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ユリナが押しかけてきた

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3日後、

「シアンに会わせて」と別荘にやってきた。

1人ではなく、旦那と一緒に、、

「、、、、、」


「ここにいるはずよ。」

執事がやってきた。

「ユリナ様、わざわざこちらまで、ごくそう様でございます。シアン様は、今、手が離せないので、客室でお待ちください。」

客室に連れて行った。

「いま、来ました。客室に案内しました。」

「そうか。またせておけ。」


「リーナ。どうする?会わなくていいよ。」

「私。旦那様をとられたくない!だから、一緒に行く。」

「ありがとう。ルリ。着替えさせて。」

「あの、、お待ちしてるのでは?」

「いい。勝手にやってきたんだ、急ぐ必要はない。リーナは気にしなくていいよ。それより、ドレス着て。」



「旦那様。」

「リーナ。やっぱり似合うね。」

「嬉しいです。旦那様の瞳の色のドレス。旦那様に包まれてるように感じます。安心できるの。」


「リーナ。俺と一緒に ユリナと会うのはなぜ?」

「私の愛する旦那様をユリナ様にとられたくないから、一緒に行く。離れたくない。」

「リーナは、絶対に俺以外に、そんなこと言ったらダメだよ。わかる?」

「?旦那様以外の人? 私。旦那様以外に居ませんよ?」

「リーナ。人前でその顔もダメだよ。」

「??」

「わかんないのかな。なら、これならわかる?」

深いキスをした。食べるように、、、

「んんっ」

「わかった?こーゆうことされるよ。」

「旦那様以外の人とは嫌。。」

「リーナ。今から抱きたい。」

「ダメです。ユリナ様が待ってますよ。」

「じゃぁ。夜まで我慢する。」



そして、客室へ行った。

「シオン。遅いわ。何してたの。私が会いたいと言っても会わせてくれないのよ!!」
とぎゃぎゃぁいってる。こいつこんなにうるさかったか?

「突然、療養先に押しかけてきたのは、そっちだろ?
待って当然だろ。こっちも用事があったわけだが、」

「用事?私より大事なこと?」

「で、何しに来た?」

「なんで、そんなに不貞腐れてんの?」

「で要件は?」

「シアン。離婚するんでしょ。私も離婚したから、再婚しましょ。」

「私たちは、ユリナが、シアン様と結婚するから、離婚しましたが、エリーナ様が1人になるなら、私にくれませんか?」

「、、、、、」



エリーナは、シオンから、少し離れようとした。
シオンは、見逃さなかった。逆に引き寄せた。
そしてにっこりと微笑んでくれた。

「お前たちの言ってることがわからないが、、」
聞いたことのない低音だった。


「シオンとエリーナが、離婚して、私シオンが結婚すると社交界で噂されているわ。」

「へぇ。で。」

「それに、奥様、もう子供産めないんでしょ。もう跡継ぎを産めないなら必要ないわけでしょ。」


「ユリナ!!お前はなんて無神経なんだ!」


「はあ?奥様は、知らなかったの?良かったじゃないの。はっきりわかって、、、」

「リーナ後で話をさせて欲しい。」

「はい。私たちの事はゆっくり話しましょう。ユリナ様には聞かせたくない。」

「離婚なんてしない。だから、もう要件はない!帰ってくれ!」

「そんな。シアン。私たちは、好きあってた。学園の時みたいに、、」
 
「ユリナのこと好きになったことなど一度もない。」

「嘘っ。その人の前では、全然笑わず、私の前では、笑ってくれたわ。そんな女のことのどごが、好きなわけ?私のが良いに決まってる!」

「エリーナの良さは、語り出したら止まらない。でもそれはユリナに言う必要なんてない。お前の旦那に聞いたら?」

「ああ。エリーナ様の白い肌。そして順応そう。だからエリーナ様を欲しい。」

「旦那さま、、、」と不安そうな顔。


「俺たちは別れる事はない。」

「そんな。。その女が、死んでいたら、私はあなたと、、、」



「まさか、、お前。エリーナを追い詰めて、死なそとしたのか?」

「そうよ。シアンと結婚したかったから、なんとしても妻の座が欲しかった。シアンはかっこいいし、侯爵だし、幸せになれるでしょ。
なのにその女が、お金でシアンを買った。それが腹立つ。だから」

「最悪だな。俺の家は、貧乏じゃない。エリーナの実家の出資なんてしれてる。」

「え?お父様から言われたけど、
「出資したら、シアン様と婚約できる。侯爵家とのつながりができるから、おまえは、シアン様に尽くせと」

「出資の話は、エリーナの家だけじゃない。共同経営。婚約者は、母が、エリーナを決めたみたい。正直、それしかわからない。」

「、。。、」

「ユリナは勝手に妄想して、自分の都合の良いようにしてるだけだよな。一度も好きなんて言った事もない。許せない。
もう2度とお前な顔を見たくない。帰ってくれ!!」

立ち上がり、退室をうながしたとき、

「いやあぁ。」持っていた護身用ナイフで、エリーナに切り裂こうとした。

その時に、旦那さまが、私を庇ってくれた。
でも旦那さまの背中に、けが、、、

「旦那さま。。」

「大丈夫。エリーナは大丈夫?何もなかった?」

「はい。私は大丈夫。」

ユリナ様は、護衛に捕まった。
その間も叫んでいた。。

「その女が、お金でシアンを買ったのよ。私のシアンをとっていった。私の愛しいひとを、、、」











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