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4◆レイチェル先生とカフェ

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僕達のクラスの担任をしている攻略対象のレイチェル先生。

僕達とは、僕とセインとセトとグランとサフランのことだ。

女性のような口調だけれど、オネェなのかといわれるとちょっと違う。

化粧をしているわけじゃないし、女装もしていない。

どちらかというと、チャラい格好を好む優男な男性だ。

身も心もしっかり雄のレイチェル先生は、女性扱いをすると表面上は喜ぶ。

しかし、初見プレイヤーはその笑顔に騙されてしまうのだが………レイチェル先生、女性扱いするとイラッとするのだ。

そのことに気づかずに女性扱いしすぎて、気づいたら好感度マイナスなんていうプレイヤーが今まで何人いたことか………。

つまり、早い話しがレイチェル先生の女性口調はトラップということだ。

そのトラップに初見プレイヤーが引っかかることを、プレイヤー達は洗礼と呼んでいる。



レイチェル先生狙いの初見プレイヤーのデータで仕事をした。

やはりトラップに引っかかって泣いていたが、攻略サイトに行ってリベンジすると言っていたな。

まぁ、頑張ってね。



レイチェル先生とカフェで一緒にケーキを食べた。

「まったく、まいっちゃうわ。オネェな口調だからオカマだとか思わないでほしいわよ」

黙っていたらかっこいいお兄さんなのに、口を開けばオネェというギャップがいいのかな?

そこのところ制作者に聞いてみたいね。

「見た目チャラい優男なのに、口調が女性なだけで雄感消えるの不思議だね」

「うふふ。私の溢れ出る雄オーラがわからないなんて、初見は可哀想だわ」

「レイチェル先生の雄っぱいでも晒せばいいのでは?」

「あら、ローレンのエッチ♡」

前髪をかき上げながら、僕をみつめる。

マリウスは妖艶という言葉が似合うが、レイチェル先生はなんか気怠そうな色気という言葉が似合う。

中性的な身体は、脱げば細マッチョで「私脱いだらすごいんです」という感じだ。

その雄っぱいの揉み心地も張り艶大きさも、そしてもちろん乳首の淡い色も、レイチェル先生の一番の魅力だと僕は思っている。

ケーキのイチゴを食べながら、レイチェル先生の胸をガン見してみた。

ボタンが上から二つまでしか外されてないから、残念ながら雄っぱいはみえない。

ぜひみせてほしいよ。

「ローレンは本当に私の雄っぱいが好きね。可愛いわ♡」

「レイチェル先生の雄っぱいが嫌いな男は、むしろ男じゃないよ」

嬉しそうなレイチェル先生。

ちなみにケーキはレイチェル先生の奢りなのだった。
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