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シーワーズ帝国復讐編
第45話 どーも、開戦の狼煙です
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前書き
前回のあらすじ
主人公 姫さまたちと決別する
本文
どーも、姫さまたちと決別したオッサンです。
ユリさんの突然の宣言に驚いたけど、言っていることは正しい。最近、足手まといだったし。彼女たちの中に内通者もしくは裏切り者がいたかもしれない。そうなると、背後から刺される可能性だってある。疑いすぎかもしれないけど、馴れ合うつもりもなかったしいい機会だったかな。
「すみません、ケンさん。ついカッとなってしまい、あのような行動を...」
「いいよ、別に。ユリさんが言っていたことは正しいと俺は思う。これから、どうするの?」
「ざまぁ作戦を継続したいと思います。私は、アンデットがひしめく中に何日も生活させた帝国のことが嫌いです。早く帝国に復讐して、聖剣を破壊したいですね」
「そうだね、まずは王城の城壁を派手に破壊するか。ユリさん、言わないでおこうと思ったけど隠し部屋を造った人物の名を教えるよ」
「え?いいのですか?どうして、その決断をされたか理由を聞いても宜しいでしょうか?」
「理由かー。ユリさんに隠すことないなーって思ったからかな」
「ふふふ、ケンさんは私のこと信用してくれているのですね。その名を教えてくださいな」
「タダノ・ヒトシ。たぶん俺の爺ちゃん」
「ええーっ!どんな巡り合わせですか、それ!偶然にしてはおかしいです!」
「シーっ!声が大きい!一旦ここから離れるよ」
顔が見えないように俺はローブを深く被り、ユリさんの手を握り歩き出す。
「あっ。ふふ、ケンさん、今日はとても強引です。嬉しくて濡れちゃいます」
「こらこら、そーいうこと言わないの。左目が見えないから、まだ少し身体のバランスが取れないだけ。支えてくれるんでしょ?」
「ふふ、幸せ...これからもずっと支えますよ、離さないので覚悟して下さいね、ケンさん」
「はいはい、分かったよ。俺の爺ちゃんのことだけど、転移した年月が1000年以上違うから断定は出来ない。でも可能性は高いかな。同姓同名だし、前の世界から飛ばされたなら行方不明になっていたことにも辻褄が合う。それに、転移の理由の考察が神と神龍の戦いが要因と爺ちゃんの日記には書いてあった。俺の婆ちゃんが言ってたけど、爺ちゃんと俺、考え方や物の見方や特徴がとても似ているらしいよ」
「それ、もうケンさんのお爺さまですね!」
「だよねー、あははは。無念を晴らすつもりはないけど、死ぬ寸前まで初代帝王を倒すために足掻いた爺ちゃんはカッコいいと思う」
「あんな隠し部屋を造るほどですからね。物凄い執念を感じます。姫さまたちに渡すのが勿体なくて、どうでもいい書類だけを残して回収したのは正解でした。武器も大量に仕入れましたし...初めて魔法の弓を使いましたが、魔力解放を行い、魔力操作で弓の形状をさせて射ることが出来るなんて凄い画期的です!」
「あれは凄かったよ。背後にいた暗部の3人を一瞬で同時に射殺しちゃうくらいだから、ユリさん以外に渡したくない武器の一つだね。俺も一つ持っているから、何発か試しに王城の城壁に向かって放ってみるよ」
「もちろん、私もやります。この指輪は、確か、魔力を属性に変換させることが出来るのですよね?私は、雷の属性に変換させる予定です。ケンさんは?」
「蒼炎かな、爺ちゃんの得意だった属性らしいよ。なんでも神炎の一つなんだって。絶大な威力の蒼い炎を放つから城壁なんて一溜りもなく消滅するはず!練習あるのみだね。交互に射っていこうか」
「なんか、ワクワクしてきました!やはり、私たちの冒険はこうじゃなくてはいけません!高揚感が凄いです」
裏路地に入り。暗部の服をクリーンしてダークシールドを発動させて、着替える。暗器や毒、それに警戒リストの指示書と魔法の道具を爺ちゃんの隠し部屋にあった頑丈な作りをしたマジックバックの中へいれ、支度をする。
隠密スキルを発動し、建物の壁を登って屋根の上に飛び移る。この辺りで広い場所は、商会か神殿だな。屋根の上を隠密スキルで駆け上がっていき、神殿の上に到着
。ユリさんが弓を放ったら、即商会なら屋根に移動だな。
ドオッンッ!
魔力付与に魔力解放し魔力操作による、矢が周囲に数十本展開され放たれる。相変わらずカッコいいな。それに綺麗だ。
ドゴォーーンッ
城壁に雷属性が帯びている魔力の矢が全て突き刺さり、電流によって破壊されていく。
何事だ!
何が起きたの?
おい、神殿の上から音が聞こえたぞ。
周囲が騒がしくなる前に、俺とユリさんは神殿の屋根から離れ、影がある入り組んだ路地裏へ行く。
「さあ、賽は投げられた。ユリさん、生き生きしているね。楽しい?」
「ええ、とても...ずっとこの日を楽しみにしていました。国という巨大な敵にケンさんと立ち向かうわけですから。次は、ケンさんの番ですよ!」
分かっているよ。
『魔力解放・蒼炎』
「爺ちゃん...この力を託してくれてありがとう」
俺は弓の矢に蒼炎を纏わせ、山なりに矢を放つ。行く先は、ユリさんが破壊した城壁の近く。きっと、ひどい惨状になるだろうな。
城壁に当たり爆発音が聞こえる。それに悲鳴も風に運ばれて聞こえてくるが、俺はなんとも思わない。お前たちが支持する帝王が悪いのだから。俺の普通の生活のために死んでくれ。
後書き
次回 衝突
前回のあらすじ
主人公 姫さまたちと決別する
本文
どーも、姫さまたちと決別したオッサンです。
ユリさんの突然の宣言に驚いたけど、言っていることは正しい。最近、足手まといだったし。彼女たちの中に内通者もしくは裏切り者がいたかもしれない。そうなると、背後から刺される可能性だってある。疑いすぎかもしれないけど、馴れ合うつもりもなかったしいい機会だったかな。
「すみません、ケンさん。ついカッとなってしまい、あのような行動を...」
「いいよ、別に。ユリさんが言っていたことは正しいと俺は思う。これから、どうするの?」
「ざまぁ作戦を継続したいと思います。私は、アンデットがひしめく中に何日も生活させた帝国のことが嫌いです。早く帝国に復讐して、聖剣を破壊したいですね」
「そうだね、まずは王城の城壁を派手に破壊するか。ユリさん、言わないでおこうと思ったけど隠し部屋を造った人物の名を教えるよ」
「え?いいのですか?どうして、その決断をされたか理由を聞いても宜しいでしょうか?」
「理由かー。ユリさんに隠すことないなーって思ったからかな」
「ふふふ、ケンさんは私のこと信用してくれているのですね。その名を教えてくださいな」
「タダノ・ヒトシ。たぶん俺の爺ちゃん」
「ええーっ!どんな巡り合わせですか、それ!偶然にしてはおかしいです!」
「シーっ!声が大きい!一旦ここから離れるよ」
顔が見えないように俺はローブを深く被り、ユリさんの手を握り歩き出す。
「あっ。ふふ、ケンさん、今日はとても強引です。嬉しくて濡れちゃいます」
「こらこら、そーいうこと言わないの。左目が見えないから、まだ少し身体のバランスが取れないだけ。支えてくれるんでしょ?」
「ふふ、幸せ...これからもずっと支えますよ、離さないので覚悟して下さいね、ケンさん」
「はいはい、分かったよ。俺の爺ちゃんのことだけど、転移した年月が1000年以上違うから断定は出来ない。でも可能性は高いかな。同姓同名だし、前の世界から飛ばされたなら行方不明になっていたことにも辻褄が合う。それに、転移の理由の考察が神と神龍の戦いが要因と爺ちゃんの日記には書いてあった。俺の婆ちゃんが言ってたけど、爺ちゃんと俺、考え方や物の見方や特徴がとても似ているらしいよ」
「それ、もうケンさんのお爺さまですね!」
「だよねー、あははは。無念を晴らすつもりはないけど、死ぬ寸前まで初代帝王を倒すために足掻いた爺ちゃんはカッコいいと思う」
「あんな隠し部屋を造るほどですからね。物凄い執念を感じます。姫さまたちに渡すのが勿体なくて、どうでもいい書類だけを残して回収したのは正解でした。武器も大量に仕入れましたし...初めて魔法の弓を使いましたが、魔力解放を行い、魔力操作で弓の形状をさせて射ることが出来るなんて凄い画期的です!」
「あれは凄かったよ。背後にいた暗部の3人を一瞬で同時に射殺しちゃうくらいだから、ユリさん以外に渡したくない武器の一つだね。俺も一つ持っているから、何発か試しに王城の城壁に向かって放ってみるよ」
「もちろん、私もやります。この指輪は、確か、魔力を属性に変換させることが出来るのですよね?私は、雷の属性に変換させる予定です。ケンさんは?」
「蒼炎かな、爺ちゃんの得意だった属性らしいよ。なんでも神炎の一つなんだって。絶大な威力の蒼い炎を放つから城壁なんて一溜りもなく消滅するはず!練習あるのみだね。交互に射っていこうか」
「なんか、ワクワクしてきました!やはり、私たちの冒険はこうじゃなくてはいけません!高揚感が凄いです」
裏路地に入り。暗部の服をクリーンしてダークシールドを発動させて、着替える。暗器や毒、それに警戒リストの指示書と魔法の道具を爺ちゃんの隠し部屋にあった頑丈な作りをしたマジックバックの中へいれ、支度をする。
隠密スキルを発動し、建物の壁を登って屋根の上に飛び移る。この辺りで広い場所は、商会か神殿だな。屋根の上を隠密スキルで駆け上がっていき、神殿の上に到着
。ユリさんが弓を放ったら、即商会なら屋根に移動だな。
ドオッンッ!
魔力付与に魔力解放し魔力操作による、矢が周囲に数十本展開され放たれる。相変わらずカッコいいな。それに綺麗だ。
ドゴォーーンッ
城壁に雷属性が帯びている魔力の矢が全て突き刺さり、電流によって破壊されていく。
何事だ!
何が起きたの?
おい、神殿の上から音が聞こえたぞ。
周囲が騒がしくなる前に、俺とユリさんは神殿の屋根から離れ、影がある入り組んだ路地裏へ行く。
「さあ、賽は投げられた。ユリさん、生き生きしているね。楽しい?」
「ええ、とても...ずっとこの日を楽しみにしていました。国という巨大な敵にケンさんと立ち向かうわけですから。次は、ケンさんの番ですよ!」
分かっているよ。
『魔力解放・蒼炎』
「爺ちゃん...この力を託してくれてありがとう」
俺は弓の矢に蒼炎を纏わせ、山なりに矢を放つ。行く先は、ユリさんが破壊した城壁の近く。きっと、ひどい惨状になるだろうな。
城壁に当たり爆発音が聞こえる。それに悲鳴も風に運ばれて聞こえてくるが、俺はなんとも思わない。お前たちが支持する帝王が悪いのだから。俺の普通の生活のために死んでくれ。
後書き
次回 衝突
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