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209 光生side
しおりを挟む「わぁー!!マイケル先生の新しい動画更新された!」
「…………は?」
せっかくいいところだったのになんてタイミングで邪魔をしてくるんだ。俺の存在なんか忘れたのか涼は嬉しそうにスマホに飛びつく。
「光生も前に見たいって言ってたよね?ちょっとだけ一緒に見よ!」
そう言って近づいてくれる涼のスマホをのぞけばなんとも怪しい外国人の男性がいた。
「……なにこの胡散臭い陽気な外国人。」
咄嗟に出た言葉に涼はすごく怒った顔をする。
「なにその言い方!!マイケル先生はちゃんとしたすごい先生だもん!」
頬を膨らませて怒る涼はやっぱりマイケル先生を信じすぎだ。ていうかこんな人の動画を今まで参考にしていたなんて恐ろしすぎる。
「ねぇ、これっていつも男同士のやつ見てんの?それとも女の人としてるやつ?」
いろんな動画があって見た感じえろいことをしているところをマイケル先生が解説してくれるんだと思う。いやそもそもこれのどこを参考にするのか全くもってわからない。
「………最近は男同士のしか見ないけど、、」
「じゃあ前までは女の人のも見てたの?それ見ながら1人でしてたの?」
「………そんな質問しないでよ、、」
フンッと顔をそらされてしまった。でもこれは絶対にしていた反応だ。そうなってくるといろいろと気になってくるしモヤモヤしてくる。
「ねぇ、涼って女の人の体見て興奮すんの?」
「っっ!!しないって!!」
えろい話が苦手なのかめちゃくちゃに怒ってしまった涼はマイケル先生の動画を消しベッドの端まで寄って壁の方を向いてしまった。
「ふふっ、ごめんって。もう聞かないからこっち来て。」
ポンポンと布団を叩いても何も反応してくれない。
「ふっ、そこで寝るの?夜中雷鳴っても知らないからね。」
返事をしてくれない涼はきっと強がっていてそんなところもかわいい。
「ふふっ、おやすみ。電気消すね。」
リモコンで部屋を真っ暗にすればすぐにモゾモゾと移動してきてピタッとくっついてくる。
「……やだ……光生と一緒に寝る……」
はぁ、かわいすぎる。今日が終わってしまうのが本当にもったいない。
「ほら、もっとこっちおいで。」
腰をグッと引き寄せれば俺のスウェットを涼はギュッと掴む。
「……光生と出会う前はたまに見てたけど…もう最近はずっと見てないよ……」
小さな声で教えてくれる涼ににやける顔が止まらない。
「……男同士でしてるのも勉強したくて最近見ただけで…1人でする時は光生のこと考えながらしてる……」
もうかわいすぎて胸が苦しい。ていうか俺のことを考えながらするなんてサラッと言ってるけど結構重大な事を言っている。
「………光生は?動画とか見ながらする?」
「ふふっ、しないよ。俺、涼にしか勃たなくなったから。」
「ぇえ!?な、なんで!?」
「あははっ!そんなに驚く?」
涼は顔を上げびっくりしている。こんな暗い部屋にベッドでふたりきりの状況でもやばいのに目なんて合わせられない。そんな気持ちがバレないように胸元に頭をグイッと引き寄せる。そのまま頭を撫でればずっと触っていたくなるほど髪はサラサラでやっぱり涼のいい匂いがする。
「……光生あったかい…」
ウトウトし始めた涼はそう言ってまたさらに擦り寄ってくる。暗闇に目が慣れ始めた俺はチラッと涼のことを見れば気持ちよさそうに目を閉じているからすぐに目をそらす。
「んっ……光生……」
寝そうになった瞬間にまた起きては眠たそうにしている涼はえろすぎる吐息を出し名前を呼びながら脚を絡めてくる。
「ふふっ、眠たいんでしょ?寝ていいのに。」
雷が気になるなら涼が寝るまで俺が起きておくのに唇をかわいく尖らせる。
「………やだ……せっかく光生にくっついてられるのに寝たらもったいないもん……」
なんだそれは。眠たくなった時の涼は無意識にいつも甘えてくるけど今日は特に刺激が強い。こんなことを言われてもえろいことを何もできなんて何かのバチでも当たっているのだろうか。
「こうぅ……」
いやそれにしてもどれだけ体をくっつけてくれば気が済むんだ。いろいろと当たっているし体温だって伝わってくるしなにより吐息がえろい。これ以上は本当に我慢の限界で少し体を離せばすぐにまたくっついてくる。
「……なんで光生離れていくの……」
起きたのか寂しそうな顔で拗ねる涼にバレないように深呼吸をしてグイッと引き寄せる。
「ふふっ、離れてないよ。涼のほう壁側だから狭いかなって思っただけ。もうちょっとこっちおいで。」
どんな時でも涼に嘘はつきたくないけど今回だけは許して欲しい。すぐに嬉しそうな顔をする涼は再びくっついてくる。この状況をいち早く抜け出す方法はもう涼を今すぐに寝かせることしかないらしい。俺が手を出してしまう前に1秒でも早く寝てくれと願いを込めながらトントンと背中を叩けばしばらくして寝息が聞こえてくる。
「はぁ~、、どんだけ我慢するの大変だったと思ってんの。」
俺の気も知らないでスヤスヤと気持ちよさそうに寝る涼のほっぺたを緩くつまめばフニャッと笑うからすぐに許してしまう。それからの俺は寝られるはずもなく時計を見れば朝の3時でやっと寝られたかと思えば体の上に何か乗っていてその重さにすぐに目が覚める。
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