29 / 54
王太子の結婚式
貴族には、フロンティアを側妃にする話を、知られなかった。
だから、フロンティアが急にいなくなり、フロンティアの妹のファミリアが王太子を支えると言う美談が広げることにした。
王族に媚を売ろうとするもの達は、進んでその噂を広げていた。
令嬢は、ファミリアを支え、
令息は、王太子を支えた。
今までフロンティアがやっていた仕事をその者たちが、するしかなかった。
外交もプライズ様のようには行かず、
通訳を雇って、外交するしかなかった。
フロンティアとプライズがいた頃より人件費が加算された。
「そろそろ結婚式を挙げないとな。」
王太子はぼそっと言った。
「やっと挙げてくれるのですか?」
「国のみんなが、心待ちにしてるだろうからな。」
「そうですわ。美男美女の2人を拝めるのですよ。」
結婚式の準備もあるのに何も考えずに、
2か月後に、すると宣言をしてしまった。
ファミリアは、豪華なドレスで、フリフリのドレスを要望した。国内のデザイナーで、フリフリドレスを得意にする人がいたから、ドレスは結婚式までに間に合った。
「可愛いよ。」
「あなたもかっこいい」
と言って見つめ合った。
この2人は、何もしていないから、幸せだった。
王家と公爵夫人だけは、喜んでいた。
周りのものは疲れ果てていて、
結婚式なんてあげるのかよと思っていた。
いくら取り入ろうとしていても、自分たちの仕事が増え、寝る時間も惜しんでしているのに、ファミリア様は、仕事はしないのに、高いドレスばかり選び節約しようとしない。
「ありがとう」の一言もない。
これでは、、、。
パレードになると騎士団整列し、見た目はカッコよかった。
「すごくいいわ。私たちの国が、素晴らしいのよね。」
「まぁ。そうだな。どこの国にも負けないだろうな。」
と2人は酔っていた。
騎士団たちも冷たい目で、王太子夫婦を見ていた。
騎士団は、フロンティアとプライズの味方だった。
フロンティアが側妃になれと言われたことや、体調不良のことを知っていた。
「この国を守る価値があるのか?」
疑問に思うものが多い。
無事結婚式が終わったことは、みんながホッとしていた。
ファミリアの父の宰相も喜んでいるかと思ったら、そうでもなかった。
宰相は知っていた。
2か月で他国の来賓を呼ぶことはできなかった。
王太子の結婚式に来賓がいないなんて有り得なかったが、王太子は気にしていなかった。
気にすべきことを気にできない。
または、王太子として、評価が上げるようなことをしないと、この先この国の未来はない。
今回の結婚式も中途半端になってしまった。
来賓を呼べるようにしたかったが、妻も王妃もすぐにすべきと、強行だったからな、、、
まぁ。来賓はなくて良かったかもしれないな。
王太子妃として品格がないということをバラすみたいなものだ。
あなたにおすすめの小説
『病弱な幼馴染を優先してください』と言った妻が消えた翌日、夫は領地の会計書類が全て白紙になっていることに気づいた
歩人
ファンタジー
侯爵家に嫁いで五年。ルチアは夫エミルの領地会計・社交・使用人管理を全て一人で担ってきた。だがエミルはいつも幼馴染のアリーチェを優先する。「アリーチェは体が弱いんだ、お前とは違う」——その言葉を百回聞いた日、ルチアは微笑んで離縁届に署名した。「ええ、私は丈夫ですから。どうぞ幼馴染様をお大事に」。翌朝、エミルが目にしたのは——税務報告の締切、領民からの陳情の山、そして紅茶の淹れ方すら知らない自分。三ヶ月後、かつて「地味な妻」と呼ばれたルチアは、辺境伯の財務顧問として辣腕を振るっていた。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
「離縁状の印が乾く前に、王太子殿下から花束が届きました」〜五年間「置物」と呼ばれた侯爵夫人、夫が青ざめるのは王家との縁が切れてからでした〜
まさき
恋愛
侯爵夫人として過ごした五年間、夫に名前を呼ばれたことが一度もなかった。
愛人を夜会に連れてきた翌朝、私は離縁状を置いて屋敷を出た。
夫は「すぐ戻る」と思っていたらしい。
でも届いたのは、王太子殿下からの白薔薇だった。
「五年、待ちすぎました。今度こそ私の隣に」
幼馴染の殿下は、いつも私を「アメリア」と呼んでくれた。
ただそれだけで、五年分の何かが、ほどけていった。
夫が全てを失うのはこれからの話。
私が本当の笑顔を取り戻すのも、これからの話。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
王太子に「戦友としか思えない」と言われたので、婚約を解消しました
明衣令央
恋愛
婚約者である王太子ヘンリーから「君のことは戦友としか思えない」と告げられた、公爵令嬢アリスティア。
十年以上の王妃教育を積んできた彼女は、静かに婚約解消を受け入れる。
一年後、幸せな結婚を迎えた彼女にとって、ヘンリーのその後は――もうどうでもいいことだった。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
婚約破棄の代償
nanahi
恋愛
【第19回恋愛小説大賞】で奨励賞を頂きました。投票して下さった皆様、読んで下さった皆様、本当にありがとうございました(^^)
「あの子を放って置けないんだ。ごめん。婚約はなかったことにしてほしい」
ある日突然、侯爵令嬢エバンジェリンは婚約者アダムスに一方的に婚約破棄される。破局に追い込んだのは婚約者の幼馴染メアリという平民の儚げな娘だった。
エバンジェリンを差し置いてアダムスとメアリはひと時の幸せに酔うが、婚約破棄の代償は想像以上に大きかった。