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バケモンスター・ワールドへようこそ
殺意のメタリックブルー
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どういうわけなのかも分からず、謎の世界に飛ばされた少年。月明かりと生暖かい夜風に満ちたこの世界の雰囲気はいかにも不穏だ。
そして、彼を出迎えた深緑の異形の男(?)。深緑の怪物に敵意はなく、あくまで少年を歓迎していたのだが、彼がその意を汲むまで時間がかかりすぎた。
もうひとつの異様な雄叫びが近づいてくる。
「ノゴォォォォォォ!」
少年は今度こそ、肝が冷えて氷るほど怯えた。
全身がメタリックなブルーで染まった人の形をした何かが向こうの林から走ってこちらに向かってくる。
禍々しい鍵づめに月明かりが反射する。
その殺気じみた疾走を察知した深緑はすぐさま防御体制に入ったが、防御にはならなかった。メタリックブルーの攻撃の速度が上回り深緑は鍵づめに命を一瞬で奪われた。
胸に空いた傷から半透明で粘度のある体液が滴る…。
メタリックブルーは深緑を殺し終えると、後のことには気もくれずにすぐその場を去った。
少年は怯え、木陰に身を隠していた。幸いにも殺意のメタリックブルーに存在を悟られずに済んだ。
「ギュボゴエエー!」
深緑の断末魔を聞きながら少年は震えるしかなかった。
そして、彼を出迎えた深緑の異形の男(?)。深緑の怪物に敵意はなく、あくまで少年を歓迎していたのだが、彼がその意を汲むまで時間がかかりすぎた。
もうひとつの異様な雄叫びが近づいてくる。
「ノゴォォォォォォ!」
少年は今度こそ、肝が冷えて氷るほど怯えた。
全身がメタリックなブルーで染まった人の形をした何かが向こうの林から走ってこちらに向かってくる。
禍々しい鍵づめに月明かりが反射する。
その殺気じみた疾走を察知した深緑はすぐさま防御体制に入ったが、防御にはならなかった。メタリックブルーの攻撃の速度が上回り深緑は鍵づめに命を一瞬で奪われた。
胸に空いた傷から半透明で粘度のある体液が滴る…。
メタリックブルーは深緑を殺し終えると、後のことには気もくれずにすぐその場を去った。
少年は怯え、木陰に身を隠していた。幸いにも殺意のメタリックブルーに存在を悟られずに済んだ。
「ギュボゴエエー!」
深緑の断末魔を聞きながら少年は震えるしかなかった。
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