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3◆シルベスター視点
僕はシルベスター・アンジェル。
人国アンジェルの第三王子として生まれ、魔国の魔王ジャミルと一緒に、グレイという人物と婚約していた。
今は入籍したから、グレイは僕達の妻だよ♡
グレイは、僕の両親の昔の仲間の息子なんだ。
そして僕の両親とグレイの両親は、ジャミルの両親の親友でもある。
ちなみにグレイの両親は、母親は人族と魔族のハーフで、父親はエルフだと聞いている。
何故ジャミルと僕とグレイという組み合わせなのかといえば、大人の事情というものさ。
一言で言うなら、人気者は大変だよねかな?
僕が成人すると魔王城で暮らすことはずっと前から決まっていたから、幼い頃から魔国シュヴァルツについては深く勉強をしていた。
ちょいちょい両親と兄弟から、モテる男のいろはとやらを教えられて、必ずグレイの心を射止めろと圧があったのは困っていたかな。
ふふ、僕の心はすでにグレイに射止められていたから、そんな圧なくても必ず射止めるつもりなのにね。
僕とジャミルは二人でグレイを覗き見する密やかな趣味を共有していた。
あぁ、まるでご馳走を前にしているのに待てをされている犬のような気持ちだったよ。
「みろシルベスター、あの子が私達の婚約者で嫁になるグレイだ」
「なんて可愛い男の子なんだ!あぁ、胸がドキドキするよ」
「私も股間がドキドキして堪らなくなる」
二人でグレイに見惚れ、股間にテントを張るのが当たり前だった。
ふふ、だって男の子だからね。
好きな子に身体が反応するのは本能だよ。
「ジャミル、今夜だね」
「あぁ、ついに……ついにグレイを私達の妻にできた。あとは心と身体を手に入れるのみだな」
昂るジャミルを穏やかな気持ちでみつめ、僕は紅茶を飲む。
机には白い薔薇と青い薔薇とオレンジの薔薇が飾られている。
僕達の愛しいグレイは、僕達を薔薇に例える子なんだ。
だから、僕達もグレイを薔薇に例えるのさ。
グレイはオレンジ色の薔薇がよく似合うんだよ。
今飾られている薔薇は今の僕達だ。
あぁ、なんて素敵なんだろう。
「ジャミル、今夜は必ず幸せな夜にしよう」
「もちろんだ。私とシルベスターとグレイの、新しい人生の幕開けなのだからな」
僕達は微笑む。
………股間にテントを張りながら。
城にグレイがきたと聞いた僕とジャミルは、グレイの入浴を覗き見したくて仕方なかった。
しかし今日の主役はグレイと僕とジャミル……つまり、僕達も準備をしないといけないんだ。
グレイは今入浴を済ませ、執事のサハラにマッサージされているらしい。
僕達は断腸の思いで覗き見を我慢したよ。
人国アンジェルの第三王子として生まれ、魔国の魔王ジャミルと一緒に、グレイという人物と婚約していた。
今は入籍したから、グレイは僕達の妻だよ♡
グレイは、僕の両親の昔の仲間の息子なんだ。
そして僕の両親とグレイの両親は、ジャミルの両親の親友でもある。
ちなみにグレイの両親は、母親は人族と魔族のハーフで、父親はエルフだと聞いている。
何故ジャミルと僕とグレイという組み合わせなのかといえば、大人の事情というものさ。
一言で言うなら、人気者は大変だよねかな?
僕が成人すると魔王城で暮らすことはずっと前から決まっていたから、幼い頃から魔国シュヴァルツについては深く勉強をしていた。
ちょいちょい両親と兄弟から、モテる男のいろはとやらを教えられて、必ずグレイの心を射止めろと圧があったのは困っていたかな。
ふふ、僕の心はすでにグレイに射止められていたから、そんな圧なくても必ず射止めるつもりなのにね。
僕とジャミルは二人でグレイを覗き見する密やかな趣味を共有していた。
あぁ、まるでご馳走を前にしているのに待てをされている犬のような気持ちだったよ。
「みろシルベスター、あの子が私達の婚約者で嫁になるグレイだ」
「なんて可愛い男の子なんだ!あぁ、胸がドキドキするよ」
「私も股間がドキドキして堪らなくなる」
二人でグレイに見惚れ、股間にテントを張るのが当たり前だった。
ふふ、だって男の子だからね。
好きな子に身体が反応するのは本能だよ。
「ジャミル、今夜だね」
「あぁ、ついに……ついにグレイを私達の妻にできた。あとは心と身体を手に入れるのみだな」
昂るジャミルを穏やかな気持ちでみつめ、僕は紅茶を飲む。
机には白い薔薇と青い薔薇とオレンジの薔薇が飾られている。
僕達の愛しいグレイは、僕達を薔薇に例える子なんだ。
だから、僕達もグレイを薔薇に例えるのさ。
グレイはオレンジ色の薔薇がよく似合うんだよ。
今飾られている薔薇は今の僕達だ。
あぁ、なんて素敵なんだろう。
「ジャミル、今夜は必ず幸せな夜にしよう」
「もちろんだ。私とシルベスターとグレイの、新しい人生の幕開けなのだからな」
僕達は微笑む。
………股間にテントを張りながら。
城にグレイがきたと聞いた僕とジャミルは、グレイの入浴を覗き見したくて仕方なかった。
しかし今日の主役はグレイと僕とジャミル……つまり、僕達も準備をしないといけないんだ。
グレイは今入浴を済ませ、執事のサハラにマッサージされているらしい。
僕達は断腸の思いで覗き見を我慢したよ。
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