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第一章【予知者】覚醒
第10話 借金 5080万8305ゴル
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「レベルが上がった!?」
王宮にいる頃どんなに経験値を積んでも上がらなかったレベルが上がった。
(なんでだ?
自分1人で倒したから?
でもそれだとパーティ組んだらレベルが上がらないのかな?
う~ん。)
悩むニクラス。
でもいくら悩んでも今は答えは出ない。
レベルが上がるようになったのはいいことなので、ひとまず考えるのをやめて進むことにした。
とはいっても、レベルが2になってやっと【ノービス】くらいの強さ。
特級職なのにレベルアップ時の上昇値が下級職より低かった。
同じ特級職の【勇者】の3分の1だ。
「はぁ。
【予知者】って全然強くないんだけど…。」
思わずそう愚痴ってしまうのも仕方ないだろう。
その夜は街道脇で野営をした。
野営道具にはモンスターよけの香草も入っていた。
この香草を炙って匂いを出すことで、モンスターが近寄りにくくなるのだ。
(なんだか怖いなぁ…。)
無理もない。
11歳の子どもが1人でモンスターのいる場所で野営をするのだ。
食事を済ませ、テントに入るニクラス。
「う~ん。」
なかなか寝付けない。
ゴロンと寝返りをうつと…、焚き火に照らされてテントの外に人型の影が。
「誰だ!?」
剣と盾を掴み、横側にあるテントの出口から素早く外に出るニクラス。
それは人ではなく…、<ゴブリン>だった。
「ゴッ…、ゴブぁ…!」
醜悪な笑いを浮かべるゴブリン。
「なんでこんなところにゴブリンが…!」
香草はレベルの低いモンスターにしか効き目がない。
ゴブリンは最低のGランクではあるが、Gランクの中では強い部類に入る。
ニクラスが日中倒したホーンラビットたちとは一線を画す。
ゴブリンが棍棒を振りかざして襲ってくる。
獣ではなく人型のモンスターが向かってくることでニクラスの恐怖心が沸き起こる。
「くっ!」
盾をかざして攻撃を防ぐ。
”風障の盾” はやはり有能で、ゴブリンの攻撃も全く問題なく防ぐ。
ただ、盾以外で受けてしまうと即死か致命傷を受ける。
ゴブリンは予想外の抵抗に戸惑いを見せている。
剣と盾の素早さ補正にも慣れてきたニクラスはすれ違いざまに剣を振り抜く。
”旋風刃” はゴブリンの棍棒ごとゴブリンの上半身と下半身を2つに分けた。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ニクラス
Lv:2→3
HP:100→150
MP:10→15
体力:10→15
力:10→15
素早さ:10→15(+80)
器用さ:10→15
魔力:10→15
************
「よし!」
レベルがかなり上のゴブリンを倒したことでまたレベルが上がった。
それでも、鍛錬しまくって限界まで強くなった【ノービス】くらいの強さだ。
その夜は結局眠ることができず、翌日は寝不足のまま街道を進んだ。
休憩を多めにしたため、1日目ほど進むことができなかった。
道中でイワトリ2匹・スライム1匹・ホーンラビット3匹を倒した。
1日目と同じくらい倒したが、ニクラスのレベルが上がったことにより取得経験値が減り、逆に次のレベルに上がるための必要経験値は増えたので、レベルが上がることはなかった。
夜は流石に我慢できず眠りについたが、夜中に襲われることはなかった。
香草が効かないレベルのモンスターが街道まで出てくることは稀なのだ。
3日目は雨が降ってきた。
雨がニクラスの体力を無情に奪っていく。
さらに、ホーンラビットよりもレベルが上の<甘ガエル>に遭遇した。
甘ガエルは下級の回復魔法を使ってくるモンスターで、その肉は甘みがあって非常に美味らしい。
攻撃力が低ければ脅威的なモンスターなのだがあまり動かないので、”旋風刃” を持つニクラスにとってはボーナスモンスターといっていいほど簡単に倒せた。
しばらく進むと今度は2匹の甘ガエルが現れたが、1匹増えても全然問題なかった。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ニクラス
Lv:3→4
HP:150→200
MP:15→20
体力:15→20
力:15→20
素早さ:15→20(+80)
器用さ:15→20
魔力:15→20
************
この日はその後スライム3匹と甘ガエル1匹を倒した。
「レベルが上がると嬉しいな。」
自分が強くなっていくことを実感できる。
未来に希望があることは先に進む原動力になる。
「このまま強くなれれば、借金も返せるかもしれない。」
雨で道は歩きにくくなっているが、ニクラスの足取りは軽かった。
王宮にいる頃どんなに経験値を積んでも上がらなかったレベルが上がった。
(なんでだ?
自分1人で倒したから?
でもそれだとパーティ組んだらレベルが上がらないのかな?
う~ん。)
悩むニクラス。
でもいくら悩んでも今は答えは出ない。
レベルが上がるようになったのはいいことなので、ひとまず考えるのをやめて進むことにした。
とはいっても、レベルが2になってやっと【ノービス】くらいの強さ。
特級職なのにレベルアップ時の上昇値が下級職より低かった。
同じ特級職の【勇者】の3分の1だ。
「はぁ。
【予知者】って全然強くないんだけど…。」
思わずそう愚痴ってしまうのも仕方ないだろう。
その夜は街道脇で野営をした。
野営道具にはモンスターよけの香草も入っていた。
この香草を炙って匂いを出すことで、モンスターが近寄りにくくなるのだ。
(なんだか怖いなぁ…。)
無理もない。
11歳の子どもが1人でモンスターのいる場所で野営をするのだ。
食事を済ませ、テントに入るニクラス。
「う~ん。」
なかなか寝付けない。
ゴロンと寝返りをうつと…、焚き火に照らされてテントの外に人型の影が。
「誰だ!?」
剣と盾を掴み、横側にあるテントの出口から素早く外に出るニクラス。
それは人ではなく…、<ゴブリン>だった。
「ゴッ…、ゴブぁ…!」
醜悪な笑いを浮かべるゴブリン。
「なんでこんなところにゴブリンが…!」
香草はレベルの低いモンスターにしか効き目がない。
ゴブリンは最低のGランクではあるが、Gランクの中では強い部類に入る。
ニクラスが日中倒したホーンラビットたちとは一線を画す。
ゴブリンが棍棒を振りかざして襲ってくる。
獣ではなく人型のモンスターが向かってくることでニクラスの恐怖心が沸き起こる。
「くっ!」
盾をかざして攻撃を防ぐ。
”風障の盾” はやはり有能で、ゴブリンの攻撃も全く問題なく防ぐ。
ただ、盾以外で受けてしまうと即死か致命傷を受ける。
ゴブリンは予想外の抵抗に戸惑いを見せている。
剣と盾の素早さ補正にも慣れてきたニクラスはすれ違いざまに剣を振り抜く。
”旋風刃” はゴブリンの棍棒ごとゴブリンの上半身と下半身を2つに分けた。
『レベルが上がりました。』
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名前:ニクラス
Lv:2→3
HP:100→150
MP:10→15
体力:10→15
力:10→15
素早さ:10→15(+80)
器用さ:10→15
魔力:10→15
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「よし!」
レベルがかなり上のゴブリンを倒したことでまたレベルが上がった。
それでも、鍛錬しまくって限界まで強くなった【ノービス】くらいの強さだ。
その夜は結局眠ることができず、翌日は寝不足のまま街道を進んだ。
休憩を多めにしたため、1日目ほど進むことができなかった。
道中でイワトリ2匹・スライム1匹・ホーンラビット3匹を倒した。
1日目と同じくらい倒したが、ニクラスのレベルが上がったことにより取得経験値が減り、逆に次のレベルに上がるための必要経験値は増えたので、レベルが上がることはなかった。
夜は流石に我慢できず眠りについたが、夜中に襲われることはなかった。
香草が効かないレベルのモンスターが街道まで出てくることは稀なのだ。
3日目は雨が降ってきた。
雨がニクラスの体力を無情に奪っていく。
さらに、ホーンラビットよりもレベルが上の<甘ガエル>に遭遇した。
甘ガエルは下級の回復魔法を使ってくるモンスターで、その肉は甘みがあって非常に美味らしい。
攻撃力が低ければ脅威的なモンスターなのだがあまり動かないので、”旋風刃” を持つニクラスにとってはボーナスモンスターといっていいほど簡単に倒せた。
しばらく進むと今度は2匹の甘ガエルが現れたが、1匹増えても全然問題なかった。
『レベルが上がりました。』
************
名前:ニクラス
Lv:3→4
HP:150→200
MP:15→20
体力:15→20
力:15→20
素早さ:15→20(+80)
器用さ:15→20
魔力:15→20
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この日はその後スライム3匹と甘ガエル1匹を倒した。
「レベルが上がると嬉しいな。」
自分が強くなっていくことを実感できる。
未来に希望があることは先に進む原動力になる。
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雨で道は歩きにくくなっているが、ニクラスの足取りは軽かった。
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