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17◆クロエ視点
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困ったことになった。
それは目の前のキャットファイトが理由だ。
父上とジェイドとエドヴァルドとステファンとアルマが、なんか俺を取り合って睨み合っている。
「私のクロエ様です」
ジェイドの主張はエドヴァルドの暗黒微笑が笑う。
「いいえ、クロエ様を満足させられるのは私だけです」
エドヴァルドの主張に目をつり上げるのはステファンと父上だ。
「私のクロエに手を出すなんて!!」
「僕のクロエなのに!!」
さらに手を出した覚えなしのアルマが気合いを入れて叫んだ。
「僕だって負けないよ!クロエ様、好き!」
どうしてこんなことになってしまったのかと言えば、今日手を出す相手を決めようとしていたら、何故かこうなってしまったんだ。
モテるって罪かしら……なんてな。
俺は、とりあえず皆を落ち着けようとした。
「まぁまぁ、俺は皆の俺だから落ち着けよ」
「そもそもクロエ、私がいるのに何平気で浮気しているんだ!」
「おっと、やべ♡」
おっとぉ?
ステファンが俺を可愛く睨んで、ファイトの矛先が俺に向いたようだぞ。
「私はこんなにクロエが好きなのに、私だけじゃ不満なのか!」
「ステファン、不満はないけどいっぱい遊びたくて………」
「クロエの馬鹿!愛してる!!」
「俺も皆を愛してる♡」
ステファンに抱きしめられて、他の皆が羨ましそうにみているから皆のことも抱きしめてみた。
その後、ステファンは俺の遊びを許容することに決めたらしい。
ただし、俺が一番愛してるのがステファンならという条件付きだ。
「婚約者なんだから、一番は私であるべきだろ?」
それがステファンの言い分だ。
なんか可愛いから抱き潰しといたよ。
夜に夢で、神っぽい人が悔しそうに「こんなはずでは……」って言っていたけど、ただの夢だからきっと意味ないよな。
ガンガン男達とヤりまくり、俺もすっかり男としてのヤリチンレベルがカンストする頃には、学園を卒園してステファンと結婚していた。
今では伴侶公認の愛人は3桁を超える。
目指せ4桁!なんてね!
「俺とヤらないか?」
俺は今日も微笑むのだった。
完
★
読んでくれてありがとうございました!
それは目の前のキャットファイトが理由だ。
父上とジェイドとエドヴァルドとステファンとアルマが、なんか俺を取り合って睨み合っている。
「私のクロエ様です」
ジェイドの主張はエドヴァルドの暗黒微笑が笑う。
「いいえ、クロエ様を満足させられるのは私だけです」
エドヴァルドの主張に目をつり上げるのはステファンと父上だ。
「私のクロエに手を出すなんて!!」
「僕のクロエなのに!!」
さらに手を出した覚えなしのアルマが気合いを入れて叫んだ。
「僕だって負けないよ!クロエ様、好き!」
どうしてこんなことになってしまったのかと言えば、今日手を出す相手を決めようとしていたら、何故かこうなってしまったんだ。
モテるって罪かしら……なんてな。
俺は、とりあえず皆を落ち着けようとした。
「まぁまぁ、俺は皆の俺だから落ち着けよ」
「そもそもクロエ、私がいるのに何平気で浮気しているんだ!」
「おっと、やべ♡」
おっとぉ?
ステファンが俺を可愛く睨んで、ファイトの矛先が俺に向いたようだぞ。
「私はこんなにクロエが好きなのに、私だけじゃ不満なのか!」
「ステファン、不満はないけどいっぱい遊びたくて………」
「クロエの馬鹿!愛してる!!」
「俺も皆を愛してる♡」
ステファンに抱きしめられて、他の皆が羨ましそうにみているから皆のことも抱きしめてみた。
その後、ステファンは俺の遊びを許容することに決めたらしい。
ただし、俺が一番愛してるのがステファンならという条件付きだ。
「婚約者なんだから、一番は私であるべきだろ?」
それがステファンの言い分だ。
なんか可愛いから抱き潰しといたよ。
夜に夢で、神っぽい人が悔しそうに「こんなはずでは……」って言っていたけど、ただの夢だからきっと意味ないよな。
ガンガン男達とヤりまくり、俺もすっかり男としてのヤリチンレベルがカンストする頃には、学園を卒園してステファンと結婚していた。
今では伴侶公認の愛人は3桁を超える。
目指せ4桁!なんてね!
「俺とヤらないか?」
俺は今日も微笑むのだった。
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みんなの感想(1件)
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……ええ、親の営み事情はあまり知りたくないですね……(そんな趣味のお父様素敵です!)
コメントありがとうございます(*´ω`*)
息子への愛強めのノエルです(人*´∀`)。*゚+