魔王様と勇者様は俺の婚約者だったらしい。知った時には入籍済みだったんだけど!?

ミクリ21 (新)

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4◆グレイ視点

俺は綺麗なドレスを着せられ、装飾品で飾りたてられ、どこぞのご令嬢のような見た目になってしまった。

こんな平凡男な俺の女装姿なんて誰得だよって言いたくなるよ。

というか、ドレスが何故か身体にぴったりフィットしてるんだけどなんでなんだろう………?

服を作るということは、予め身体のサイズを知らないとぴったりには作れないと思うんだ。

一体いつ俺の身体のサイズを知ったのだろうか?

まさか、両親が教えたんだろうか。

「あぁ、グレイ様素晴らしいですよ!」

「………嬉しくないんだが」

移動の時間になり、宴の会場に俺達は向かう。

なんかはしゃいでいるサハラに案内された場所に入ると、招待客達や王族……そしてシレッと両親もいた。

そして………俺を待つ美しい人が二人、それはジャミル様とシルベスター様だ。

「待っていたぞ。私達の愛しいグレイ」

「待っていたよ。僕達の愛しいグレイ」

「眩しっ!」

二人のイケメンフラッシュに目をやられながら、俺は二人に両手を引かれる。

会場はなんか盛り上がっていて、何故かめちゃくちゃ俺は歓迎されていた。

わけがわからないよ!!



ちなみに、俺をこんな目に遭わせている原因ともいえる両親は、美味しい料理に舌鼓を打っていた。

「このチーズフォンデュ堪らないわぁ!」

「こっちのチョコフォンデュも美味しいねぇ」

「フォンデュ系は家では面倒だから、いっぱい食べていきましょうね」

なんか、フォンデュばっかり食べてるんだけど………。

そういえば、フォンデュって食べたことないな。

そんなに美味しいの?

俺がチーズフォンデュやチョコフォンデュを羨ましそうにみていたら、俺達用のフォンデュが運ばれてきた。

「グレイを歓迎する宴なんだから、食べたいなら素直に言っていいんだよ」

「シルベスター様」

「夫になるんだから、様はつけないでね」

「……はい」

「そういえばグレイはフォンデュを食べたことがなかったな」

「なんで知ってるんですかジャミル様」

「私にも様は不要だ」

「え、あ、はい」

そんなこんなで俺は、美味しいものをたくさん食べたよ。
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