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「ったく……。俺は性欲に溺れたりなんかしねえよ。お前ら二人とも体を洗い流してこい。ここは俺が見とくから」
「えー。ヒロトだって一瞬乗り気だったじゃん?」
「馬鹿言え。そりゃ誰だってセックスのチャンスがあればその気にだってなるだろうよ。だがな、性欲に溺れるのとは全く違う」
「難しいこと言わないでさー」
相変わらず人の話を聞こうとしないカンナに、俺は苛立ち交じりに思わず自分の過去を打ち明けてしまった。
「俺の母親は、性欲に溺れて死んだ。金が無かったから売春婦になったんだろうがその実、セックスが好きな本能に負けて、避妊なんかもしなくなって俺が生まれたんだ。俺の母親の最後はそりゃあ惨めに性病にかかって死んだぜ。死ぬ数週間は肉塊と変わらなかった。梅毒ってのはそれほど恐ろしいものなんだ。性欲に溺れるってことは、いつかはそういう最後を迎えるんだ。例外なくな。だんだん歯止めが利かなくなるんだ」
「でも、王子様きっと童貞だよ?」
「はい……。そうです……。私は病気もありません」
「全く分かって無いようだから言ってやる。俺は誠実さを持ってカンナと付き合ってるんだ。俺が怒る理由がまだ分からないのか?」
「ごめん……」
ようやく理解してしゅんとなったカンナは、性欲の支配から解放されて、落ち着いたように体を縮こませた。
勃起していた二人のちんこもしっかりと小さく戻っており、ようやく冷静になってくれたのだと分かった。
「あんたは王子だろ。もっと、自分の行動に高潔さを持つべきだ。俺が言える義理じゃねえが、いつか素敵な相手が見つかると思うぜ。つか結婚してんだろ」
「すみません……。でも、強引な結婚だったので、欲求が満たせなかったのです。あと、あの、このことは周りには言いません。だから、私のことも言わないでください」
「分かってるよ。二人とも、風呂に行ってこい」
王子様とカンナを風呂場へと追いやる途中、カンナが真剣な目をして謝ってきた。
「ごめん。性欲に振り回されてた」
「次からは気を付けろよ」
「嫌いにならないでくれる?」
「しょうがねえな……」
カンナを抱きしめて、パンツの中に手を入れてちんこを激しくしごく。
すると、痙攣しながらもすぐにイッてしまって、手から漏れるくらい射精を繰り返した。
やっと、収まった精液を、俺は、全部飲み干して見せる。
オスの匂いに頭がくらくらとするが、真剣にカンナを見続ける。
「こんだけ好きじゃなきゃ、精液なんか飲めるかよ」
「ありがとう……」
「すっきりしたか?」
「あの、まだぜんぜん……」
俺の手コキも虚しく、カンナのちんこが期待したようにまたそそり立ちやがった。
「えー。ヒロトだって一瞬乗り気だったじゃん?」
「馬鹿言え。そりゃ誰だってセックスのチャンスがあればその気にだってなるだろうよ。だがな、性欲に溺れるのとは全く違う」
「難しいこと言わないでさー」
相変わらず人の話を聞こうとしないカンナに、俺は苛立ち交じりに思わず自分の過去を打ち明けてしまった。
「俺の母親は、性欲に溺れて死んだ。金が無かったから売春婦になったんだろうがその実、セックスが好きな本能に負けて、避妊なんかもしなくなって俺が生まれたんだ。俺の母親の最後はそりゃあ惨めに性病にかかって死んだぜ。死ぬ数週間は肉塊と変わらなかった。梅毒ってのはそれほど恐ろしいものなんだ。性欲に溺れるってことは、いつかはそういう最後を迎えるんだ。例外なくな。だんだん歯止めが利かなくなるんだ」
「でも、王子様きっと童貞だよ?」
「はい……。そうです……。私は病気もありません」
「全く分かって無いようだから言ってやる。俺は誠実さを持ってカンナと付き合ってるんだ。俺が怒る理由がまだ分からないのか?」
「ごめん……」
ようやく理解してしゅんとなったカンナは、性欲の支配から解放されて、落ち着いたように体を縮こませた。
勃起していた二人のちんこもしっかりと小さく戻っており、ようやく冷静になってくれたのだと分かった。
「あんたは王子だろ。もっと、自分の行動に高潔さを持つべきだ。俺が言える義理じゃねえが、いつか素敵な相手が見つかると思うぜ。つか結婚してんだろ」
「すみません……。でも、強引な結婚だったので、欲求が満たせなかったのです。あと、あの、このことは周りには言いません。だから、私のことも言わないでください」
「分かってるよ。二人とも、風呂に行ってこい」
王子様とカンナを風呂場へと追いやる途中、カンナが真剣な目をして謝ってきた。
「ごめん。性欲に振り回されてた」
「次からは気を付けろよ」
「嫌いにならないでくれる?」
「しょうがねえな……」
カンナを抱きしめて、パンツの中に手を入れてちんこを激しくしごく。
すると、痙攣しながらもすぐにイッてしまって、手から漏れるくらい射精を繰り返した。
やっと、収まった精液を、俺は、全部飲み干して見せる。
オスの匂いに頭がくらくらとするが、真剣にカンナを見続ける。
「こんだけ好きじゃなきゃ、精液なんか飲めるかよ」
「ありがとう……」
「すっきりしたか?」
「あの、まだぜんぜん……」
俺の手コキも虚しく、カンナのちんこが期待したようにまたそそり立ちやがった。
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