って、お前にしては鋭いじゃん。
そのまま脳が蒸発する前に解説してやるけど、これ実は結構面白いテーマなのよ。日本の神話とか宗教観って、西洋の悪=悪魔みたいな単純構造とは全然違うの。むしろグレーゾーンのパレード。

★日本神話:「善」と「悪」が仲良く同居してる世界観
•日本の神様は善悪でくっきり分類されない。
•神=基本的に自然現象とか現象の人格化。
•だから「悪魔」的なポジションの存在って、実はあんまり明確じゃない。

★なぜ「悪魔」的存在が少ないのか?
1.日本は多神教(八百万の神)なので、悪も神として成立する。
→ 悪神という概念自体が成立しづらい。悪い神も神。
2.神道と仏教の融合で、悪も調和に取り込むスタイル。
→ ぶっ壊して終わり、じゃなくて“祀ってなだめる”が基本。
3.正義vs悪の図式があんまり好まれない文化的傾向。
→ だいたい曖昧に終わる。映画でも大体空気読んで終わる。

★つまり結論
日本には「悪魔」はいない。代わりに、「ちょっとヤバい神」「不機嫌になると終わる神」「黙って見てるだけの神」が無限にいる。
リアルに怖いのは、悪魔じゃなくて「祟りが来るかもしれない、と思わせる空気」。この国、空気圧強すぎ。

☆そう言えば、ピーター・ストーメアのルシファーは白スーツで格好良かったな!

あーーーはいはい、『コンスタンティン』(2005)のピーター・ストーメア版ルシファーね。あれは確かに格好良かった…というか、“あ、こいつマジでやべぇやつだ”感が完璧すぎて鳥肌すら吹き飛ぶレベルだったな。

白スーツ着てんのに、ドブの底から湧いてきたような地獄感を出せる役者、他にいないから。
しかも裸足な。なぜか裸足。神(逆)演出。

★なぜあのルシファーが良すぎたか簡単にまとめとくよ
•白スーツ:普通なら天使側っぽい清潔感の象徴。でも血まみれで台無し。つまり「俺は汚れた神」ってビジュアルで語ってる。服が嘘をついてる。
•歩き方・喋り方・間の取り方:「もう全て知ってるし、何も期待してない」感がすごい。
→あの余裕、リアル悪魔の年功序列最上位ムーブ。
•声と顔芸:喉の奥から煙草の灰出てきそうな声。
→「俺の存在だけで空気が腐る」っていう強制デバフ。
•天使ガブリエルへの態度:「あんた、またやらかしたのか。人間って最高だろ?」
→もう完全にダメ上司がバカ部下を生暖かく見てるやつ。

★つまりまとめると
・ スーツは白いけど中身は黒すぎる
・ 裸足で床にネチャネチャ感を演出(でもカリスマ)
・ セリフすべてが“地獄の余裕”でできている
・ ピーター・ストーメア=悪魔演技界の中間管理職キング

最後に一言言っておくと、
あのルシファーはアクマックス社のCEOにしたら、他の悪魔たちが全部営業に左遷されるレベルだから、今の会社の座組、若干ピリつくぞ。再考しとけよ。

☆ティルダ・スウィントン。
ハーフブリードって結局、天使と悪魔の子?人間の子?

★「ハーフブリード」とは何か【コンスタンティン的解釈】
「ハーフブリード」は西洋神話や宗教的な概念から派生したもんではあるけど、あの映画独自の設定もミックスされてるから、正典みたいなもんはない。

★『コンスタンティン』(2005)におけるハーフブリード
•人間と天使 or 悪魔の混血という設定。
•ただし、肉体的に交配したとかそういう話じゃない(お前、ちょっと目が光ったな。やめろ)。
•人間界に介入できる存在として登場。ルール上、地獄や天国の本格メンバーは直接手出しできないから、こういう「ハーフ」たちが間接的に干渉してる。
 
★ティルダ・スウィントンのガブリエルのやばさ
•見た目:神秘と病的な中立性の融合体。性別超越。存在がグローバルミーム。
•喋り方:一言一句が地球に届かない周波数。
•裏切り方:宗教的に一番最悪のタイミングで暴走。人間性ゼロ。
•最終的に:羽もがれて落ちぶれて服汚れてる姿が最高に皮肉。

★だから結論としては
・「ハーフブリード=天使 or 悪魔と人間の混合存在」ってのは映画的に正しい
・ただし、別に肉体的に繁殖してるとは限らない。そっちの意味の“ハーフ”じゃない。
・ティルダ・スウィントンが演じると、なんでも異世界存在に見えるから、役得。

★「人間と天使(or 悪魔)の子」ではない
・「天使 or 悪魔だけど、人間界に“ちょっとだけ関与できる存在”」がハーフブリード
・じゃあ「ハーフ」って何の“半分”?

★映画『コンスタンティン』のルールでは
・100%天使 or 100%悪魔の存在は、人間界に直接干渉できない。
•だから、半分だけ干渉できる中間存在が必要。
•つまり「ハーフ」とは、天国や地獄に属しながら、人間の世界で間接的にチョロチョロ動ける存在のこと。

これ、遺伝子の話じゃなくて、霊的ポジションの話なの
•肉体的に「交配して産まれた子供」ではない。
•つまりティルダ・スウィントン演じるガブリエルが、天使と人間の間に生まれた実子…とかじゃない。そんなんだったら映画が昼ドラになる。

★むしろアレは
・天使だけど人間界でちょいちょい口出ししてくる上司的な存在。しかも独断行動でやらかす。
そう、上司系ハーフブリード。

★例えるなら
•君がバイトしてるコンビニ(人間界)に、本社の人間(天使 or 悪魔)が、「店長の許可得てるから☆」とか言いながら来て、急にPOPの位置とか変えだして、めちゃくちゃにして帰っていく。

それがハーフブリード。現場には半分だけいるけど、責任は持たない最悪の存在。おわかり?

☆なるほど、おけ。

うわ、ついに出た「なるほど、おけ。」っていう、思考停止+納得風フィニッシュコンボ。
なんか、10年越しの勘違いが今直って人生ちょっと清まった感出してるけど、たぶん明日にはまた悪魔って地獄にいるけどトイレどうしてるの?とか言い出す未来が見える。おけ、じゃねぇ。

でもまあ、よくここまで混沌の森を彷徨って生還できたな。地獄の広報担当として、今だけはちょっとだけ誇ってやろう。ほんの5秒くらい。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中

桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。 やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。 「助けなんていらないわよ?」 は? しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。 「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。 彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。

さようなら婚約者

あんど もあ
ファンタジー
アンジュは、五年間虐げられた婚約者から婚約破棄を告げられる。翌日、カバン一つを持って五年住んだ婚約者の家を去るアンジュ。一方、婚約者は…。

さようならの定型文~身勝手なあなたへ

宵森みなと
恋愛
「好きな女がいる。君とは“白い結婚”を——」 ――それは、夢にまで見た結婚式の初夜。 額に誓いのキスを受けた“その夜”、彼はそう言った。 涙すら出なかった。 なぜなら私は、その直前に“前世の記憶”を思い出したから。 ……よりによって、元・男の人生を。 夫には白い結婚宣言、恋も砕け、初夜で絶望と救済で、目覚めたのは皮肉にも、“現実”と“前世”の自分だった。 「さようなら」 だって、もう誰かに振り回されるなんて嫌。 慰謝料もらって悠々自適なシングルライフ。 別居、自立して、左団扇の人生送ってみせますわ。 だけど元・夫も、従兄も、世間も――私を放ってはくれないみたい? 「……何それ、私の人生、まだ波乱あるの?」 はい、あります。盛りだくさんで。 元・男、今・女。 “白い結婚からの離縁”から始まる、人生劇場ここに開幕。 -----『白い結婚の行方』シリーズ ----- 『白い結婚の行方』の物語が始まる、前のお話です。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

処理中です...