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4話 失職の顛末
失職の顛末
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4話 失職の顛末
翌日道場で平田さん山浦さんと打っていると箕田さんが来た。箕田さんは蔵の外に僕を連れだした。
僕が、
「読んでいて気持ちの悪くなるような書き込みばかり…。オヤジさんが、どうして汚されたんですか。」
と言いかけると箕田さんは深くため息ついた後、静かに語りだした。
「いい音楽は何回も聞きたいよなあ。それと同じでいい話は何回もしたくなる。けれどこれから話す飛び切りのいやな話は、話す度にやりきれない怒りがこみあげてくる。だから一度しか言わない。お前はもう14歳、立派な大人。お前を信用して…、話すからな。」
と、僕を睨み付けたあと、オヤジさんが教員を辞めたことと、家族を失ったこと、二つの真相を語ってくれた。僕はこの時の箕田さんの口調も、押し殺すようでいて、吐き捨てるような声も表情も、怒りの隠れた眼光さえも忘れることはないだろう。
…コウちゃんは盗撮などしていない。クラスのいじめの真相を映し出した監視映像が、盗撮したものだと騒がれてしまったんだよ。
事件はコウちゃんが教員になってから9年目。中学部2年生のクラスに指導の困難な生徒が複数いて高等部から中学部へ配置転換になった時に起きた。
事件についてコウちゃんはあまり語らないが、8年前蔵道場を開いたささやかな祝賀会でしたたかに酔ったとき「俺が馬鹿だった。」と、とめどなく話したことがあるんだよ。
人を傷つける落書きや、人を貶める噂、いじめにもつながりかねないようなトラブルの陰で暗躍していたと思われるKという生徒が、二学期も終わるころ、「私はクラスの仲間にも、教師にもいじめられている。」を直接校長室へ訴えてきたことがあった。
1月になるとロッカーの着替えがなくなるとか、教科書や電子辞書がなくなると訴えてきた。母親はいじめ事件として学校に速やかで強力な措置を求めてきた。
しかしコウちゃんには訴えが狂言と断言する証拠があった。防犯カメラが各所に設置されていたんだそうだ。女性監視員が監視するその映像には教室にある個人ロッカーも映されていて、着替えがなくなったという訴えのあった始業前の8時半前後にその子以外が開けた子がいなかったたこともわかったそうだ。しかし学校は教室の映像を証拠として保護者に公表するわけにはいかなかったらしい。教室内で運動着から制服への着替える生徒の姿も映っていたからだったというんだよ。窓側のカーテンを閉めれば男性の眼に触れることはないからね。
そこでコウちゃんたちは画像を編集して、着替えの画像を除きロッカーを監視する画像だけを抽出してくれと女性監視員に依頼したが、それがうまくいかなかったらしい。
しかたなくコウちゃんは自分のPCで画像を編集した。これが結果的に彼を追い込んだんだ。
事実確認の日、Kはビデオ映像を確認しながら事実を問いただす場面では、全くの無表情だった。不気味な沈黙が小一時間ほど続いた、と、突然立ち上がり、生徒指導室のドアを開けると
「先生たちは盗撮をしたんですか。これは私たちの着替えの時間ですよ。信じられない。」
と大声で叫んだそうだ。校舎中に甲高くて長い残響の中を制止も聞かずに一目散に家に帰ってしまったそうだ。
帰宅時間を見計らって家庭訪問したがK本人、母親の姿がない。自宅はおろか、母娘の携帯につながらない。個別に面談した後は、母親の方から必ず指導に関する電話があるはずだったが、その日はなかった。一時間おきに深夜に至るまで家庭訪問が続けても連絡が取れなかったそうだよ。
翌日Kは登校しなかった。家庭訪問をしても反応がなかった。
夜になり、ネット上にT女学園の裏サイトに「H教諭盗撮」という書き込みが現れた。
週内にPTA役員、理事長、同窓会長はもちろん、弁護士も来校した。
翌週には同窓会役員も兼ねる区議会議員が来校。一部の地域紙も取材に来るようになった。ネットの書き込みは激しくなり、面白半分に加熱していった。登下校中に生徒にマイクが向けられたり、家庭に電話がかかってきたりと、学校全体に動揺が広がった。
K本人への指導はおろか接触もかなわないなかで、盗撮事件は、ネットはもちろん、一部テレビのワイドショーまで取り上げられた。堀田光二郎とは全く別人の「H教諭」が世間の中で不気味に形成されていったんだよ。
コウちゃんは疲れきってしまったんだな。それ自分以上に同僚はおろか上司までもが魂をすり減らし、疲弊し、憔悴している姿にいたたまれなかった。自分一人が責められるならまだ楽なのに。
そんな中、ある同僚が吐き捨てるように言ったんだそうだ。
「だから、トラブル起こすような生徒は保護者を呼んで、『お子さんはこの学園には合わないようですね。』と自主退学にさせればよかったんだよ。名のある学校が、あらゆる子を責任もって何とかしようなんて所詮無理な話だったんだよ。公立中学校じゃあるまいし。」
コウちゃんは言葉を失った。お前の努力は無駄だったんだ、お前が頑張ることは迷惑だったんだ…と言われているのと同然だったからね。もう自分はここにいる場所ではない。そして、この学校を去ることでしか事態は沈静化しない。ひそかに年度末の退職を決意した。辞めたとしても公立学校なら講師の口ならある…。
K家庭との接触は取れず、様々な応対で深夜の帰宅が続いていた節分の日。事故が起こってしまったらしい。警察から電話で、母子3人が交通事故で、N大学病院に緊急搬送されたという知らせがあった。
病院を直前にした交差点、側面に衝突されて車は大破。奥さんとお兄ちゃんは即死。
瑠璃子さんはインフルエンザで高熱を出した二人の兄妹を夜間緊急医に連れていく途中だったという。発熱した知らせは受けていて、コウちゃんは、朝、瑠璃子さんから鬼のお面を渡されていたし、鬼役の父親としても早く帰宅したかったのだろうけれど。
瑠璃子さんと長男の葬儀をどうやってすすめたのか、その時の記憶は全く飛んでいるらしい。
理沙ちゃんは集中治療室に1ケ月も入っていた。一命はとりとめたものの、脊髄損傷となり成長しても自力歩行は極めて困難であることを告げられた。
コウちゃんは、全てに力が入らなくなった。退職を決めた3月を待たずに勤務できなくなった。
奥さんの両親からは、
「光二郎君、理沙は堀田家で引き取って育てる。君はこれから自分のことで精一杯だろう。…僕たちは君の姿を見るたび、みじめな娘と孫の姿が思いだされて辛い…」
と号泣された。
堀田光二郎から、中村光二郎に戻ったが、堀田家の理沙ちゃん引き取りを断り、敗残の思いで、ここに帰った。
中村家は大きなリンゴ農家。長男修一郎さんは全国展開するI商会の総合職、リンゴ農家を継ぐ気がなかった。コウちゃんが高齢になった両親に変わって家業を継ぐことになったのは中村家にとってはとても自然なことだったんだ。
全てを失い、自暴自棄になりそうなとき、理沙ちゃんの泣き声と笑顔、自分の意思では動かない手足で懸命に生きようとする姿が、この子を守らなくてはと、コウちゃんをこの世に引き留めた。リンゴ畑は半分以上手放し、治療費と生活費に充てた。
俺や松澤先生、同級生の塩澤たちがせめてもの慰みにと駄目元で卓球に誘った。誘ったというより連れ出したという方がいいのか。
だがな、…卓球やる人間は結局、どこかでみな馬鹿なところがあるな。馬鹿だから救われた。みんな、ラケットもってピン球を打つと体のどこからか自然に力が出てくる。コウちゃんが笑うようになったんだよ。理沙ちゃんとリンゴでなかなか体育館に来ることができないので、俺たちが提案して、この土蔵に卓球台を置いたのさ。
その年、平田誠治と一年下の山浦太河は中学生だったが、学校の顧問と折り合いが悪く、太河は先生を殴って新聞沙汰になってしまった。誠治は太河をかばって、退部しなくてはいけなくなった。ふてくされていた二人を見かねた塩澤がここに誘った。
コウちゃんは根っからの教師だね。すぐに二人の心をつかんだ。二人はそれぞれ進学先の高校で卓球を再開し、県高校個人ベスト8という結果を出した。
まあな、この道場の仲間は、みんな傷を抱えているんだよ。でも卓球やる間は痛みを忘れている。
その中でコウちゃんは無傷の「原石」斎藤冬樹を見つけた。ここに集まる俺たちはみなここに押しかけてきた。だがな、お前は違う。コウちゃんが連れてきた初めての人間なんだ。
あの話を聞いているときの僕は、頭の中で精一杯ここに集う人たちの傷みを自分なりに理解しようとしていたのだ。今、箕田さんにじっと見つめられて、自分が話を聞いていたのだと気づいた。
僕の成長をオヤジさんが楽しみにしている…。僕は自分がダイヤやルビーの原石などとは思わなかったが、真相を聞いた以上は、オヤジさんの期待に応えよう、結果を出すんだ、そしてここの主を元気づけるのだ…と自分自身に言い聞かせていた。
翌日道場で平田さん山浦さんと打っていると箕田さんが来た。箕田さんは蔵の外に僕を連れだした。
僕が、
「読んでいて気持ちの悪くなるような書き込みばかり…。オヤジさんが、どうして汚されたんですか。」
と言いかけると箕田さんは深くため息ついた後、静かに語りだした。
「いい音楽は何回も聞きたいよなあ。それと同じでいい話は何回もしたくなる。けれどこれから話す飛び切りのいやな話は、話す度にやりきれない怒りがこみあげてくる。だから一度しか言わない。お前はもう14歳、立派な大人。お前を信用して…、話すからな。」
と、僕を睨み付けたあと、オヤジさんが教員を辞めたことと、家族を失ったこと、二つの真相を語ってくれた。僕はこの時の箕田さんの口調も、押し殺すようでいて、吐き捨てるような声も表情も、怒りの隠れた眼光さえも忘れることはないだろう。
…コウちゃんは盗撮などしていない。クラスのいじめの真相を映し出した監視映像が、盗撮したものだと騒がれてしまったんだよ。
事件はコウちゃんが教員になってから9年目。中学部2年生のクラスに指導の困難な生徒が複数いて高等部から中学部へ配置転換になった時に起きた。
事件についてコウちゃんはあまり語らないが、8年前蔵道場を開いたささやかな祝賀会でしたたかに酔ったとき「俺が馬鹿だった。」と、とめどなく話したことがあるんだよ。
人を傷つける落書きや、人を貶める噂、いじめにもつながりかねないようなトラブルの陰で暗躍していたと思われるKという生徒が、二学期も終わるころ、「私はクラスの仲間にも、教師にもいじめられている。」を直接校長室へ訴えてきたことがあった。
1月になるとロッカーの着替えがなくなるとか、教科書や電子辞書がなくなると訴えてきた。母親はいじめ事件として学校に速やかで強力な措置を求めてきた。
しかしコウちゃんには訴えが狂言と断言する証拠があった。防犯カメラが各所に設置されていたんだそうだ。女性監視員が監視するその映像には教室にある個人ロッカーも映されていて、着替えがなくなったという訴えのあった始業前の8時半前後にその子以外が開けた子がいなかったたこともわかったそうだ。しかし学校は教室の映像を証拠として保護者に公表するわけにはいかなかったらしい。教室内で運動着から制服への着替える生徒の姿も映っていたからだったというんだよ。窓側のカーテンを閉めれば男性の眼に触れることはないからね。
そこでコウちゃんたちは画像を編集して、着替えの画像を除きロッカーを監視する画像だけを抽出してくれと女性監視員に依頼したが、それがうまくいかなかったらしい。
しかたなくコウちゃんは自分のPCで画像を編集した。これが結果的に彼を追い込んだんだ。
事実確認の日、Kはビデオ映像を確認しながら事実を問いただす場面では、全くの無表情だった。不気味な沈黙が小一時間ほど続いた、と、突然立ち上がり、生徒指導室のドアを開けると
「先生たちは盗撮をしたんですか。これは私たちの着替えの時間ですよ。信じられない。」
と大声で叫んだそうだ。校舎中に甲高くて長い残響の中を制止も聞かずに一目散に家に帰ってしまったそうだ。
帰宅時間を見計らって家庭訪問したがK本人、母親の姿がない。自宅はおろか、母娘の携帯につながらない。個別に面談した後は、母親の方から必ず指導に関する電話があるはずだったが、その日はなかった。一時間おきに深夜に至るまで家庭訪問が続けても連絡が取れなかったそうだよ。
翌日Kは登校しなかった。家庭訪問をしても反応がなかった。
夜になり、ネット上にT女学園の裏サイトに「H教諭盗撮」という書き込みが現れた。
週内にPTA役員、理事長、同窓会長はもちろん、弁護士も来校した。
翌週には同窓会役員も兼ねる区議会議員が来校。一部の地域紙も取材に来るようになった。ネットの書き込みは激しくなり、面白半分に加熱していった。登下校中に生徒にマイクが向けられたり、家庭に電話がかかってきたりと、学校全体に動揺が広がった。
K本人への指導はおろか接触もかなわないなかで、盗撮事件は、ネットはもちろん、一部テレビのワイドショーまで取り上げられた。堀田光二郎とは全く別人の「H教諭」が世間の中で不気味に形成されていったんだよ。
コウちゃんは疲れきってしまったんだな。それ自分以上に同僚はおろか上司までもが魂をすり減らし、疲弊し、憔悴している姿にいたたまれなかった。自分一人が責められるならまだ楽なのに。
そんな中、ある同僚が吐き捨てるように言ったんだそうだ。
「だから、トラブル起こすような生徒は保護者を呼んで、『お子さんはこの学園には合わないようですね。』と自主退学にさせればよかったんだよ。名のある学校が、あらゆる子を責任もって何とかしようなんて所詮無理な話だったんだよ。公立中学校じゃあるまいし。」
コウちゃんは言葉を失った。お前の努力は無駄だったんだ、お前が頑張ることは迷惑だったんだ…と言われているのと同然だったからね。もう自分はここにいる場所ではない。そして、この学校を去ることでしか事態は沈静化しない。ひそかに年度末の退職を決意した。辞めたとしても公立学校なら講師の口ならある…。
K家庭との接触は取れず、様々な応対で深夜の帰宅が続いていた節分の日。事故が起こってしまったらしい。警察から電話で、母子3人が交通事故で、N大学病院に緊急搬送されたという知らせがあった。
病院を直前にした交差点、側面に衝突されて車は大破。奥さんとお兄ちゃんは即死。
瑠璃子さんはインフルエンザで高熱を出した二人の兄妹を夜間緊急医に連れていく途中だったという。発熱した知らせは受けていて、コウちゃんは、朝、瑠璃子さんから鬼のお面を渡されていたし、鬼役の父親としても早く帰宅したかったのだろうけれど。
瑠璃子さんと長男の葬儀をどうやってすすめたのか、その時の記憶は全く飛んでいるらしい。
理沙ちゃんは集中治療室に1ケ月も入っていた。一命はとりとめたものの、脊髄損傷となり成長しても自力歩行は極めて困難であることを告げられた。
コウちゃんは、全てに力が入らなくなった。退職を決めた3月を待たずに勤務できなくなった。
奥さんの両親からは、
「光二郎君、理沙は堀田家で引き取って育てる。君はこれから自分のことで精一杯だろう。…僕たちは君の姿を見るたび、みじめな娘と孫の姿が思いだされて辛い…」
と号泣された。
堀田光二郎から、中村光二郎に戻ったが、堀田家の理沙ちゃん引き取りを断り、敗残の思いで、ここに帰った。
中村家は大きなリンゴ農家。長男修一郎さんは全国展開するI商会の総合職、リンゴ農家を継ぐ気がなかった。コウちゃんが高齢になった両親に変わって家業を継ぐことになったのは中村家にとってはとても自然なことだったんだ。
全てを失い、自暴自棄になりそうなとき、理沙ちゃんの泣き声と笑顔、自分の意思では動かない手足で懸命に生きようとする姿が、この子を守らなくてはと、コウちゃんをこの世に引き留めた。リンゴ畑は半分以上手放し、治療費と生活費に充てた。
俺や松澤先生、同級生の塩澤たちがせめてもの慰みにと駄目元で卓球に誘った。誘ったというより連れ出したという方がいいのか。
だがな、…卓球やる人間は結局、どこかでみな馬鹿なところがあるな。馬鹿だから救われた。みんな、ラケットもってピン球を打つと体のどこからか自然に力が出てくる。コウちゃんが笑うようになったんだよ。理沙ちゃんとリンゴでなかなか体育館に来ることができないので、俺たちが提案して、この土蔵に卓球台を置いたのさ。
その年、平田誠治と一年下の山浦太河は中学生だったが、学校の顧問と折り合いが悪く、太河は先生を殴って新聞沙汰になってしまった。誠治は太河をかばって、退部しなくてはいけなくなった。ふてくされていた二人を見かねた塩澤がここに誘った。
コウちゃんは根っからの教師だね。すぐに二人の心をつかんだ。二人はそれぞれ進学先の高校で卓球を再開し、県高校個人ベスト8という結果を出した。
まあな、この道場の仲間は、みんな傷を抱えているんだよ。でも卓球やる間は痛みを忘れている。
その中でコウちゃんは無傷の「原石」斎藤冬樹を見つけた。ここに集まる俺たちはみなここに押しかけてきた。だがな、お前は違う。コウちゃんが連れてきた初めての人間なんだ。
あの話を聞いているときの僕は、頭の中で精一杯ここに集う人たちの傷みを自分なりに理解しようとしていたのだ。今、箕田さんにじっと見つめられて、自分が話を聞いていたのだと気づいた。
僕の成長をオヤジさんが楽しみにしている…。僕は自分がダイヤやルビーの原石などとは思わなかったが、真相を聞いた以上は、オヤジさんの期待に応えよう、結果を出すんだ、そしてここの主を元気づけるのだ…と自分自身に言い聞かせていた。
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