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ゲームはより単純に。現実はより複雑に。
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アーサーと取引を続けているが、次第に話しが聴き取れなくなってくる。
私の体はまだ子供であるせいで疲れと眠気で集中力が落ちてきているようだった。
私はアーサーにことわってから部屋に戻り、既に眠っている子供たちのベッドへとダイブした。
その振動と衝撃で、子どもたちを起こしてしまったが、それ以上に私の体は眠気には疲れに耐えられなかった。
私の体は、姿形は大人だが、中身はまだ子供で、体力が一日も持たない。
そのぶん、疲れが消えるのも早いのだが、私の体は既に限界を迎えていた。
朝、起きると、私は寝間着に着替えさせられ、その上にシーツを掛けられていた。
子供たちはまだ眠っているが、アデ先生は、早々に起きて、何やら準備をしていた。
どうにも道具なんか出したりして、大量のスクロールに術式を書いているようだった。
「おはよう。アデ先生」
「おはようアーシャちゃん」
「なにをごそごそやっているんだ?」
「私も逃げるための準備をしないとと思ってね」
「すまない。私が弱かったせいでここまで連れてこられてしまった。本当にすまない。次は絶対に負けないから」
私が弱かったせいで、アデ先生や子供たちを巻き込んでしまった。少しはあった自信も、今は崩れてしまったし、私はなんて情けないのだろう。初めて手に入れたはず大切な人たちも、また自分のせいで手放すことになってしまう。
考え込む私を、なぜか急にアデ先生が抱きしめる。
「誰かのせいにしたって、何も始まらないよ。アーシャちゃんはまだ子供なんだから。私がやれることをしないとね」
「アデ先生は、前向きだな」
アデ先生は、私を子供扱いしている。そのことが、私の救いであると同時に、情けない自分を確かめさせてくれる。
私は所詮はただの人間なのだ。
「大人になるまでにそりゃあ色々経験してきたもん。前向きにならないと生きていけないのよ。これから、私の本気みせてあげるんだから」
アデ先生が腕をまくってみせる。
自分から戦おうとするアデ先生の姿に、少し頼りがいというものを感じた。
アデ先生もストレスを抱えているはずなのに、それでもそんな様子さえ見せずに、私たちのために動いてくれている。
昔、顔の悪かった私は、だれ一人して、そんなことをしてくれる人もいなかったし、家族もいなかった。
少し信じられなくて、自分のために動いてくれているということが、まだ夢の中のように感じた。
子どものころは顔でいじめられている時でさえもまだ幸せだった。大人になった私は誰も相手にしてくれなくなったし、顔が極度に悪いと働けないから生きていくこともままならないのだ。
頑張っても報われないし、誰も私を愛してくれない。どれだけ私が献身的に動いても、自分を殺しても、誰も私に構ってくれることは無かった。
アデ先生も、私がブサイクだったらきっとここまでしくれることはなかっただろう。
でも、人間だからそれは仕方のないことで、私はそれでも良いと思っている。世界はいつだって弱者に厳しくできているのだから。
どれだけ弱者であることを正当化して、嫉妬をしたとしても、誰も救われることは無い。
かのニーチェでさえもそう言っていた。私もそうだと思う。
だから、私は強者になりたくて努力した。偶然であるが、手に入れたこの素敵な顔を、手放すのはなんと惜しいことか。
子どもの私からのキスに、アデ先生が、ぽっと、頬を染めた。いつもは恥ずかしげもなく私にしてくる癖に、不意を突かれたことがたまらなく嬉しいようだ。
アデ先生の隣で、近代兵器の設計図を書いていく。それも、魔法と科学を融合させた最強の兵器を創造していく。
まず初めに、あのアーサーを倒すには、チートとやらのスキルをどうかしなくてはならない。
そのスキルというものがいったいなんなのか、よく分からないことには対策の仕様もないだろう。
なので、今はどんな場合が来たとしても対応できる。それが最低条件だ。
アーサーのスキルを思い出し、それぞれ対策をしていく。
だが、ふとこれは、本当にゲームの仕様と似た物と感じる。
単純に言えば、分かりやすい能力だと言うことだ。
ならば、複雑なものに対しての対応はどうなるのだろうか?
薬というものは、本来、毒を薄めたものを使ったのが始まりだ。
ゆえに、薬には作用もあるが、副作用もある。
それが、毒か薬かなんて個々人の判断基準では、一概に毒ではないと言い切ることは難しいだろう。
アーサーの『毒耐性』とはなんなのか?
毒の効果だけを無くす? そんなことはまずもって不可能だ。作用には、必ず副作用が必要なのだ。副作用が起きることで、結果的に体に良好な効果をもたらす。副作用の全くない薬というものは存在しえない。
世界はゲームのように単純ではないし、分かりやすさというものは、同時にその程度でしかないということだ。
それらから、私は、チートの耐性や無効を突破するのは複雑さであり、同時に矛盾を孕んだ行動であると結論付けた。
これが果たして正しいか間違っているか試せば分かることだ。
回復の術式を刻んだ弾丸。真っすぐに飛ばないようにできた弾丸と、真っすぐに飛ぶようにできた弾丸を混ぜた銃。
意図しない攻撃がアーサーの回避に通用するかは分からない。ただの屁理屈で終わるかもしれないが、ゲームにおいては、矛盾した行動は時に、意図しない理屈が発生することがある。つまり、バグだ。
危険とは、何を持って危険と判断するか。プログラムは与えられた以上のことは決して行わない。
矛盾する二つの命令を与えられた時、プログラムはループをするか、停止をする。
─────
アーサーを広場に呼び出して、理論を確かめてみる。
必要以上に弾が拡散するように作られたダブルバレルのショットガンを一度放つと、アーサーのHPが一気に100も削れた。
アーサーはスキルでの回避を行ったようだが、回避をした先の弾丸に体を掠め取られたらしい。
弾丸が当たったことがよほど驚いた様子だ。
また、一気に距離を詰めてきたアーサーに向けて、新しく懐から取り出したダブルバレルのショットガンを向ける。
このショットガンの中身は、回復の術式と、呪いの術式を組み合わせた矛盾した弾丸だ。
私の放ったそのダブルバレルのショットガンの弾が、アーサーの体に直撃し、HPを10程度削った。
人を傷つけることが、果たして命を救わないとどうして言えようか、切開を伴う手術は、より、大きな危険を伴うが、そうしなくては命が救えないならば、それは救いのための行動だ。攻撃ではない。
アーサーが呪いによって変成し、小鳥の姿に変わった。
さらに追い打ちをかけるため、HPが削りきれるまでショットガンを連射する。
飛び回って逃げようとする小鳥のアーサーを、クレー射撃の要領で撃ち落としていく。
決着のついたところに、私はアーサーに止めを刺してしまおうか迷った。少なからず恨みはあったらからだ。
だが、それも今じゃ大したことではないし、何より、アーサーの言い分も分かる。
銃口を収めて、私はアーサーの呪いを解いた。
すると、未だに信じられないといった顔をしたアーサーがそこに現れた。
「どうやって僕のスキルを無効にしたんです?」
「無効にしたわけじゃない。ただ、単純に、君が当たりにいったというのが正しいだろう。初めから君を狙って撃ったわけじゃないし、何より、攻撃という攻撃でもない。しかし、そんなことは今はどうでも良い。君の敵対する神に、能力やスキルというものがあるのであれば、教えてもらいたいのだ。いいかな?」
「え? あっ、はい」
私の体はまだ子供であるせいで疲れと眠気で集中力が落ちてきているようだった。
私はアーサーにことわってから部屋に戻り、既に眠っている子供たちのベッドへとダイブした。
その振動と衝撃で、子どもたちを起こしてしまったが、それ以上に私の体は眠気には疲れに耐えられなかった。
私の体は、姿形は大人だが、中身はまだ子供で、体力が一日も持たない。
そのぶん、疲れが消えるのも早いのだが、私の体は既に限界を迎えていた。
朝、起きると、私は寝間着に着替えさせられ、その上にシーツを掛けられていた。
子供たちはまだ眠っているが、アデ先生は、早々に起きて、何やら準備をしていた。
どうにも道具なんか出したりして、大量のスクロールに術式を書いているようだった。
「おはよう。アデ先生」
「おはようアーシャちゃん」
「なにをごそごそやっているんだ?」
「私も逃げるための準備をしないとと思ってね」
「すまない。私が弱かったせいでここまで連れてこられてしまった。本当にすまない。次は絶対に負けないから」
私が弱かったせいで、アデ先生や子供たちを巻き込んでしまった。少しはあった自信も、今は崩れてしまったし、私はなんて情けないのだろう。初めて手に入れたはず大切な人たちも、また自分のせいで手放すことになってしまう。
考え込む私を、なぜか急にアデ先生が抱きしめる。
「誰かのせいにしたって、何も始まらないよ。アーシャちゃんはまだ子供なんだから。私がやれることをしないとね」
「アデ先生は、前向きだな」
アデ先生は、私を子供扱いしている。そのことが、私の救いであると同時に、情けない自分を確かめさせてくれる。
私は所詮はただの人間なのだ。
「大人になるまでにそりゃあ色々経験してきたもん。前向きにならないと生きていけないのよ。これから、私の本気みせてあげるんだから」
アデ先生が腕をまくってみせる。
自分から戦おうとするアデ先生の姿に、少し頼りがいというものを感じた。
アデ先生もストレスを抱えているはずなのに、それでもそんな様子さえ見せずに、私たちのために動いてくれている。
昔、顔の悪かった私は、だれ一人して、そんなことをしてくれる人もいなかったし、家族もいなかった。
少し信じられなくて、自分のために動いてくれているということが、まだ夢の中のように感じた。
子どものころは顔でいじめられている時でさえもまだ幸せだった。大人になった私は誰も相手にしてくれなくなったし、顔が極度に悪いと働けないから生きていくこともままならないのだ。
頑張っても報われないし、誰も私を愛してくれない。どれだけ私が献身的に動いても、自分を殺しても、誰も私に構ってくれることは無かった。
アデ先生も、私がブサイクだったらきっとここまでしくれることはなかっただろう。
でも、人間だからそれは仕方のないことで、私はそれでも良いと思っている。世界はいつだって弱者に厳しくできているのだから。
どれだけ弱者であることを正当化して、嫉妬をしたとしても、誰も救われることは無い。
かのニーチェでさえもそう言っていた。私もそうだと思う。
だから、私は強者になりたくて努力した。偶然であるが、手に入れたこの素敵な顔を、手放すのはなんと惜しいことか。
子どもの私からのキスに、アデ先生が、ぽっと、頬を染めた。いつもは恥ずかしげもなく私にしてくる癖に、不意を突かれたことがたまらなく嬉しいようだ。
アデ先生の隣で、近代兵器の設計図を書いていく。それも、魔法と科学を融合させた最強の兵器を創造していく。
まず初めに、あのアーサーを倒すには、チートとやらのスキルをどうかしなくてはならない。
そのスキルというものがいったいなんなのか、よく分からないことには対策の仕様もないだろう。
なので、今はどんな場合が来たとしても対応できる。それが最低条件だ。
アーサーのスキルを思い出し、それぞれ対策をしていく。
だが、ふとこれは、本当にゲームの仕様と似た物と感じる。
単純に言えば、分かりやすい能力だと言うことだ。
ならば、複雑なものに対しての対応はどうなるのだろうか?
薬というものは、本来、毒を薄めたものを使ったのが始まりだ。
ゆえに、薬には作用もあるが、副作用もある。
それが、毒か薬かなんて個々人の判断基準では、一概に毒ではないと言い切ることは難しいだろう。
アーサーの『毒耐性』とはなんなのか?
毒の効果だけを無くす? そんなことはまずもって不可能だ。作用には、必ず副作用が必要なのだ。副作用が起きることで、結果的に体に良好な効果をもたらす。副作用の全くない薬というものは存在しえない。
世界はゲームのように単純ではないし、分かりやすさというものは、同時にその程度でしかないということだ。
それらから、私は、チートの耐性や無効を突破するのは複雑さであり、同時に矛盾を孕んだ行動であると結論付けた。
これが果たして正しいか間違っているか試せば分かることだ。
回復の術式を刻んだ弾丸。真っすぐに飛ばないようにできた弾丸と、真っすぐに飛ぶようにできた弾丸を混ぜた銃。
意図しない攻撃がアーサーの回避に通用するかは分からない。ただの屁理屈で終わるかもしれないが、ゲームにおいては、矛盾した行動は時に、意図しない理屈が発生することがある。つまり、バグだ。
危険とは、何を持って危険と判断するか。プログラムは与えられた以上のことは決して行わない。
矛盾する二つの命令を与えられた時、プログラムはループをするか、停止をする。
─────
アーサーを広場に呼び出して、理論を確かめてみる。
必要以上に弾が拡散するように作られたダブルバレルのショットガンを一度放つと、アーサーのHPが一気に100も削れた。
アーサーはスキルでの回避を行ったようだが、回避をした先の弾丸に体を掠め取られたらしい。
弾丸が当たったことがよほど驚いた様子だ。
また、一気に距離を詰めてきたアーサーに向けて、新しく懐から取り出したダブルバレルのショットガンを向ける。
このショットガンの中身は、回復の術式と、呪いの術式を組み合わせた矛盾した弾丸だ。
私の放ったそのダブルバレルのショットガンの弾が、アーサーの体に直撃し、HPを10程度削った。
人を傷つけることが、果たして命を救わないとどうして言えようか、切開を伴う手術は、より、大きな危険を伴うが、そうしなくては命が救えないならば、それは救いのための行動だ。攻撃ではない。
アーサーが呪いによって変成し、小鳥の姿に変わった。
さらに追い打ちをかけるため、HPが削りきれるまでショットガンを連射する。
飛び回って逃げようとする小鳥のアーサーを、クレー射撃の要領で撃ち落としていく。
決着のついたところに、私はアーサーに止めを刺してしまおうか迷った。少なからず恨みはあったらからだ。
だが、それも今じゃ大したことではないし、何より、アーサーの言い分も分かる。
銃口を収めて、私はアーサーの呪いを解いた。
すると、未だに信じられないといった顔をしたアーサーがそこに現れた。
「どうやって僕のスキルを無効にしたんです?」
「無効にしたわけじゃない。ただ、単純に、君が当たりにいったというのが正しいだろう。初めから君を狙って撃ったわけじゃないし、何より、攻撃という攻撃でもない。しかし、そんなことは今はどうでも良い。君の敵対する神に、能力やスキルというものがあるのであれば、教えてもらいたいのだ。いいかな?」
「え? あっ、はい」
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