生徒会補佐君とカオスな生徒達

ミクリ21 (新)

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15◆触手退治だよ!生徒会集合!【下】

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「アリエルぅ~!当たったらごめんなさぁ~い♡」

レインが触手とアリエルに向かってナイフを投げると、ぬっちょり触手プレイ中のアリエルはギリで躱した。

触手にナイフが何本か当たったが、刺さらないままプールに沈む。

「レイン!僕に当てる気満々だったろ!?この猫かぶり!」

「ひっどぉ~い!僕ぅ、アリエルを助けようとしたのにぃ~!ふえぇ~ん!」

アリエルは怒っているし、レインはアリエルを始末しようとするし、真面目に戦ってくれよ!

「レイン、嘘泣きバレてるからな」

もう俺、ため息出ちゃうよ………。



ジュリアスがバトルアックスを構えて、力をためている。

どうやら触手を切るつもりのようだ。

さっきナイフが刺さらなかったけど、大丈夫かな?

「ここは俺が触手を切り落としてやる!おらぁ!」

バトルアックスを振り回し触手に向けて切りつけたが、この触手全く切れないぞ。



すると、ジュリアスを鼻で笑ったアルフレッドが魔力を練りだした。

あれ、アルフレッドは確か………。

「もしかしたら物理ダメなんじゃない~?俺の雷でイチコロだよ~」

アルフレッドは雷魔法が得意なんだけど、今それはダメだって!!

止めようとしたけど、俺は一歩遅かった。

「え、ちょ、ちょっと待って……」

「サンダー!」

「ぎゃあああ!!」

「アリエルさーーーんっ!?」

アリエルの悲痛な悲鳴が響き渡る。

触手は雷に大ダメージを受けたようだが、触手に捕まってぬっちょり触手プレイされているアリエルも大ダメージを受けてしまったのだ。

アルフレッド、お前アリエルが好きなのに何してんの!

アリエルはぐったりと気絶してしまい、抵抗がなくなった分触手にさらに好きなようにぬっちょりされている。

………あれ、尻の穴に入ってないか?

大ダメージ食らったくせに、触手は未だに元気とみた。

「はあはあ♡触手野郎、俺のアリエルにあんなことして……もっともっとヤれ!触手プレイ最高!うっひょ~!♡はあはあはあはあ!!」

「このおバカ!何欲望に素直になって味方攻撃してるんですか!このどアホ!」

「ちょっとこの場でチン○出して抜いていいよね?扱いていいよね!?」

「絶対やめろ腐れ変態野郎が!!」

欲望に素直過ぎたアルフレッドは、股間がめっちゃ勃起していてかなり窮屈そう。

だが、絶対にここで水着から汚いモノを出すなよ!?

………そして、たぶん後で絶対アリエルにめちゃくちゃ怒られるだろうね!



今度はシオンが眼鏡をクイッと押し上げ、魔力を練りだした。

「私が触手に(アリエルごと)トドメを刺しましょう。アイス!砕けなさい!」

シオンが氷魔法で触手をプールの水ごと(アリエル込み)凍らせて、メイスで凍った触手を殴って粉砕した。

シオン、アリエルのこと殺る気だったな………。

目がマジだったよ。



プールには、砕かれた氷と触手だったものと瀕死のアリエルがプカプカ浮いていた。

アリエルのHPはもう0だよ!

でもアリエルは、瀕死ではあったが命に別条はなかった。

俺が光魔法で回復させてから、保健室に連れて行っといたよ。

しっかり保険医にアリエルの回復を任せて、俺はプールに戻って後始末をするのだった。
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