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後編
④
「ぉ゛~~~~……ッ゛♡♡」
「……ッ、ふ、ぅ……はぁ……キミがイキまくるから僕も思わず出しちゃうかと思った。焦らしすぎちゃったねえ」
「ン、ふぁっ♡ ぁ、ぁ♡」
とん、とん、とあやすように奥を優しく突く攻めプレイヤー。すっかり慣れ親しんだ熱に俺は安心すら感じていた。嬉しくて無意識にきゅんきゅん締めつけてしまう。
「そんなに僕のチンコ嬉しい? すっごい媚びてくるじゃん」
「ぁ、ぁっ♡」
「あー……可愛すぎ。もう浮気なんてしちゃ駄目だよ?」
乳首をこねられながら諌めるように言われる。先ほどから、NPCに対して言っているにはどうにも違和感があるような……と気持ちよさでふわふわする頭の片隅にそんな疑問が浮かんでいると、俺たちの方に足音が近づいてきた。
「あっれー? シュンだ」
俺NPCの目の前に1人の男性プレイヤーが立った。俺NPCが口を開く。
「よ、こそぉ♡ ディーク、牧場へ、ぇん……♡ 新鮮な卵、や、ぁっ♡ ミルクはいかが……です、か……ぁっ♡」
「ミルクってどっちのだよ」
「あー、っと……ミメンチだっけ、ここでの名前。こんなとこでどうしたの」
俺NPCの設定された台詞に笑いながらツッコむミメンチと呼ばれたプレイヤーに、攻めプレイヤーが声をかけた。2人は知り合いのようだ。
「オレはちょっと買い物に。そっちこそこんなトコで楽しみ中? それNPCだよな……あれ、人入ってる?」
「そー。お楽しみ中なの」
「面白いくらい地面びっちゃびちゃじゃん。はげしー」
「んー……ちょっと浮気されちゃって……いじめすぎちゃった」
2人が会話している間も、攻めプレイヤーはゆっくりだが抽挿を続ける。乳首やちんぽも優しく撫でられ、俺は2人の邪魔をしないように気持ちだけひそめながら声を漏らした。
「浮気って……あーもしかしてこの前言ってたNPC姦プレイヤー? ちゃんと見つかったんだな」
熱に浮かされた俺に、NPCの耳を通してミメンチの言葉が届く。なんの話だろう。
「おかげさまでね。あれから、この淫乱くんが満足するまで毎回いーっぱいシてあげたのに浮気されたんだよ? ひどいよねえ……?」
「んぁ、あァッ♡ ォッ♡」
ずくん、と奥を強く突かれ、俺NPCのちんぽからカウパーがピュッと飛び出た。ミメンチがすばやく張ったシールドに当たり空中でぽたりと垂れて地面に落ちる。
「シュンが浮気されるとかウケるわ。NPC姦プレイヤーさんはシュンじゃ満足できなかったんすか?」
「……ぁ、っ……?」
攻めプレイヤーの方を見ていたミメンチが俺NPCに視線を向けた。俺NPCというか……中の俺を見て声をかけている気がする。
(待ってくれ、なんの話だ……? 俺が今入ってるNPCが攻めプレイヤーのお気に入りなんじゃ?)
快楽に支配されつつある頭を振り絞って考えた。2人の話の内容をよく思い出し、俺はもしかして、と思い始める。そんなまさかと自分の考えを否定していると、攻めプレイヤーが話し出す。
「マンコは毎回僕のこと大好きーって素直にチンコもぐもぐきゅうきゅうしてくれるのに。乳首だって僕がたっくさん弄って開発してあげたんだよ? もう僕のチンコしか欲しくないと思ってたのに」
「まー、NPC姦プレイヤーとしてログインしてるくらいなんだし、ちょっと違うチンポ試してみたかったんじゃないのか?」
「それにしたって、僕がちょっとログイン遅れただけでほかの男のチンコ受け入れてアンアン喘いでるんだよ? 淫乱にもほどがあるって!」
「ン゛ォ゛ァ゛ッ゛♡」
攻めプレイヤーの熱のこもった声とともに、言葉以上に熱々のちんぽが奥を穿ち、俺は甘イキしてしまった。
「んぃ……、はぁ……♡」
「あ、ごめんね」
謝りながら攻めプレイヤーが俺NPCの太ももを撫でる。かなりめちゃくちゃに好き勝手言われているが、俺の中に浮かんだ考えが当たっていることに、余韻に浸りながら気づく。
――俺を毎回抱いている後ろの攻めプレイヤーは、NPCの中身が俺だとしっかり気づいていたのだ。たしかに神官NPCに入っているときにも俺だと気づいているのではと思いはした。だが、1回目から3週間も経っていたのでありえないという結論に至ったのだ。
いやまだわからない。毎回、がどこからかによる。2回目までは気づいていなかったのでは、という可能性はミメンチの言葉で消え去った。
「たしかに、シュンが1回ヤった相手を3週間も探してたくらいだもんな。そりゃ1回でもムカつくかー」
3週間。俺が後ろの攻めプレイヤーに抱かれてから次にログインするまでの期間と同じ。これはもう2回目のときには中身が俺だと知っていて彼は抱いたのだということを認めざるをえない。なぜわかったのかは不明だけど、たしかに俺だと認識していたようだ。
(つまり……この攻めプレイヤーは今入ってるNPCじゃなく、中の俺がほかの男とNPC姦プレイをしたから怒ったのか……?)
顔が熱くなるのを感じる。心臓がバクバクして、身体の奥がゾクゾクした。
「んー? どうしたの、そんなに締めつけて。甘イキしたらもっと欲しくなっちゃった?」
NPCには俺の顔の熱さや心臓の鼓動は反映されないが、状態リンクによって俺のナカの具合が反映されてしまったようだ。彼にこの興奮が伝わってしまっていると思うと、余計に身体の奥が熱くなってくる。
「ミメンチごめん。淫乱くんがガマンできなくなってきたみたいだから……」
「オッケー……ってオレもそろそろ準備して行かないと。シュンも今度クエストの方一緒にやろうぜ。なんだったらそのNPC姦プレイヤーさんも普通のプレイヤーとして誘ってさ。じゃあなー」
そう言ってミメンチが入り口から牧場の方へと歩いていった。
「……ッ、ふ、ぅ……はぁ……キミがイキまくるから僕も思わず出しちゃうかと思った。焦らしすぎちゃったねえ」
「ン、ふぁっ♡ ぁ、ぁ♡」
とん、とん、とあやすように奥を優しく突く攻めプレイヤー。すっかり慣れ親しんだ熱に俺は安心すら感じていた。嬉しくて無意識にきゅんきゅん締めつけてしまう。
「そんなに僕のチンコ嬉しい? すっごい媚びてくるじゃん」
「ぁ、ぁっ♡」
「あー……可愛すぎ。もう浮気なんてしちゃ駄目だよ?」
乳首をこねられながら諌めるように言われる。先ほどから、NPCに対して言っているにはどうにも違和感があるような……と気持ちよさでふわふわする頭の片隅にそんな疑問が浮かんでいると、俺たちの方に足音が近づいてきた。
「あっれー? シュンだ」
俺NPCの目の前に1人の男性プレイヤーが立った。俺NPCが口を開く。
「よ、こそぉ♡ ディーク、牧場へ、ぇん……♡ 新鮮な卵、や、ぁっ♡ ミルクはいかが……です、か……ぁっ♡」
「ミルクってどっちのだよ」
「あー、っと……ミメンチだっけ、ここでの名前。こんなとこでどうしたの」
俺NPCの設定された台詞に笑いながらツッコむミメンチと呼ばれたプレイヤーに、攻めプレイヤーが声をかけた。2人は知り合いのようだ。
「オレはちょっと買い物に。そっちこそこんなトコで楽しみ中? それNPCだよな……あれ、人入ってる?」
「そー。お楽しみ中なの」
「面白いくらい地面びっちゃびちゃじゃん。はげしー」
「んー……ちょっと浮気されちゃって……いじめすぎちゃった」
2人が会話している間も、攻めプレイヤーはゆっくりだが抽挿を続ける。乳首やちんぽも優しく撫でられ、俺は2人の邪魔をしないように気持ちだけひそめながら声を漏らした。
「浮気って……あーもしかしてこの前言ってたNPC姦プレイヤー? ちゃんと見つかったんだな」
熱に浮かされた俺に、NPCの耳を通してミメンチの言葉が届く。なんの話だろう。
「おかげさまでね。あれから、この淫乱くんが満足するまで毎回いーっぱいシてあげたのに浮気されたんだよ? ひどいよねえ……?」
「んぁ、あァッ♡ ォッ♡」
ずくん、と奥を強く突かれ、俺NPCのちんぽからカウパーがピュッと飛び出た。ミメンチがすばやく張ったシールドに当たり空中でぽたりと垂れて地面に落ちる。
「シュンが浮気されるとかウケるわ。NPC姦プレイヤーさんはシュンじゃ満足できなかったんすか?」
「……ぁ、っ……?」
攻めプレイヤーの方を見ていたミメンチが俺NPCに視線を向けた。俺NPCというか……中の俺を見て声をかけている気がする。
(待ってくれ、なんの話だ……? 俺が今入ってるNPCが攻めプレイヤーのお気に入りなんじゃ?)
快楽に支配されつつある頭を振り絞って考えた。2人の話の内容をよく思い出し、俺はもしかして、と思い始める。そんなまさかと自分の考えを否定していると、攻めプレイヤーが話し出す。
「マンコは毎回僕のこと大好きーって素直にチンコもぐもぐきゅうきゅうしてくれるのに。乳首だって僕がたっくさん弄って開発してあげたんだよ? もう僕のチンコしか欲しくないと思ってたのに」
「まー、NPC姦プレイヤーとしてログインしてるくらいなんだし、ちょっと違うチンポ試してみたかったんじゃないのか?」
「それにしたって、僕がちょっとログイン遅れただけでほかの男のチンコ受け入れてアンアン喘いでるんだよ? 淫乱にもほどがあるって!」
「ン゛ォ゛ァ゛ッ゛♡」
攻めプレイヤーの熱のこもった声とともに、言葉以上に熱々のちんぽが奥を穿ち、俺は甘イキしてしまった。
「んぃ……、はぁ……♡」
「あ、ごめんね」
謝りながら攻めプレイヤーが俺NPCの太ももを撫でる。かなりめちゃくちゃに好き勝手言われているが、俺の中に浮かんだ考えが当たっていることに、余韻に浸りながら気づく。
――俺を毎回抱いている後ろの攻めプレイヤーは、NPCの中身が俺だとしっかり気づいていたのだ。たしかに神官NPCに入っているときにも俺だと気づいているのではと思いはした。だが、1回目から3週間も経っていたのでありえないという結論に至ったのだ。
いやまだわからない。毎回、がどこからかによる。2回目までは気づいていなかったのでは、という可能性はミメンチの言葉で消え去った。
「たしかに、シュンが1回ヤった相手を3週間も探してたくらいだもんな。そりゃ1回でもムカつくかー」
3週間。俺が後ろの攻めプレイヤーに抱かれてから次にログインするまでの期間と同じ。これはもう2回目のときには中身が俺だと知っていて彼は抱いたのだということを認めざるをえない。なぜわかったのかは不明だけど、たしかに俺だと認識していたようだ。
(つまり……この攻めプレイヤーは今入ってるNPCじゃなく、中の俺がほかの男とNPC姦プレイをしたから怒ったのか……?)
顔が熱くなるのを感じる。心臓がバクバクして、身体の奥がゾクゾクした。
「んー? どうしたの、そんなに締めつけて。甘イキしたらもっと欲しくなっちゃった?」
NPCには俺の顔の熱さや心臓の鼓動は反映されないが、状態リンクによって俺のナカの具合が反映されてしまったようだ。彼にこの興奮が伝わってしまっていると思うと、余計に身体の奥が熱くなってくる。
「ミメンチごめん。淫乱くんがガマンできなくなってきたみたいだから……」
「オッケー……ってオレもそろそろ準備して行かないと。シュンも今度クエストの方一緒にやろうぜ。なんだったらそのNPC姦プレイヤーさんも普通のプレイヤーとして誘ってさ。じゃあなー」
そう言ってミメンチが入り口から牧場の方へと歩いていった。
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