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229.サロンの扉
どうしようかと思って居れば、王妃様がピシャリ!っと……
「フェイっ!!あまり過保護にし過ぎると、ミユちゃんの心が、苦しくなりますわっ!!
ミユちゃんに、ずっと自分の側に居て貰いたいのならば、相手の望む事を望む時に、やってあげられる様に、心を十分に配りなさいっ!!」
「はっ……はいっ!!
…す…すまない…ミユ…
押し付け過ぎていた様だ……
サロンまで並んで歩くかい?!」
「うん。ありがとう エド。
体調も良いから、サロンまで歩きたいな。」
「分かった。
では、お手をどうぞ…僕のお姫様…」
「ふふっ♪」
自分に差し出された エドの左の腕に抱き付き、並んで歩き食堂を後にし、王妃様とミュールラン様の後を着いて歩く。
暫く歩くとサロンの入口が見えて来た。
今日もサロンの入口の扉は開いている…
「ねえ エド?!
サロンの扉は、いつも開け放たれてるの?
一昨日も昨日も、開いてたよね?」
「んー?!
そうだったかな?
覚えてないや…」
「ミユちゃん。 私が教えてさしあげるわね!
サロンはね、温室みたいに半分ガラス張りになっているでしょう?!
日中は扉を開放していないと、部屋の中が暑くなってしまうから、扉は開け放たれたままなの。
夜は逆に冷えるから、扉を閉めるわ。
後は冬や夏や雨の日等は、その日の気温や湿度によって、使用人達が温度調節して、開けていたり閉めていたり、様々かしらね。」
「凄いんですねっ!!
教えて下さり、ありがとうございます。」…ペコッ…
「ふふふっ♪どういたしまして。
それじゃあ、お茶を頂きながら、ミユちゃんの世界とは違う妊娠や出産の疑問点を解消していきましょうか?!」
「はいっ! 宜しくお願い致します!」
サロンの開け放たれた扉を潜る、するとサロン専属のメイドがやって来て、席の案内は必要かと問う。
王妃様は 今日の気分で選ぶから、いらないと答え お茶の用意をお願いしていた。
王妃様はサロンの中央で足を止め、サロン内のソファーセットへそれぞれ目をやり、場所を決めたのか再び歩き出す。
王妃様が進んだ先にあったソファーセットは、サロンのガラス張りの外にある大きな木々から、大きな木陰が出来た下にある場所だった。
薦められた席に エドと隣同士に座る。
座ってみると そこは、優しい木漏れ日の当たる暖かな席だった。
入口で伝えて居たので 私達が席に着けば、直ぐにお茶とお茶菓子が運ばれて来て配膳される。
今日のお茶菓子は、エッグタルトの様だ。
皆それぞれの茶器を手に取り、一口啜りカップを戻す…
「さぁ!ミユちゃん。
聞きたい事を質問して頂戴なっ。」
「フェイっ!!あまり過保護にし過ぎると、ミユちゃんの心が、苦しくなりますわっ!!
ミユちゃんに、ずっと自分の側に居て貰いたいのならば、相手の望む事を望む時に、やってあげられる様に、心を十分に配りなさいっ!!」
「はっ……はいっ!!
…す…すまない…ミユ…
押し付け過ぎていた様だ……
サロンまで並んで歩くかい?!」
「うん。ありがとう エド。
体調も良いから、サロンまで歩きたいな。」
「分かった。
では、お手をどうぞ…僕のお姫様…」
「ふふっ♪」
自分に差し出された エドの左の腕に抱き付き、並んで歩き食堂を後にし、王妃様とミュールラン様の後を着いて歩く。
暫く歩くとサロンの入口が見えて来た。
今日もサロンの入口の扉は開いている…
「ねえ エド?!
サロンの扉は、いつも開け放たれてるの?
一昨日も昨日も、開いてたよね?」
「んー?!
そうだったかな?
覚えてないや…」
「ミユちゃん。 私が教えてさしあげるわね!
サロンはね、温室みたいに半分ガラス張りになっているでしょう?!
日中は扉を開放していないと、部屋の中が暑くなってしまうから、扉は開け放たれたままなの。
夜は逆に冷えるから、扉を閉めるわ。
後は冬や夏や雨の日等は、その日の気温や湿度によって、使用人達が温度調節して、開けていたり閉めていたり、様々かしらね。」
「凄いんですねっ!!
教えて下さり、ありがとうございます。」…ペコッ…
「ふふふっ♪どういたしまして。
それじゃあ、お茶を頂きながら、ミユちゃんの世界とは違う妊娠や出産の疑問点を解消していきましょうか?!」
「はいっ! 宜しくお願い致します!」
サロンの開け放たれた扉を潜る、するとサロン専属のメイドがやって来て、席の案内は必要かと問う。
王妃様は 今日の気分で選ぶから、いらないと答え お茶の用意をお願いしていた。
王妃様はサロンの中央で足を止め、サロン内のソファーセットへそれぞれ目をやり、場所を決めたのか再び歩き出す。
王妃様が進んだ先にあったソファーセットは、サロンのガラス張りの外にある大きな木々から、大きな木陰が出来た下にある場所だった。
薦められた席に エドと隣同士に座る。
座ってみると そこは、優しい木漏れ日の当たる暖かな席だった。
入口で伝えて居たので 私達が席に着けば、直ぐにお茶とお茶菓子が運ばれて来て配膳される。
今日のお茶菓子は、エッグタルトの様だ。
皆それぞれの茶器を手に取り、一口啜りカップを戻す…
「さぁ!ミユちゃん。
聞きたい事を質問して頂戴なっ。」
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