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第6話 さくらラテ
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授業がない日の午前7時。
飛鳥はパステルブルーのパーカーを着て、下はジーパンを穿いて、出かける身支度を済ませた。
朝食はあえて食べず、ミネラルウォーターだけひとくち飲んでからコートを着て鞄を斜め掛けして出かけた。
天気の良い朝である。
桜はもう散り始めているが、それでも大半の桜は咲いている。
自宅近所の待ち合わせ場所の公園のベンチに座って電子書籍を読んでいると、優衣が来た。
白いブラウスにブラウンのフレアスカート、コートは白と薄ピンクのチェック柄という装いだ。
「飛鳥! お待たせ!」
「全然待ってませんよ。わたしも今来たばかりですから」
「なら良かった。じゃあ、行こっか♪」
飛鳥は電子書籍端末のカバーを閉じて立ち上がると、鞄に端末を入れ、優衣について行く。
優衣の気遣いか、混雑していない桜並木を歩く。
暖かな空気が流れていった。
優衣が先に話しかけてきた。
「昨日の更新分、読んだよ」
「ありがとうございます。優衣さんなら読んでくださると思っていました」
飛鳥は横を歩く優衣を振り向く。
「どうでしたか?」
優衣に腕を押された。
「超胸キュンした~!」
飛鳥は微笑む。
「今回は胸キュン回だったので、そうおっしゃっていただけて幸せです」
優衣が飛鳥の前に立つ。
必然的に、飛鳥の歩も止まった。
「ねぇ、飛鳥。ふたりきりのときは敬語もナシにしよ。私たち、カップルなんだから」
「そう、だね。そうするよ」
優衣の前で初めてため口になった飛鳥。
そのため口はまだぎこちない。
優衣が前を向いたので、飛鳥は優衣の先を見た。
「着いたね、飛鳥」
「着いたね、優衣」
どうやら2人はカフェに着いたようだ。
店内はお昼前で空いているよう。
飛鳥は優衣に手を握られながら、店内に入った。
優衣がさくらラテをおごってくれた。
「ありがとう、優衣」
「飛鳥とふたりきりでこうしてデート出来たことが嬉しいんだ。幸せなんだ。だから、恩返ししたくてしたの。お礼を言うのはこっちのほうよ♪」
2人はテラス席で静かにさくらラテを飲みながら、近くの桜を花見した。
帰り道。
飛鳥が思い出して言う。
「さくらラテ、さくらラテなだけあって、泡が薄ピンク色だったね」
「そうね。かわいくて、美味しかった。また来年もやってたら、また飛鳥とふたりきりで飲みたいな♡」
そんな会話をして、2人が住むアパートに着いた。
「おやすみ、優衣」
「おやすみ、飛鳥」
2人はそれぞれの自宅に帰った。
飛鳥はパステルブルーのパーカーを着て、下はジーパンを穿いて、出かける身支度を済ませた。
朝食はあえて食べず、ミネラルウォーターだけひとくち飲んでからコートを着て鞄を斜め掛けして出かけた。
天気の良い朝である。
桜はもう散り始めているが、それでも大半の桜は咲いている。
自宅近所の待ち合わせ場所の公園のベンチに座って電子書籍を読んでいると、優衣が来た。
白いブラウスにブラウンのフレアスカート、コートは白と薄ピンクのチェック柄という装いだ。
「飛鳥! お待たせ!」
「全然待ってませんよ。わたしも今来たばかりですから」
「なら良かった。じゃあ、行こっか♪」
飛鳥は電子書籍端末のカバーを閉じて立ち上がると、鞄に端末を入れ、優衣について行く。
優衣の気遣いか、混雑していない桜並木を歩く。
暖かな空気が流れていった。
優衣が先に話しかけてきた。
「昨日の更新分、読んだよ」
「ありがとうございます。優衣さんなら読んでくださると思っていました」
飛鳥は横を歩く優衣を振り向く。
「どうでしたか?」
優衣に腕を押された。
「超胸キュンした~!」
飛鳥は微笑む。
「今回は胸キュン回だったので、そうおっしゃっていただけて幸せです」
優衣が飛鳥の前に立つ。
必然的に、飛鳥の歩も止まった。
「ねぇ、飛鳥。ふたりきりのときは敬語もナシにしよ。私たち、カップルなんだから」
「そう、だね。そうするよ」
優衣の前で初めてため口になった飛鳥。
そのため口はまだぎこちない。
優衣が前を向いたので、飛鳥は優衣の先を見た。
「着いたね、飛鳥」
「着いたね、優衣」
どうやら2人はカフェに着いたようだ。
店内はお昼前で空いているよう。
飛鳥は優衣に手を握られながら、店内に入った。
優衣がさくらラテをおごってくれた。
「ありがとう、優衣」
「飛鳥とふたりきりでこうしてデート出来たことが嬉しいんだ。幸せなんだ。だから、恩返ししたくてしたの。お礼を言うのはこっちのほうよ♪」
2人はテラス席で静かにさくらラテを飲みながら、近くの桜を花見した。
帰り道。
飛鳥が思い出して言う。
「さくらラテ、さくらラテなだけあって、泡が薄ピンク色だったね」
「そうね。かわいくて、美味しかった。また来年もやってたら、また飛鳥とふたりきりで飲みたいな♡」
そんな会話をして、2人が住むアパートに着いた。
「おやすみ、優衣」
「おやすみ、飛鳥」
2人はそれぞれの自宅に帰った。
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