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母親
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その後、母親は、警察に連れられ、刑務所へ。
判決が出て、無期懲役となった。
恨みを持って、子供を殺そうとしたこととかりんに対して、今まで母親を放棄したことは、罪が大きかった。
夫を2回刺したことも問題であった。
お兄ちゃんと晴翔さんが一度、面会に行った。
「薫。来てくれたのね。やっと一緒に住むことができるのね?やっと私の薫。」
「もう、俺は東條でないし、あんたを母親とは思わない。ただの殺人鬼だよ。」
「何言ってんの。私、あんたのために、、」
「意味がわからない。」
「病気だろうが、あんたは夫を殺した。
俺の父親を殺した。お前だけ病気だからと幸せ生きる必要はない。
たとえ、塀から出てきても、お前は、一人で生きていくだけだ。誰も殺人鬼の近くに寄らない。別に、二度と出て来なくていい。。」
「そんな、、、薫。」
「かりんのこと、産んでくれてありがとうな。お前たちみたいな親でも、かりんは優しい子に育ったよ。これから、晴翔が幸せにするから、、、幸せになるよ。あんたは悔しいだろうけどな。」
「、、、、」
「晴翔は絶対浮気しないから、かりんは幸せになるよ。二人とも思い合ってるから、子供も幸せだぞ。笑って1日を過ごせるよ。東條家みたいじゃなくてな。俺も自分の家庭で幸せになるから、、、
陸とミカさんは、別れたよ。
ミカさんは、父さんの子を一人で、大事に育てるって、、
陸も、もう一度ちゃんとやり直すって、」
「あんただけ、、一人で塀の中で、今までしてきたことを反省するべきだよ。
考える時間はたくさんあるから、
かりんの日記をかしてあげるわ。これ見て、反省したら?」
「かりんの日記?」
「小さい頃から書いてあった辛い日記だよ。読んであげてね。最後の母親の仕事。
また感想聞きにくるわ。」
「一人の生活楽しんで。」
後日、本当に薫と晴翔は感想を聞きに行った。
「薫きてくれたのね。早くここから出たい。」
「読んだ?」
「読んだよ。
かりんって性格悪いのね。
私は、ちゃんと子育てをしたわ。
女のかりんは、自由に生きる必要ないのよ。夫のために生きないといけないのに、わがままね。」
「そう。凄いね。死んでも治りそうにないね。東條さん。」
「東條さん?」
「東條さんとはもう2度とお会いすることはありません。
一人で、今までやってきた行いを考えてください。
夫を殺したこと、殺人者であることをきちんと受け入れてください。」
「何を言ってるの?薫。私の息子でしょ、、、」
、、、、、
無言で、部屋を出た。
薫は、連絡を絶った。
判決が出て、無期懲役となった。
恨みを持って、子供を殺そうとしたこととかりんに対して、今まで母親を放棄したことは、罪が大きかった。
夫を2回刺したことも問題であった。
お兄ちゃんと晴翔さんが一度、面会に行った。
「薫。来てくれたのね。やっと一緒に住むことができるのね?やっと私の薫。」
「もう、俺は東條でないし、あんたを母親とは思わない。ただの殺人鬼だよ。」
「何言ってんの。私、あんたのために、、」
「意味がわからない。」
「病気だろうが、あんたは夫を殺した。
俺の父親を殺した。お前だけ病気だからと幸せ生きる必要はない。
たとえ、塀から出てきても、お前は、一人で生きていくだけだ。誰も殺人鬼の近くに寄らない。別に、二度と出て来なくていい。。」
「そんな、、、薫。」
「かりんのこと、産んでくれてありがとうな。お前たちみたいな親でも、かりんは優しい子に育ったよ。これから、晴翔が幸せにするから、、、幸せになるよ。あんたは悔しいだろうけどな。」
「、、、、」
「晴翔は絶対浮気しないから、かりんは幸せになるよ。二人とも思い合ってるから、子供も幸せだぞ。笑って1日を過ごせるよ。東條家みたいじゃなくてな。俺も自分の家庭で幸せになるから、、、
陸とミカさんは、別れたよ。
ミカさんは、父さんの子を一人で、大事に育てるって、、
陸も、もう一度ちゃんとやり直すって、」
「あんただけ、、一人で塀の中で、今までしてきたことを反省するべきだよ。
考える時間はたくさんあるから、
かりんの日記をかしてあげるわ。これ見て、反省したら?」
「かりんの日記?」
「小さい頃から書いてあった辛い日記だよ。読んであげてね。最後の母親の仕事。
また感想聞きにくるわ。」
「一人の生活楽しんで。」
後日、本当に薫と晴翔は感想を聞きに行った。
「薫きてくれたのね。早くここから出たい。」
「読んだ?」
「読んだよ。
かりんって性格悪いのね。
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「そう。凄いね。死んでも治りそうにないね。東條さん。」
「東條さん?」
「東條さんとはもう2度とお会いすることはありません。
一人で、今までやってきた行いを考えてください。
夫を殺したこと、殺人者であることをきちんと受け入れてください。」
「何を言ってるの?薫。私の息子でしょ、、、」
、、、、、
無言で、部屋を出た。
薫は、連絡を絶った。
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