1 / 1
お兄さん、それは違う意味のホラーでは?
しおりを挟む
「あっ…ダメ……あぁっ!」
今夜もやってきた夜這いの相手。
それは隣に住むお兄さん……の生霊。
生霊なので、壁をすり抜けてやってくる。
ちなみに、お兄さんは自分の生霊がそんなことをしているなんて知らない。
お兄さんの名前は海月27歳。
おっとりしてみえる美人さんだ。
対して俺の名前は連22歳。
週3日というシフトで学校の深夜警備のバイトをしているフツメンだ。
自分でフツメンって言うの悲しいな……。
その学校は怪談話が豊富なせいで警備のバイトがすぐ辞めるから、例え週3日というシフトでも歓迎される仕事である。
本来なら、俺も早々に辞めてたのかもしれない。
俺も仕事中に怪奇現象にはあっている。
でもなんと、海月さんの生霊は怪奇現象を威嚇して勝利をするのだ。
俺、もしかしたら陰陽師の才能あるのかな?ワクワク!
まぁ、何故か海月さんの生霊がめっちゃ強いだけで、残念ながら俺は陰陽師の才能ないみたいだけど。
海月さんの生霊がやってくるようになったのは、俺が引っ越してきて挨拶しに初めて会ったあの日からだ。
最初はびっくりした。
どうやって部屋に入ったのかと……。
というか、最初は生霊だと気づいてなかった。
「海月さん!?」
「連君……好き♡」
「おほ……まさかこれは夜這い!嬉しいけど不法侵入はダメですよ」
俺は、海月さんを押し退けようとした。
しかし、何故か体が動かなくなって、海月さんのしたいように俺は……美味しく頂かれました。ぽっ。
まさか、処女喪失の相手が美人な生霊とか想像すらしたことなかったよね。
翌日、俺は海月さんに夜這いのことを聞いたが……。
「……それは、新手のナンパかな?積極的だね」
まるで俺が冗談言ったみたいな反応から、あれが生霊だと俺は理解したんだ。
よく考えたらあの海月さん透けてたし……。
海月さんの生霊に、仕事が休みの日はアンアン抱かれ、仕事の日は怪奇現象を威嚇するために憑いてくる。
毎晩海月さんの生霊が一緒だ。
でも、海月さんはやっぱり何も知らないっぽい。
ある日、海月さんに言われたんだ。
「連君、いつも誰と一緒にいるの?」
「え!?急にどうしたんですか?」
「夜……連君のエッチな声が筒抜けで……。でも、連君の部屋には連君以外いないはずなのに、不思議に思ってね」
「ぶふっ!?筒抜けって……えぇっ!!」
「ねぇ、いつも誰とエッチしてるのかな?僕、気になるなぁ……」
「み、海月さん……?」
海月さんは、ニタリと笑った。
あれ?
なんで海月さん、俺の部屋に俺以外いないって把握してるの?
……俺は、もしかしたら気づかなくてもいいことに気づきかけているかもしれない。
そして、夜。
生霊はやってこなかった。
だって……。
「連君♡」
本人がいるのだから。
体は動かない。
生霊の時とは違う理由だ。
縛られているから動かないんだ。
どうやって部屋に入ったのかはわからなかったけど、海月さんにすっかり惚れていた俺はやっぱり大人しく抱かれるのだった。
朝チュンした海月さんに、不法侵入の理由を聞いたら……。
「だって、僕が先に連君を好きになったのにどこかの誰かが連君を抱いて僕に連君のエッチな声聞かせてマウント取るから……」
海月さん、そのマウントしてきた相手って、海月さんの生霊ですよ。
俺は海月さんが可愛くて、キスしてそのまま恋人になったのだった。
今夜もやってきた夜這いの相手。
それは隣に住むお兄さん……の生霊。
生霊なので、壁をすり抜けてやってくる。
ちなみに、お兄さんは自分の生霊がそんなことをしているなんて知らない。
お兄さんの名前は海月27歳。
おっとりしてみえる美人さんだ。
対して俺の名前は連22歳。
週3日というシフトで学校の深夜警備のバイトをしているフツメンだ。
自分でフツメンって言うの悲しいな……。
その学校は怪談話が豊富なせいで警備のバイトがすぐ辞めるから、例え週3日というシフトでも歓迎される仕事である。
本来なら、俺も早々に辞めてたのかもしれない。
俺も仕事中に怪奇現象にはあっている。
でもなんと、海月さんの生霊は怪奇現象を威嚇して勝利をするのだ。
俺、もしかしたら陰陽師の才能あるのかな?ワクワク!
まぁ、何故か海月さんの生霊がめっちゃ強いだけで、残念ながら俺は陰陽師の才能ないみたいだけど。
海月さんの生霊がやってくるようになったのは、俺が引っ越してきて挨拶しに初めて会ったあの日からだ。
最初はびっくりした。
どうやって部屋に入ったのかと……。
というか、最初は生霊だと気づいてなかった。
「海月さん!?」
「連君……好き♡」
「おほ……まさかこれは夜這い!嬉しいけど不法侵入はダメですよ」
俺は、海月さんを押し退けようとした。
しかし、何故か体が動かなくなって、海月さんのしたいように俺は……美味しく頂かれました。ぽっ。
まさか、処女喪失の相手が美人な生霊とか想像すらしたことなかったよね。
翌日、俺は海月さんに夜這いのことを聞いたが……。
「……それは、新手のナンパかな?積極的だね」
まるで俺が冗談言ったみたいな反応から、あれが生霊だと俺は理解したんだ。
よく考えたらあの海月さん透けてたし……。
海月さんの生霊に、仕事が休みの日はアンアン抱かれ、仕事の日は怪奇現象を威嚇するために憑いてくる。
毎晩海月さんの生霊が一緒だ。
でも、海月さんはやっぱり何も知らないっぽい。
ある日、海月さんに言われたんだ。
「連君、いつも誰と一緒にいるの?」
「え!?急にどうしたんですか?」
「夜……連君のエッチな声が筒抜けで……。でも、連君の部屋には連君以外いないはずなのに、不思議に思ってね」
「ぶふっ!?筒抜けって……えぇっ!!」
「ねぇ、いつも誰とエッチしてるのかな?僕、気になるなぁ……」
「み、海月さん……?」
海月さんは、ニタリと笑った。
あれ?
なんで海月さん、俺の部屋に俺以外いないって把握してるの?
……俺は、もしかしたら気づかなくてもいいことに気づきかけているかもしれない。
そして、夜。
生霊はやってこなかった。
だって……。
「連君♡」
本人がいるのだから。
体は動かない。
生霊の時とは違う理由だ。
縛られているから動かないんだ。
どうやって部屋に入ったのかはわからなかったけど、海月さんにすっかり惚れていた俺はやっぱり大人しく抱かれるのだった。
朝チュンした海月さんに、不法侵入の理由を聞いたら……。
「だって、僕が先に連君を好きになったのにどこかの誰かが連君を抱いて僕に連君のエッチな声聞かせてマウント取るから……」
海月さん、そのマウントしてきた相手って、海月さんの生霊ですよ。
俺は海月さんが可愛くて、キスしてそのまま恋人になったのだった。
30
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる